*基本データ
場所:中野ブロードウェイ2階
行った日:2017/09/02
廃墟になった日:2016/05/28
詳しく:正式には廃墟ではない。閉店したタバコ店の廃墟を模した会社のオフィス。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:★★★☆☆(+α含む)
*あれこれ
廃墟ではないんです。
いやーばっちり騙されました。
「カオス」の一言がふさわしい中野ブロードウェイです。色鮮やかな店内も、ぐるりと回って外から見てみると程よい寂れ具合でテンションが上がります。
そんな中野ブロードウェイ、上はマンションになっているのですね。散髪、洋服、整体、病院、文具、百均、本屋、靴屋、生鮮食品、酒屋、時計、眼鏡、宝石、画材、ソフトクリーム、占い、カフェ、アニメグッズ、漫画グッズ、ゲームグッズ――え? むしろなにが買えないの? というくらい、住人にとっては凄まじいラインナップです。まんだらけ本社や数々のオフィスもありますので、このマンションを借りて就職すればノンストップブロードウェイライフの完成です。
2階に「ジンガロ横丁」というオフィスがありまして、そこの外装が古き良き横丁スタイルとなっており、入口横に閉店した分田煙草店は存在します。
あまりの完成度の高さに本物の店舗と勘違いする人が多く、泣く泣く2016年に閉店したそうです。(※という設定です)
人工廃墟、未来に遺そう日本の建築プロジェクトとして将来意図的に増えるかもしれません。
休診日のお医者さんフロアもなかなかの見ごたえでした。
ちらりと写るトートバッグの絵柄はパワーパフガールズです。廃墟に帽子をかぶってパワーパフガールズのトートバッグを持っているおばさんがいたら、だいたいわたしです。
地下階なんかはわりと小さい店舗がひしめき合っているイメージでしたが上の階にはわりとシャッターも多く、雑然と静寂が渦巻く文字通りの「混沌」の地でございました。
*おまけ
ブロードウェイ内ではありませんが、中野の自販機ではバトロワが行われるようです。