*基本データ
場所:ファンタジーランド
行った日:2018/11/09
廃墟になった日:1983/04/15?
詳しく:正確には廃墟ではなく、現在も999体の亡霊が住んでいる古びた洋館。ゲストはスムーズに進む黒い椅子に乗り洋館内を見学することができるが、亡霊たちは訪問客の中から1000体目の亡霊になる者を吟味しているともいわれている。また、毎年9月~翌年1月まではものものしい雰囲気から一変、ハロウィンタウンの愉快な仲間たちがサンディクローズに扮したジャック・スケリントンを筆頭にハロウィン×クリスマスの世界観を創りあげる。
*評価
怖さ:★★★☆☆(暗闇の中を大きな音や突然出てくる亡霊とともに進みます。苦手な方は満点評価になるかと思われます)
廃れさ:★★★☆☆
入りやすさ:★★★☆☆(この日は最長50分待ちでした)
*あれこれ
やってまいりました。(cf.経緯→その136:住居跡【TBS隣】 - 廃墟ガールの廃ログ予告→その141:たけや家具店&マザータケイ&さとみや豆腐店【桐ヶ丘中央商店街】 - 廃墟ガールの廃ログ)
夢と魔法の王国の中でも、ひときわきらびやかなファンタジーランド、の、中に、びっくりするほどトーンの落ちついた洋館があります。子供たちの憧れによりいつも大人気の空飛ぶ象試乗体験の手前からも、鬱蒼とした木々とマンションは姿をのぞかせます。おまけにこの日はここを取材する(という体なのです)ため、雰囲気づくりを手伝ってくれているかのような、どんよりとした天井でした。(写真がぼやけます。)
このクラシカルな造り、さぞかし歴史のある建物と素人目でもひと目で分かります。上空を飛ぶカラスのような鳥も、周りを囲む木々のフレームも、ここが亡霊たちの住む場所と知ってか知らずか、オプションアイテムのようです。
ただ、そんな恐怖の舘も時期によってはファンタジーランドらしく賑やかになります。亡霊たちもハロウィンやクリスマスといったイベントには敏感のようでした。ゼロかわいいです。
亡霊の真相や廃洋館の噂を聞きつけては、廃墟ガールとしては足を踏み入れずにはいられません。そうはいってもやはりムードがありますので、もう少し日が暮れるのを待ちましょう。スペースマウンテンとか、乗りながら。(廃墟ガールはジェットコースターが大好きです。)
数々の色や光や音楽に心洗われていると――
雰囲気が出てまいりました。そろそろ頃合いです。進みましょう。
ジャック・スケリントン氏も明るいうちに見たときとくらべ、心なしか邪悪な笑みを浮かべています。(そうでしょうか)
トレンドを捉えた細やかな飾りつけです。ただし、そこまでじっくりと眺める暇がなく、ぶれっぶれのカボチャと相成ってしまいました。
残念ながら舘の中ではスマートフォンの使用は禁止されており、壁が伸びる部屋や「セーフティバーはわたしが上げる」でおなじみの黒い椅子(今は黒いソリ)や延々と続く廊下や舞踏会の様子や亡霊の飛び出す墓場などはカメラに納めることはできませんでした。
まだお住まいの方々がたくさんいらっしゃるので廃墟ではございませんが、どんなに霊感がなくてもはっきりと全身を拝むことのできる亡霊たち、今だけではありますがブギーマンやゼロやロックショックバレルたち、にも会えますので、気になる方は是非! 行ってみてください。
有名すぎる待ち時間13分表示です。iPhoneSEの限界で時計の文字盤は白紙に戻りました。
*廃墟残
残りストック:2
*おまけ
ええと‥‥大真面目ですパート2でした。(cf.パート1、冒険とイマジネーションの海→その37:ホテルハイタワー跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)
ホーンテッドマンションは廃墟なのではないか? という視点からのメモでございました。廃墟ではありません。999名も住んでおります。平日にゆくパークは、かなり空いていました。東京ディズニーランドは、なんだかんだわたしより年上です。ディズニーランド先輩です。35周年、おめでとうございます。
彼氏目線の撮影はしあちゃん、いつもありがとうございます! (cf.高校のときのお友達→その98:【砂丘モード】住居跡【鳥取市】 - 廃墟ガールの廃ログその127:なにかの枠組み【スカイレストニュー室戸を目指して】 - 廃墟ガールの廃ログ)