廃墟ガールの廃ログ

廃墟探索の備忘録/廃墟のススメ

その42:住居跡【京都府京都市】

 

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2年ぶりの京都からお送りします。

 

 

*基本データ


場所:京都市北区(市バス「北野白梅町下車もしくは京福電気鉄道北野線北野白梅町駅下車)
行った日:2017/11/10
廃墟になった日:不明
詳しく:

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ココ


 
*評価


怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
 

 

前回の三ヶ根山スカイラインシリーズ(前編http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/11/13/220448後編http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/11/16/230807)からさらに移動し、古都京都でございます。

わたくし京都が大好きで、大学の頃は夜行バスで遊びに行っていました。運転免許は京都で合宿して取得しました。なぜ京都を好くか、いーちゃん小津龍宮城之介がいるからです、はい。

 

 

 

四畳半神話大系 (角川文庫)

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 とはいえ、廃墟としての京都は今回が初めてです。古都ですし奥が深そうな場所ですね。

 

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 京の都を歩いていますと、川沿いに廃墟、ございます。左側の住居跡がターゲットです。

 

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木が伸び放題で2階まで達していますね。

 

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アンテナは大暴走しております。

 

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木造建築でしょうか、外壁がけばけばになっています。

 

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さ、入口にまわりましょう。引き戸の玄関、音が鳴るだけの呼鈴、はげた木材、廃墟として、しっかりしています。

 

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さらにまわって移動しますと、全貌があらわになってきました。道端に電子レンジが落ちていますが、演出かと思えるくらい、この場所に合っています。立派な家屋です。

 

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赤い郵便受けの上の、ガス給湯器の上の、ガスメーターの上の、2階に見える扉は、何用なのでしょうか。とても気になります。あるときに増築したのか、あるいは続く部分が崩壊したのか、あのままでは扉を開けても危ないだけです。あれこれ想像するのがまた、楽しゅうございます。

 


*おまけ

 

さきほどURLを貼った記事にも書きまして、6年もiPhoneの待ち受け画面を鳥居にするほど、伏見稲荷大社は素晴らしい場所ですが、世界で1番おすすめの日本観光地になった昨今、人の出入りが多く、なかなか鳥居のみの写真は撮れません。

そんななかのたいそう貴重な1枚で、今回の記事の締めくくりとさせていただきます。

 

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鳥居は軽トラもくぐれるようです。

その41:プチホテル跡地【三ヶ根山スカイライン後編】

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さ、後半戦です。

 

 

*基本データ


場所:愛知県西尾市
行った日:2017/11/09
廃墟になった日:不明
詳しく:三ヶ根山スカイラインという有料道路の、第1見晴台むかいっかわ。前編(その40:http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/11/13/220448)はこの民宿のお土産屋だったと書いてあるサイトもある。


 
*評価


怖さ:★★★★☆
廃れさ:★★★★★★★★★★
入りやすさ:☆☆☆☆☆
 


*あれこれ

 

評価にもありますように、本件、最高に廃れております。

こちらは愛知県の山中を通る三ヶ根山スカイラインという有料道路です。前編も基本データにURLがありますので、併せて暇つぶしにどうぞ。

 

どれぐらい廃れているかといいますと‥‥寄ってきますのでとくとご覧あれ。

 

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 どん

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どん

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どん、と

 

文句なしの星ぶっちぎり評価であるのがご納得いただけるかと思います。

この朽ちっぷり廃れぶり壊れぶり

 

まるで廃墟代表、お手本のような佇まいです。

全国の廃墟のみなさんは、彼を見習ってほしいものです。

 

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反対側の眺めはこのようになっております。二階建ての建物ですが、屋根裏なのか吹き抜けなのか、丸いアーチ型の屋根の部分が特長的です。反対側からだとアーチ型がよく見えます。(車内から撮ったのでガラスを隔てており、色味は少しおかしいですが)

 

