*基本データ
場所:東京都渋谷区円山町(渋谷駅から歩ける)
行った日:2019/11/30
廃墟になった日:不明
詳しく:2階建ての店舗兼住居跡地。おそらく居酒屋のようなジャンルだった模様。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
ひさびさにトーキョーマスター案件となります。(トーキョーマスターとは深夜徘徊が趣味のおともらちで、都内のそこここに廃墟を創造してくれます。バーにも精通しておりバー仲間でもあります。)(創造はしません)
渋谷駅はスクールカースト上位の若者が集まる場所、という認識がいつまで経っても拭えない廃墟ガールです。センター街、タワレコ、109、LOFT――そのまわりしか歩かなければ、最先端の文化とそれに置いてけぼりを食らわないように必至で着飾った若者たちの巣窟、としか思えないかもしれません。ただ、奥へ奥へ歩くと、こんな面白い地形にも出会いました。円山町はキャバクラやラブホテルが多い華やか賑やか生々しいエリアなのだそうです。
ですのでこのお店にもきらびやかな女性が肩を組んだおじさんや終電を気にも留めない男女などがお客さんとして連日中を賑わせていた可能性は大いにあります。
こうして切り取ると、そんな風景はまるきり身を潜めてしまうのですが。(cf.切り取ったら避暑地→その88:山手荘 - 廃墟ガールの廃ログ)
正面です。冬特有のさもしい蔦たちの半年後も見てみたいものです。(cf.枯れ蔦→その46:青空薬品 - 廃墟ガールの廃ログ)
ポストだった長方形はガムテープの連続に変わっていました。(cf.ポストあれこれ→その71:住居跡【広島県尾道市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その90:【ホラー】鈴木家跡【茨城県水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その192:中国オニマル/にちはら天文台【詰込山口3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ちょっと寂しい気がしたので「#廃ログ」を吊り下げておきましたが、ここにはお店の提灯かなにか、営業時間の夜でも目を引くような、なにかが提げられていたのでしょう。
2階はどこかで見たことのある眺めです。(cf.その77:松崎たばこ店 - 廃墟ガールの廃ログ、その64:マツザワ自販(株)【月曜から出オチ】 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
裏へまわると店舗然とした佇まいはさらになくなります。
そして最後に観察した一辺はまるまる駐輪場となっていました。
この駐輪場のお名前は「京王サイクルパーク 神泉円山町」というそうです。歪な台形分がグレーアウトしていることが見てとれます。この駐輪場にとって最寄りの建造物は存在ごとノーカウントにされているのです。なにか背景には力が働いたり働いていなかったりしているのでしょう。わたしには分かりません。
おいしいお喫茶、ファッション誌のスナップのようなNintendo、にまぎれた花街廃墟でした。(cf.顔面雲隠れ→その213:【画像大量】廃電車&住居跡&店舗跡&廃旅館&廃銭湯etc【江戸東京たてもの園】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*廃墟残
残りストック:1(!!!)
*おまけまんが
たまにやらかす自己満らくがきはカテゴリ「なぜか廃ログに投下される漫画のようなもの」参照のこと。いやこんかいはいつも以上にやっつけですね……UN-GOを見るのに忙しいもので……。気にくわず消す可能性もございます。