廃墟ガールの廃ログ

廃墟探索の備忘録/廃墟のススメ

その103:廃団地【渋谷区】

 

 

*基本データ

 

場所:東京都渋谷区神宮前3丁目18(原宿駅から歩ける)

行った日:2018/05/20

廃墟になった日:不明

詳しく:並んで2棟、少し離れた細長い1棟の計3棟からなる団地。解体計画は貼っていないもののかなりの好立地にあるため、すぐ取り壊されそうな予感。

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*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

またもやトーキョーマスター(都内廃墟情報に精通したお友達)からのタレコミです。もうトーキョーマスターというカテゴリを作りましょうか。グールではありません。本人に相談してみます。

(cf.トーキョーマスターソースハイキョ→その88:山手荘 - 廃墟ガールの廃ログとかその80:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログとかその69:廃ビル【東京都豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログとか)

 

今回はよく晴れてのような暑さの原宿に来ました。人の多さとこんな文化の中心地に廃墟があるのかという興奮がないまぜになり、とどめの陽射しが降りかかって汗が流れます。

 

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少し坂をのぼり、見えました。なんて綺麗な青空なのでしょう。


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こちらは裏口にあたるような小さな出入り口ですが、しっかり見逃さず封鎖されております。抜け目がないです。


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2号棟です。建物のがぱきっと映えております。電線もきれいな流れです。


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ただ、まっさらな面積に美しさを感じるのはここまででした。さすが文化の街HARAJUKUです。(cf.落書きマンション→その14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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そして、さきほどcf.でリンクを貼りました笠間のブラックマンションと違いますのは、柵や防犯カメラや注意喚起ポスターがあるにも関わらず、ということです。ブラックマンションはそれらなにもございません。これが都会との差ですかね。


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お犬様への貼り紙はまだ効力がございます。こうしてみると、落書きがなければ現役の建物に見えてきます。団地ですが茨城や赤羽で見てきたものとは違って、廃墟ですら文化的に思えてきます。


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少し移動しまして、3号棟でしょうか。こちらは横に長いです。8室×2階くらいはありそうです。


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保存状態:良  です。


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まあ、良の評価をつけられるのはここまででした。もうお決まりの展開ですので、こうなったほうが正規ルートともいえます。


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サイン集です。


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ラストはまったくの偏見ですがクローズ的ないしはHIGH&LOW的ショットで幕を閉じます。すぐ近くに特進コースと普通コースの校舎があり(ないです)、落ちこぼれ特別コースの校舎(違います)は離れていて、ふと野放しにすると他校と喧嘩するので(しません)、授業中はこうやって柵をして(違います)迷惑防止に努めているのです。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:2

ピンチです!

 

 

*おまけ

 

残りの4枚もなかなか趣のある物件です。が、1階に店舗が入っておりますので、半廃墟であるためカウントには入れません。おまけにて目の保養といたします。

 

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その102:中華料理 東洋軒

 

 

その100突破記念企画強化中→ある廃墟ガールの廃ログからの脱出 - 廃墟ガールの廃ログ

死ぬほど出オチています。暇つぶしにおじゃまいただけますと幸いです。

 

 

*基本データ

 

場所:東京都豊島区東池袋4-38-14(都電荒川線「向原駅」すぐ)

行った日:2018/05/20

廃墟になった日:2006/10か

詳しく:2階建ての中華料理店。

 

 

*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★☆☆

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

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こちらは都内唯一の路面電車都電荒川線です。くねくね線路と街が共存しており、京都や広島よりも距離が近いように感じます。


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向原駅(むこうはら)です。5月末のこのへんはバラが色とりどりに咲いており、バラを撮る方、電車を撮る方、バラと電車を撮る方と、さまざまな被写体さまざまなカメラが線路脇のフェンスにへばりついておりました。


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わたしはというと、バラや鉄道へは脇目も触れず、カーブをぐんぐん進みます。この日は空が高く暑い日でした。さて、上の写真にもうお目当てはお目見えしています。どこでしょう。