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運が良くこの日は晴天ですし、平日の山の中、ましてや過疎化の進む有料道路、たまに車が通りましてもiPhoneを構えてにやにやする廃墟ガールが1人のみ、怖いことはなにもありません。

ゆっくりと構造を眺めることとしましょう。

 

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建物は民宿というくらいですから宿泊施設として建てられたようです。振り返るとだだっ広い空間があり、もちろんそこも入れませんが、駐車場スペースとして使われていたと予想できます。そこに建っていた看板がこちらです。「プチホテル民宿」のはげかかった文字が目を凝らすと判別できます。

 

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入口です。ガラスはすべて抜けています。

 

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煤け具合や散乱具合、際どいバランスで存在する配置、どこをとっても完璧です。

 

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飾りのついた2階の壁? 柵? です。い空にい壁、汚れのとアクセントの、バランスとれています。

 

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 角っこはかなり危なげな状態です。斜めにむき出した鉄骨、た、たまりません。笑みがこぼれます。怪しくなります。

 

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中はこのようになっております。画面右に階段があり、2階へ行けるみたいです。その奥は白いタイルの囲みがあり、大浴場というかお風呂場なのでしょうか。建物の規模的に客室が2階メインで6~8部屋とか、1階に浴場と食道、フロントってな感じですかね。

 

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とんでもなく朽ちていて、絶妙なバランスを保って存在している建物です。神秘すら感じます。そしてまた、きっとこの建物も、刹那的なのです。もしかしたら記事を書いているこの瞬間にさえ、些細なきっかけで倒れて崩れてしまっているかもしれません。またひとつ、素敵な瞬間に立ち会えました。

 

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余談というかとてもどうでもいい情報で、わたしはiPhone歴約6年、ずっと待ち受け画面は京都の伏見稲荷大社です。鳥居萌えです。

ただ、この写真に待ち受け画面を変えてもいいなと、思えるくらいのベストショットです。

「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」がまた、いかしているでしょう。

 


*おまけ

 

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もともと、「愛知県 廃墟」で検索をかけますと、わりと上位に挙げられているのが「三州園ホテル」です。

ここが入れていれば、もしくは外壁が囲われていなければ、三ヶ根山スカイライン編は上・中・下の三部作でしたが、残念ながらこの有様でした。

 

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SECOM様も入られておりました。昔むかし、まだほんものの廃墟「ガール」といっても差し支えない頃、こういう廃墟にて監視カメラにばっちり映り、召喚された人にこっぴどく叱られた経験がありますので、入りません、決して。

その話は写真がどこかに残っていればまたいずれ‥‥。

 

その40:パールセンター跡地【三ヶ根山スカイライン前編】

 

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前後編です。

 

*基本データ


場所:愛知県西尾市
行った日:2017/11/09
廃墟になった日:不明
詳しく:三ヶ根山スカイライン内(さんがねさん/西尾市を通る有料道路)。

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このへん


 
*評価


怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
入りやすさ:★☆☆☆☆
 


*あれこれ

 

三ヶ根山スカイラインという、有料道路(なのに廃墟が道沿いに羅列されている山道)がございまして、いろいろ調べていますと廃墟の宝庫ライン(有料なのに)とのことで、名古屋につきましてレンタカーを借り行ってまいりました。

スカイラインのある場所はあの西尾市です。西尾といえば西尾維新です。わたしの大好きな作家さんです。

 

 

 

 

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三ヶ根山の中をくねくね登ります。いろは坂箱根ターンパイクのようです。わりと剪定されておらず車道に飛び出した枝や葉、白線が埋もれるほどの落ち葉など廃墟以前に管理状態には疑問がありました。片道400円くらいだったかと思います。

 

くねくねを繰り返してしばらく行きますと、右手に現れるのがこちらです。

 

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もう、晴れの日の探索が久々すぎてハイパー逆光です。画面が見えない場合は画面自体の明るさをいじくると見えます。毎度低クオリティですみません‥‥。

