*基本データ
場所:東京都豊島区
行った日:2018/06/23
廃墟になった日:不明だが最近まで現役だった雰囲気あり
詳しく:
バブルスカラーのところ。ぎりぎり豊島区。
(cf.ブロッサム→その106:東京スポット北池袋店 - 廃墟ガールの廃ログ&バターカップ→その105:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
パワパフ三部作も本物件にて終了です。豊島区と板橋区の境は池袋駅から歩けてしまうことも、ごちゃっとした繁華街をひとたび抜ければこんなに歩道の広くてフラットな住宅街が広がっていることも、それでいてぽつぽつと地図上で黒く見える染みのような廃墟が飛び散っていることも、歩いてみるまで知りませんでした。東京の魅力は底抜けですね。
よくある、車両進入禁止(軽車両を除く)のタイプの歩道です。この歩道自体は歩行者の安全を鑑みて造られたものと予想しますが、木は成長し放題街灯少なめ脇は廃墟の三拍子でしたので、あまり安全そうではありませんでした。雨も降っていてなおさらどんよりとした雰囲気が続いています。
Google先生で調べたところ1階はなにか飲食店の店舗だったみたいです。2階は住居の組み合わせでしょうか。
大小様々なタイプの窓や引き戸があって、近代アートのようで眺めていて飽きません。
今回のベストショットです。先ほども書きましたがこの小さな窓、換気口と三つ子ちゃんになっていて可愛いです。萌えです。加えてWindows98のスクリーンセーバーばりのパイプの大胆な動き、画面いっぱいに広がります。わたしはレンガの迷路をひたすら右往左往するパターンが好きでした。その当時家にはMacintoshしかなく、家電量販店に出かけたときに声がかかるまでデモ用のうねうね動く迷路やパイプを見つめるのが密かな楽しみでありました。ええ、スクリーンセーバーの話はどうでも良いのです。電気メーターさんもしっかりコードが引っこ抜かれておりますので、心配ご無用です。(cf.空き家か迷ったらメーター→その39:永井メガネ店跡地【朝撮れ廃墟】 - 廃墟ガールの廃ログ)
やはり窓が面白い配置をしています。現代のおうちは窓が小さくて少ないものが多いと聞きますので、廃墟の窓たちの面白さにスポットを当てるのも良いかもしれません。(cf.その80:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログ)
駅から遠い住宅街の入口で、みなさんの井戸端会議場になっていたのでしょうね。調理やおしゃべりの声、食べ物と油の香り、立ちこめる湯気あるいは煙をすべて受けとめて、2階のひとは暮らしていたのでしょうね。そんな情景が浮かびました。
*廃墟残
残りストック:3
少なくなってまいりました。