 

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こちらでした。信号のむかい、また撮りにくい位置にあるターゲットです。


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調べていたらあるサイトに閉店情報が載っており、もしそれがほんとうなら実に12年、ひとまわりこのままになっているということです。


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正面入口です。おなじみ養生テープ、ではなく、ガムテープがふんだんに使用されています。(cf.我らが養生→その48:住居跡【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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こういったお店は、換気扇や家の節々からただれ出た油や汚れの線が味に繋がるのかなと、勝手にイメージしております。チャーハンなぞたいそう美味しいはずです。


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食品サンプルが置かれていた棚と思われます。なぜだか白ペンキの手形のようなものが2セットありまして、最上段のばってんはガラスがそのままないので納得できますが、2段目の✕はちょっと目的が分からずじまいでした。(cf.将来の夢は食品サンプル職人→その81:住居跡【台東区】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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風通りの良い造りになっておりますので、奥を見ようと近寄りましたが、日曜の昼下がりにはここまでのショットが限界でした。人通りが多いのです。廃墟ばかり見ていればすべてこんな雰囲気ですけれど、ここは23区内、日本一賑やかなエリアです。


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裏手はこちらです。住まわれていた可能性もありそうです。


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店舗跡廃墟における基礎的要素を多く兼ね備えた建物でした。ごちそうさまでした。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:3

(団地、暗いやつ、山奥)

101~その101:住居跡&アパート【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

 

*おまけ

 

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ゴールデンウィークにほうぼうの廃墟へお散歩し、若干飽和状態になりましたため、たまには王道夜景でも‥‥と、中学の同級生紫芋ちゃん(この日は春色レモンタルトちゃんでした。)と出かけたのは工場夜景クルーズです。おまけに載せてキラキラ補充といきましょう。


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普段iPhoneからしかブログを見ないので画像サイズは均一なのですけれど、こちらはデジカメで撮った写真です。画質が段違いです。


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「K」は川崎港まわりで、という貿易船へのサインなのだそうです。このクルーズにカップルで乗りこみ、この表示灯が見えてきたところで「この『K』ってさ、なんのKか知ってる?」「えっ、なに?」「結婚しよう(指輪パカッ)」というクソみたいなプロポーズ方法を考案し紫芋ちゃんと爆笑しておりました。表示灯はいくつかあるので、「感激です」「結構です」「キモい」のいずれかで返答可能です。しょうもないです

 

その101:住居跡&アパート【板橋区】

 

その100突破記念企画強化中ある廃墟ガールの廃ログからの脱出 - 廃墟ガールの廃ログ

死ぬほど出オチています。暇つぶしにおじゃまいただけますと幸いです。

 

 

*基本データ

 

場所:東京都板橋区(その100の近く。cf.その100:店舗跡×4【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

行った日:2018/05/03

廃墟になった日:不明

詳しく:

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このへん

 

 

*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★☆☆

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

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基本データにリンクを貼りましたその100の大通りを少し横にスライドしまして、生い茂る緑を目印に少しだけ曲がると、離れか倉庫の役割をしていたかのような一軒と、その隣にアパートがまるまる廃墟になっているのが発見できます。


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まずアパートからです。(cf.アパート廃墟仲間→その88:山手荘 - 廃墟ガールの廃ログ)


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壁面の黒ずみに歴史を感じ、改装されないままの黒に終焉を感じます。


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各窓は打板がされていたり、小さな植木鉢の忘れ物があったりと、やはりこういった物権の窓たちは個性派になろうと精を出すことに余念がないようです。(cf.個性派窓→その94:【お待たせしました】クイーンシャトー【元住居から徒歩3分】 - 廃墟ガールの廃ログその69:廃ビル【東京都豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログその48:住居跡【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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奥の階段です。