 

パールセンターと呼ばれるお土産屋兼茶屋でございます。

 

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手前にも別の看板があります。コカコーラが茨でぐるぐる巻きです。

 

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先程のコカコーラの脇、建物寄りにもう一本看板です。「NPO環境保全機構」「ゅうと」までは読めますが、正式名は謎です。

この絶妙な角度で止まった空間、意図的には作れません。

 

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そんな看板ズに囲まれ鎮座しますのは横に長い平屋です。「観音茶屋」とあるため、パールセンターは別名のようですね。開いた窓の向こうを細かく見てゆきます。

 

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雨戸(?)がばりばりに裂けて中身が見えます。たまりません。

右端の「火災予防上立入を禁止します」をスタート地点に、どんどん左に寄ってゆきます。

 

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ロープが張ってあってさすがに中には入れないので見にくいのですが、中は事務机や椅子がありました。

 

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ッだけなんでカタカナにしてしまったのでしょう。次の窓枠にはくたびれた雑誌がはためいていました。

 

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白飛びしていますが、雑誌の奥に当時店先に出されていたであろう「珈琲」の立看板が。

営業していた日々の当たり前の光景が思い浮かばれます。住居跡に見られる「生きていた跡」と同じです。

 

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山際に建つちょうどいい休憩所でお茶を飲んだり、お土産を見たりしてひと休みし、晴天の下ドライブ、ツーリングを再開する、現地の人や観光客同士で情報交換なんかしたりして、いわば三ヶ根山の憩いの場だった――かもしれないですし、自販機を見つけるのも一苦労の山道でやっと見つけた店舗、独占市場ということもあって気が抜けている、もしくは訪問者の足元を見ている価格設定、コカコーラ系列のよくある珈琲やジュース、お土産は山の麓の道の駅でも買えるアイテム、店員はぶっきらぼうで置いてある情報誌は過去のもの――かもしれないですし、想像の域を出ませんが、この廃墟も活き活きしていた時があったのです。

 

微塵もしんみりなんてしませんけれど、立ち止まったまままじまじとこの平屋を見つめ、考える機会を与えてくれます。

奥の深さ、とかほざいて通ぶるつもりはなくて、単純にこうやって妄想できるのも、廃墟の楽しみ方のひとつなのです。

 


*おまけ

 

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コカコーラ看板の近くです。画面右上にご注目ください。

 

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カメラが据えつけられています。これが廃墟化したあとについたのか、その前からなのかはさっぱりです。

ともかく、有料道路ならばまず廃墟をなくすところから始めては‥‥と、廃墟ガールですらつっこまざるを得ないスカイライン、後半へ続きます。

その39:永井メガネ店跡地【朝撮れ廃墟】

 

 

*基本データ


場所:愛知県名古屋市
行った日:2017/11/09 6:15 am
廃墟になった日:不明
詳しく:

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*評価


怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
 


*あれこれ

 

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朝撮れ投稿です。撮れたてフレッシュです。キュアハイキョです。

 

 

 

なんだか今年は名古屋に縁があるようで、早朝の名古屋を歩いていたら見つけました(ので眠気覚ましに文章を書いています)

 

ちなみに、撮ったのが6:15

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ですので、曇天廃墟に定評のあるこのブログ、今回空模様がいまひとつなのは日が出ていないからです。

(cf.曇天廃墟に定評あり→その27:http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/09/22/210734 その34:http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/10/21/235500エトセトラエトセトラ)


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室外機が目立ってます。良いです。上のかけこみ110番の看板のかすれ具合は「まさしく」といったところです。

 

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閉ざされた門の奥に気になる構造の螺旋階段があり、もうすこし近いショットを撮ろうと思ったのですが、通勤通学の方々がちらほら出できまして「週の真ん中、やっと折り返し地点の朝っぱらから変な人見てしまった‥‥」となりかねなかったのでやめました。

 

新築には出せない雑多さ、いつどこで見ても惚れ惚れします。

 


*おまけ

 

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早朝だったからただ営業時間外であるだけ説も否定できない案件ではあります。

一応インターネットで調べたので、大丈夫かとは思うのですが‥‥違った場合はすぐさま取り下げます。

 

昔、人が住んでいるか否かを見極める仕事をしていたことがありまして――というと語弊があり、人が住んでいる家に用があったので必然的にそうなった、が正しいですかね――電気メーターと、庭や玄関周りに物が置いていないかどうかの2つが基本ポイントなのです。

それでいうと今回の建造物はどちらもクリアしておりました。

 

ポイントの後者は例外が多々あり、生活感溢れる廃墟は例外からできるのであって、一概にはいえないのが事実ではあるのですが。

 

まとまりないけれど幸先の良いスタートが切れまして、遠出を楽しみたいと思います。

つぎの記事もおそらく愛知からお届けです。

 

その38:TSUTAYA市川大野店跡地

 

 

*基本データ


場所:千葉県市川市(市川大野駅から歩ける、少し遠い)
行った日:2017/11/04
廃墟になった日:2016/03/13
詳しく:

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ココ


 
*評価


怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:★☆☆☆☆(駐車場まで)
 


*あれこれ

 

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今回、珍しく撮影がとなりました。

青空の下の廃墟を撮れればベストなんですが、到着が遅くなってしまいこんなショットが続きます。何も写っていないとは思いますが、こういうホラーじみた雰囲気が苦手なかたはお引き返しいただけますと幸いでございます

 

にしても「ホラー映画はOK肝試しはNG」というスタンスだったのですが‥‥真っ暗で狭い水路を自転車でずんずん進んだりしているうち、(その5:日立の廃団地http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/23/125649)何食わぬ顔で街灯が反射するガラス戸に近づきiPhoneバシャバシャやるようになってしまいました。耐性ついたのでしょうか。

 

いずれにせよ、閉店の知らせを聞き最寄りの娯楽施設が自転車を30分こがないとないような片田舎ではまさに憩いの場であったTSUTAYAを失った悲嘆の声をあげた近隣住民(わたしのことです)の次はコンビニか、ゲオか、焼肉屋か居酒屋か何が建つのかあれこれ予想する淡い楽しみも虚しく、閉店から1年半経つ現在もなお、Tカードの色合いを保ったまま劣化の日々を辿っているわけです。

 

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周りはマンションが多く、需要的には申し分ないと思うのですが‥‥なにが理由だったのでしょうか。

 

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昔はこのガラス戸のところに、セブンティーンアイスの自販機や、1000円自販機なども設置されていました。

 

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虚無が続いています。

 

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買取は一足先に終了していました。こんなに狭い間隔で貼らなくてもいいんじゃないかなと思います。

貼っつけられた紙きれが1年半もそのままの状態で遺っているのはなかなかそそられるものがありますね。

 

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裏手にまわりまして駐車スペースです。鎖があって車での侵入はできません。

 

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正面入口のドアです。ガムテープで補強されているのが暗がりの中分かります。閉鎖前もひび割れえいたか、閉鎖してからだったか忘れましたが、施設老朽化も閉鎖の理由のひとつになりそうな塩梅です。

 

一体全体、ここはなにに生まれ変わるのか、まだまだ見守りたい場所でございます。

 


*おまけ

 

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わたしが1番お気に入りの「落下の王国」を借りたのも、空の境界シリーズで巴くんらぶになったのも、SHERLOCKシリーズでマーティン・フリーマンにわーきゃーしたのも、ここがあったからこそできたことです。

 

 

ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]

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 思い出深いですね。

 

その37:ホテルハイタワー跡地

 

 