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手前の階段です。どちらもロープが張り巡らされています。


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正面入口、1階のみなさんの共用廊下といったところでしょうか。引き戸がなぜか少し開いています。しばらく凝視してみましたが鼓動が速まりましたのでやめました。


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そして隣へ移りまして、こちらがさきほど書きました倉庫か納屋か離れかの物件がこちらとなります。


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ななめのトタンななめのロープななめの木がもう、はい、ごちそうさま、となってしまいます。

 

眠れぬ夜の奇妙な話コミックス ななめの音楽1 (ソノラマコミックス)


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網戸が屋外の珍しいデザインです。ここでほ平衡感覚が試されます。


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この雑多さ、これこれ、と思わず声が出ます。アパートとセットで楽しめました。

 

 

*廃墟残

 

残りストック:4

(中華料理、団地、暗いやつ、山奥)

‥‥新機能。備忘録と自分へのお知らせ、ちょっとした予告です。先に書きたい/読みたいものがあればいち抜けします。ハイキョザン。

 

*おまけ

 

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100回の記事、また100記念の記事に、おめでとうやたくさんのお星様、遊びましたというコメント、ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。101なのにまだ感謝しきれていません。まだ余韻に浸りつつも、とまってばかりでも(せっかくブログ用にとさまざまな角度から撮りためた微妙なクオリティの写真たちを消化しないと)いけませんので、ぼちぼち、進みます。

ある廃墟ガールの廃ログからの脱出

 

 

※追加:タテ9ヒント(06/11)

※追加:コメント欄にクロスワード後のヒントあり(6/12)

 

廃ログについて - 廃墟ガールの廃ログ

こちらはとある「廃墟ガールの廃ログ」です。

 

いままで好き勝手に廃墟や空き家や跡地をiPhoneの雑なクオリティの写真とともにメモしていましたが、つい先日その100をめでたく迎え、そこからしばらく更新があき、新たな記事は現れるきざしが見えません。つまりはその100までの#廃ログから脱せていないのです

――少々こじつけがすぎますでしょうか。極論、こじつけ、思い込み、いずれも正解です。ただ、100以降へ進むには、一歩が必要です。

 

そもそも、

廃墟だから風通しの良い環境にあって閉じ込められることはない? 確かに。

別にこれでブログが終わるんでなし脱出することはない? 確かに。

仮に脱出ゲームだとしてゴールが不確実? 確かに。


SCRAPさんのように小洒落た設定は特にありません。ある「廃墟ガールの廃ログその1~100からの脱出です。新天地へゆくのです。一皮むけるのです。そのための、お礼と語りがゴールです。そこへたどりつければその101も書けます、脱出成功です。(という体で進みます。まったく廃墟紹介ではなく、100までつづいたご褒美とお遊びです。なにをやっているのでしょうこのひとは。)

 

 

脱出成功への第1関門は言葉遊びである。その1~100に散りばめられたニッチな五十音の隙間を縫うようにすすみ、くみたてると、次が出てくる仕組み。

 

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タテのカギ

2.〇〇〇を失いそうなほどの緑(その61:フレンドショップにいはり - 廃墟ガールの廃ログ)

3.「呪われた鈴木家」はこちらの〇〇の場所となります(その90:【ホラー】鈴木家跡【茨城県水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ)

4.「はいきょがあると探検願」を作る際はじめにすること(その70:店舗跡【広島県尾道市】+廃墟探検願カードをつくりました - 廃墟ガールの廃ログ)

6.ドッジボールスポット〇〇〇公園(その56:住居跡【千葉県市川市/廃墟とは】 - 廃墟ガールの廃ログ)

7.「変わる廃墟展2017」はあくまでも廃墟がたくさん見られる場所に行ってきたよという〇〇〇〇で書きました(その78:「変わる廃墟展2018」 - 廃墟ガールの廃ログ)

9.「消化器のある廃墟の静物画」は〇〇〇(その2:住居跡【千葉県松戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ油絵の別の言い方をする)