*基本データ


場所:アメリカンウォーターフロント
行った日:2017/11/03
廃墟になった日:1899/12/31
詳しく:大富豪で探検家、ハリソン・ハイタワー3世の経営していたホテル。彼の謎の失踪により、ホテルは閉鎖となったが、のちニューヨーク市保存協会によって管理され、廃ホテルの中をツアー客参加者として入ることができる。
 


*評価


怖さ:★☆☆☆☆(暗闇の中を急上昇・急降下します。苦手な方は満点評価になるかと思われます)
廃れさ:★★★★☆
入りやすさ:★★☆☆☆(この日は最長220分待ちでした)
 


*あれこれ

 

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来ましたよ。晴れです。

冒険とイマジネーションの海には、1900年代のアメリカの街並みが続くエリアがあります。地下鉄や銀行、ブロードウェイの劇場、鉄道、クラシックカー、洋服に身を包んだ紳士淑女が行き交う賑やかな街ですが、誰もが背後にそびえ立つ黒い影には一切触れず、話題にもしないのです。

 

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(鉄道の入口です。余談ですがわたしはここのキャストさんの制服が1番好みです。)

 

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時は1912年(唐突に)

1899年の大晦日に、アフリカの秘境で手に入れた木製の偶像を残し謎の失踪を遂げた、大富豪で探検家、収集癖のあるハリソン・ハイタワー3世がオーナーを務める「ホテルハイタワー」は、オーナーの失踪に合わせて閉鎖、廃墟と化していました。

 

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がしかし、「ニューヨーク市保存協会」の名のもと、建造物としてホテルは現状を保護・修復・管理され、中を見学できるようになったのです。

 

(cf.大富豪で探検家→その10:http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/31/213034)

 

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入口掲示板は当時の、オーナー失踪に関する記事で溢れています。

 

廃墟ガールとしては、参加しない選択肢はありません。意を決して不気味なホテルの中へいざ、足を踏み入れます。

 

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薄暗い入口をくぐりますと、早速、ホテルフロントが大きくお迎えしてくれます。中も照明がぼんやりしていて薄暗いです。釣り下がった灯り、高い天井、クラシカルな装飾が見てとれますが、どれも古ぼけています。

 

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営業停止してから約15年もの歳月が経っておりますので、バックに大きな機関があるとしても、その廃れさは普遍のものとなっています。埃や蜘蛛の巣がはびこり、草木は枯れています。

 

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むしろ、この絶妙な状態を切り取ってしまったことに協会の偉大さを感じたほうがいいかのようです。

 

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少しぶれてしまいましたが、暖炉の柵には「高塔(ハイタワー)」の文字があります。

 

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フロント奥にはレストランもあります。営業していた当時は紳士淑女のみなさまが舌鼓を打っていたことでしょう。

 

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ツアー中、残念ながらハリソン・ハイタワー3世の書斎や秘密の倉庫、業務用エレベーターは撮影禁止となっており、次に写真の撮れる機会が訪れるのはプール(の跡地を改造した、お土産やグッズ売り場)となります。先程の西洋らしい造りとはかわり、ここは少しインド他東洋っぽさがあります。

マッサージやギムナジウム(子供を預かってくれるのでしょうか?)がプールサイドに隣接しているようです。

 

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こちらは‥‥ミストサウナ? なんの部屋でしょうか。

 

当時のホテルハイタワーの栄華や3世の収集コレクションを知ることができ、大満足のツアーとなっています。業務用エレベーターではちょっとしたハプニングが起きたり、みんな大好きシリキ・ウトゥンドゥにも会えますので、気になる方は是非! 行ってみてください。

 


*おまけ

 

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ええと‥‥大真面目です。

考えたこともなかったのですが、タワーオブテラーは廃墟なのです。

ほんとうはフロントのカウンターも写真に収める予定でしたが、魔法のチケットでしか乗れなかったため、撮れませんでした‥‥反省点が残ります。スタンバイで4時間弱待つのはさすがにできませんでした‥‥。スタンバイで並べれば、客室の鍵が入れられた棚や宿泊客帳簿のほうも見られたんですけれどね‥‥。