10.つまんないの、とでも言いたげな口調。声の〇〇〇は変わらない。(その44:大衆割烹鉄平跡地【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

ヨコのカギ

1.猿島に夏にいる人たちの略称(その9:猿島【探索時期注意】 - 廃墟ガールの廃ログ)

4.〇〇神町アパート(その4:県営釜神町アパート跡 - 廃墟ガールの廃ログ)

5.ひっそりと〇〇〇〇しました(その16:歯科医院跡地【東京都】 - 廃墟ガールの廃ログ)

7.その24:ウェアハウス川崎【ついに九龍城】 - 廃墟ガールの廃ログを書いたのは〇〇曜日

8.余談ですが、遊園地といえば〇〇ガリバー王国にもいつか行ってみたいです。(その5:廃団地【茨城県日立市】+α - 廃墟ガールの廃ログ)

9.この記事の最後の写真は〇〇〇〇2人のひとのシルエット(その62:住居跡【茨城県小美玉市】 - 廃墟ガールの廃ログ)

11.〇〇トレック(その68:弁天横丁【川越浪漫散策3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

12.三ヶ根山〇〇〇〇〇〇(廃墟ガールの廃ログ)

 

 

ひまで、ひまで、ほんとうにひまなときに、ぜひおひまつぶしのひとつとして、遊んでみてくださいませ。

そして、もし遊んでくださった方がいらっしゃって、どけなもんか、だっしゅほーい(リアル脱出ゲームの世界の意識の高い方たちは脱出が成功することを専門用語でこう呼ぶそうです。ちなみにわたしはリアル脱出ゲームではみんなで分からない分からない騒いで絶対脱出しないこと自体を楽しむ派におります‥‥。)された方がおりましたら、コメントいただけますと、跳ねて喜びます。承認制なのでネタバレしても大丈夫かと思われます。ほとぼりが冷めたら(この程度のブログ即冷却です)承認させていただきます。

 

壮大な出オチ失礼いたしました。つぎはその100の近くの物件で別段いままでと変わらずの形式で(脱出云々言っているくせに変わらないのかよ)、メモを残してゆきます。ありがとうございました。

その100:店舗跡×4【板橋区】

 

 

*基本データ

 

場所:東京都板橋区(都営三田線本蓮沼駅」から歩ける)

行った日:2018/05/03

廃墟になった日:不明

詳しく:

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ピンあたり一帯。

 

 

*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★★☆

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

 

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都営三田線本蓮沼駅(もとはすぬま)の近く、国道、片側二車線道路の片側に、しれっと彼らは佇みます。囲ったところがどうやら廃墟地域のようなのです。


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地図でいうところの上端に到着しました。ダンボーを持っておりませんため自転車を置いてみます。(このあと安全なところに移動します。)こちらは、交通量の多い道路に沿っておりますので、撮影難易度でいうと高い部類に入ります。(cf.同類→その67:店舗跡(モリヤ人形店隣)【川越浪漫散策2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

 

 


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奥の造りは蔦と謎に包まれています。


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最大限全貌をとらえた写真がこちらです。基本的には、ただどんどん奥まで一軒ずつ見ていくと、別の特徴が見えてくる地域でした。


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1軒目はこちらです。

建物をふちどる生きる緑と、枯れてしまった入口のないのっぺりした顔と、廃墟を背景とみなすやんちゃな落書きの三つ巴戦、カラーコーンで一線引かれていて絵画のようにも感じます。


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そしてお隣へ。


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内にためるタイプの1軒目とは異なり、かなりオープンな造りです。斜め上の角度からは階段も見えたと記憶しています。じゃばらのドア、寸足らずですがその意図はわかりません。


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ずっと隣接をしている、廃墟から廃墟へ移ります。つぎはがテーマカラーです。


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緑は減って、状況が分かってきます。落書きは依然続きますが、開きかけの入口、雑多な店内、つい最近まで営業していたかのような躍動感です。屋号は消えている、美容院でございます。(cf.その92:住居跡&店舗跡【水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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中は、じっと見ていると、すこし、背筋が寒くなります。帰ってきてお風呂に入っているときに背後を気にしてシャンプーどころでなくなってしまう前に、お隣へ移りましょう。