この記事をここまで読んでくださったみなさんは、読んでいないみなさんよりほんの少しだけこの廃ホテルについて詳しくなりましたので、次ディズニーシーに行く際には、「これって廃墟なんだなあ、いま1912年設定なんだなあ」と夢の国にもっとも似つかない「廃墟」というものについて、思いを馳せてみてください。

 

いやー、混んでいました。ちなみに本記事は「廃墟としてのタワーオブテラー」を書いたまでですので、「アトラクションとしてのタワーオブテラー」は全然違います。わたしは絶叫系が大好物ですので、ここ入ったら終始笑い転げております。ホットワインを嗜んでからのセンターオブジアースなど、たいそう盛り上がりました。(お酒を飲みながらアトラクションに並ぶことはできませんし、体調を崩しても自己責任ですので、どうぞお気をつけください)

 

ランドも好きです。

 

その36:千駄谷住宅跡地【渋谷区】

 

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今回の探索で1番好きなショットです。奥まで続くアングルが不気味さを出してます。

 

 

*基本データ


場所:東京都渋谷区(新宿駅から歩ける)
行った日:2017/10/28
廃墟になった日:不明だがさほど古くなさそう
詳しく:

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ココ。6棟から成る。
 


*評価


怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
 


*あれこれ

 

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住所は渋谷区、地名は代々木、駅は新宿、名前は千駄ヶ谷、果たしてその実態は‥‥? 6棟からなる団地です。(千葉県民混乱しています)

 

廃団地といえばその8(http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/28/213024)池島、そしてその5(http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/23/125649)の日立やその4(http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/07/22/182634)の水戸でもお馴染みでございます。関連記事にも出てそうですがURLも載っけておきます。

(昔むかし前略プロフリアルタイムがはやったときHTML的なものをいじくって遊んでいたときもありましたが今じゃさっぱりなので、URL羅列でご容赦ください‥‥)

 

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左右3棟ずつ、結構な範囲で廃墟化しているここ一帯を往来しながらカシャカシャiPhoneを鳴らし不審者ぶりを発揮してしまいましたが、楽しいひとときを過ごしました。

 

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こちらは4号棟です。残念ながら柵が入念に貼ってあり中には一歩も進めません。

 

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4の向かい、1号棟です。掲示板は貼り紙がまだしてあります。

 

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こちらは5号棟です。右手奥に錆びついた鉄の塊が見えるかと思います。

 

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さきほど貼っつけた団地群と大きく違うのが、ここ、敷地内に公園があるのです。「*基本データ」で載せた場所を示した地図の丸くりぬきにも、6棟の横道路側に、小分けにされた緑色が確認できます。

サイレントヒルの裏世界のような色合いの遊具が鎮座しているのです。

 

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2の横5号棟には、滑り台です。滑らなそうです。

 

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そして3号棟まできました。

 

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3号棟には鉄棒とブランコがありました。さすがにブランコは枠組みのみでしたが、もし鉄の鎖と板がくっついていたら深夜ひとりでに揺れる都市伝説の現場となりそうです。(ならないです)

 

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こうして見ると外壁やベランダ柵はわりと新しめで、廃れさは公園ほどありません。

 

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もう少し時期がずれていたら廃墟でない、生活の匂いたちこめる団地が、もしくはここまで針金が張り巡らされていない中まで踏みこめる廃墟があったかもしれません。

ただ、金網から除く錆きった遊具を眺めながら行き来するだけでも、かなりおなかいっぱいになりました。

 


*おまけ

 

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まあ、なんですけどね。

うまくいけば、つぎの記事は冒険とイマジネーションの海からお送りいたしますが、それでも雨です。梅雨よりも雨降ってますね、最近。