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奥へ進めば進むほど、文字情報が多くなってゆきます。「たばこ」です。

 

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薬局というか、化粧品などをメインに売っていたお店なのかなと思います。左に特集の組めるショーウィンドウ、右にタバコ屋、落書きと蓄積された汚れで曇ったガラスの中はもう少しカオスのようです。


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陳列棚や商品の容器の数々が、見えてきます。(マジックアイではありません、普通に凝視するとわかります。)


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美容院にも斜めに倒れたままの「資生堂」の文字があったため、提携というか導入というか、していたのでしょう。


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営業中だったとしてもこんな雑な積み上げ方はいけません。


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で、4軒目まで不審者となりさがり観察してみました結果、先程書いた緑以外の特徴とのことで、美容院と薬局はこんな半端な片付け具合で時を止めるのは営業サイドからしておかしいですし、イレギュラーな理由があってやむを得ず運営停止の運びとなったのかなと予想しました。加えて隣接する店舗すべてが廃墟になっているため、仲間になる順番などはもしかしたらあったのかもしれませんけれど、一線をずらっと区切るカラーコーンを見るに、ひょっとして火事かな、そんな可能性もあるのかなと、ますます別のアングルからや、2軒目の中身や、見てみたい衝動に駆られ、しかし葉蔵坊ちゃんのように世間に道化せねばとの強い無意識には勝てず、そのあとの展開といえばみなさまの想像するところの通りでございます。廃村、とまではいきませんが、都内にこんなつづく店舗跡、まだまだ世界は広いなと思わざるを得ないお散歩となりました。

 

 

斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇 (文春文庫)

 

 



 

*おまけ

 

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これで廃墟の紹介を100、しました。

100だけの限定でハイキョちゃん的キャラクタが会話調に紹介する記事にしてもいいな、なんて軽率に考えもしましたが、ここだって100のうちの1にすぎないため、ふつうにふつうをすることにしました。ありがとうございます。キャラクタを考えるのが面倒になったわけではありません。

つぎは「その101:」ではなくて、自分で自分をお祝いする祭りになる予定です。きも

 

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余談ですが前回記事にした鳥取旅行をしている間、アクセス数がおかしくて気が気でないひとときを過ごしました。そんな万人受けするブログではないし、数字を伸ばすなにかも一切していませんし、他SNSの連携もありませんし、なんだったのでしょう。ここまでくると、嬉しい思いよりもハテナがいっぱいでしたけれど、インターネットの世界ではルーチンにとどまらない出来事もあるんだなと勉強になりました。

そんなこんなで、その100、でした。おめでとうございます。

 

その99:WHITE CONG跡地【解体秒読み】

 

 

*基本データ

 

場所:東京都北区上十条4丁目11-8

行った日:2018/04/30

廃墟になった日:不明だが2016年8月時点では営業していなかったもよう

詳しく:上記住所で調べたところ出てくる法人名は2016年に登記場所が変更になっているが、看板にある株式会社東京スポットとは別会社のよう。物件を賃貸していたのか、管理会社なのかは不明。

 

 

*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

絶望の月末におりますが、そういうときはストレス解消にブログはもってこいです。(cf.尖りすぎるとこうなる→その87:店舗跡? 【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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おじゃましたのはひと月前のことです。自販機群の向こうの廃墟のような看板の向かい、大きなマンションの手前に位置する物件がターゲットとなります。


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細長の上に、電飾と看板の成れの果てが置いてあります。そして横から飛び跳ねる「安さ 爆発 遊びDS(デス)」の文字列。DEATHと書く語尾の方は見たことがありますが、これでこう読ませるパターンは初めて見ました。

 

 

黒執事 コミック 1-26巻セット

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ただの会社ではなく、店舗系だったかと予想されます。遊びDSから連想される商品はなんでしょうか。レンタルビデオやゲーム屋さん、漫画など娯楽性の高いものかなと、漠然と考えつきました。


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メーターはもぎとられています。(cf.その89:住居跡【東京都新宿区】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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交通量の激しい通りに面しているためあまりうまいこと写真は撮れておりませんが、店舗の入口と事務所が横に伸び、事務所側が細長く5階建てになっている形のようです。


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見あげたアングルばかりです。

 

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事務所側の一番端のドアには、ものすごく小さな標示にてテレビドアホン録画中とあります。ひみつ道具のような名称、セキュリティ高めの廃墟です。


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そしてひろがるベニヤ板養生テープの世界が目に入ります。廃墟と養生テープの組み合わせはよくありますね。


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面白がってどんどん近づいてみたものの、さほど面白くない写真たちです。こんなに「とりあえず」の様相で、意外と何ヶ月何年も固まり、真新しいテープたちも晴れて廃墟の一部分として馴染んでいく姿は、よく見受けられます。(cf.養生テープたち→その48:住居跡【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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そしてはびこる外的要因からの落書き、見慣れた光景です。どこにでもスプレーのサインは参上します。

工事予定の貼り紙によると、5月18日から解体作業が始まるとのことですので、今ごろはすでに少しずつ、崩れゆく最中なのでしょうか。


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縦横無尽に走る電線、電柱の黒線が良いアクセントとなった、喧騒の中ひっそりと解体を待つ物件でした。

 

*おまけ


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その98:【砂丘モード】住居跡【鳥取市】

 

 


*基本データ

 

場所:鳥取県鳥取市

行った日:2018/05/05

廃墟になった日:不明

詳しく:

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日交バス「中湯山」停留所上。

 

 

*評価

 

怖さ:★★☆☆☆

廃れさ:★★★☆☆

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

ナポリの太陽のあとは、お馴染みの緑多き住居跡を見つけました。(cf.その97:ナポリの太陽【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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バス停を目印に坂道をのぼるのですが、上から見たって下から見たってばかりが目立ち、全貌が掴みにくいです。


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入口はおそらく下3枚なのですが、疑問符が感嘆符に変わることはなく、この場をあとにしました――


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画面左よりにある灰色が塀なのか、なにかしら建物の一部でありそうでして、しばらく周りをくるくるしましたが、長閑な田舎の風が吹くだけでございました。

 

 

*砂丘モード

 

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そもそも、今回僻地鳥取に旅立った目的は、植田正治写真美術館にて植田調を存分に吸収し、


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(やはり植田さんといえばこのボーラーハットです。このコーナーでは据え置きのお帽子があり、構造的に絶対逆光=人物がシルエットで撮れるという粋なもの。わたしは持ち込み帽子がありましたので不要な演出でしたが、現代人の――もちろん当ブログを含めたところの

――SNSに支配された心をくすぐる試み、憎いです。)


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砂丘にて砂丘モードごっこもしくは砂の女ごっこをするためなのでした。


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相棒しあちゃんが彼氏目線並の素敵な瞬間をたくさん切り取ってくれました。感謝してもしきれません。

 

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自分は吹き荒れる砂と潮をふんだんにとりこんだ風に髪の毛をいくら持っていかれようと、洋服やカバンが砂にまみれようと、自身の靴の中に小さな砂山を2つ作ろうと、柔らかな砂粒の斜面を這いつくばって、わたしを撮ってくれました。


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また行きたい、鳥取県です。

 

*おまけ


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普段ブログは夜寝る前に書くことが多いのですが、いまここに来ておりまして、波乱の予感満載である決勝の始まるのを待っております。ここに来るのは今年で3度目です。場所をとってからの待ち時間でフェス気分を味わいつつ、廃墟にも思いを馳せております。脳内が忙しいです。が、もう始まりますので、目の前の幕張の海へ戻ってこようと思います。