その524:生口中学校【爆走海道4-1/6】

*基本データ

場所:広島県尾道市瀬戸田町御寺1209(せとだちょうみてら)

廃墟になった日:2013年廃校

詳しく:生口島(いくち)にある県道317号線沿い、1947年開校の中学校。同じ生口島内にある瀬戸田中学校に統合され廃校に。

*評価

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★☆☆☆☆

見つけやすさ:★★★★☆

*あれこれ

副音声。爆走海道シリーズは4で終わりです。つまりあと6記事。6もあんのか……後ろもつっかえ気味なのでさくさくゆきます。(cf.バックナンバー→その519:みはらし温泉【爆走海道1-4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その520:ゴミ焼却場【爆走海道2】 - 廃墟ガールの廃ログ、その523:new ROMA【爆走海道3-3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

かなり状態のよいままになっているのでしょう。正面側からは公衆トイレとしても使えるのでそのまま入れるのだとか。すこし南国ちっくな雰囲気。

枯れ草の植わったビニールハウス。上2箇所だけ斜めに空いている。廃墟もこまめな換気が大切なのね(？)。

しまなみ爆走海道。

海沿いの小学校。海とともにある3年間なんだろうなあ。

縦に長いひとが鬼で真剣に逃げ惑う小さいひとたちの図に見える……しかし非常に学校らしいデザインの気がする。(cf.その312:【プチ冒険×廃ログ】足立区立五反野小学校跡【じゃない】 - 廃墟ガールの廃ログ)

見上げれば各教室にテレビが吊られている。ガール現役だった頃、たしかにそんな教室だったかもしれない。窓側の席の子は海を見ながら授業できるのか……すさまじいロケーションだ……

跳び箱ひさひぶりに見た！ かわゆい。本物の跳び箱、1段くらいなら場所取らないし椅子とかにかわいくない？ って思った時期があった。あみあみ越しに見る感じがその479:旧志賀小学校【海辺和歌山1/10?】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出す。

一脚だけ椅子がほっぽりだされていた。ひなたぼっこ用でないなら、撮影案件用に作為的に置かれたものかもしれない。ノスタルジーを得るには格好のアイテムだから、まあ撮るよね。

*おまけ

危ないので気をつけましょう。

サブタイトルが爆走海道たる所以。瀬戸内海の波は穏やかってほんとうなんだなあ。

その523:new ROMA【爆走海道3-3/3】

*基本データ

場所:香川県善通寺市吉原町(ぜんつうじしよしわらちょう)

廃墟になった日:2014年頃か

詳しく:全13室からなるラブホテル。2012年時点では営業していた模様。

*評価

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★☆☆

見つけやすさ:★★★☆☆

*あれこれ

なにを示しているかさっぱりの看板から始まる副音声。ストック過多により強制的にブログ特化月間に。(cf.バックナンバー→その519:みはらし温泉【爆走海道1-4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その520:ゴミ焼却場【爆走海道2】 - 廃墟ガールの廃ログ、その521:社宅跡【爆走海道3-1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その522:萬翠荘【爆走海道3-2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

ビニールハウスとラブホテル、平にならされた土地、信号。非日常の施設が見えているのにこの長閑さ。

この骨組みは？

給水塔がコアでした。なるほど、各地にあるラブホテルのこういう看板は給水塔隠しの役割もあるのか。

16時までは,000円、つまりタダ……？

なんてことはなく、料金表はこちら。

すみっこでは冷蔵庫たちが集会をしている。(cf.集合冷蔵庫→その134:平安閣 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.集合公衆トイレ→その504:ニューローヤル＋‪α【撮りすぎ山梨3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

非日常には言葉はいらないのかも。

こうやって現実へ戻っていくんだろうな。

*おまけ

まずこちら。ニューローマではなくてニューレオマ。ロゴマークだけ見ると遊園地には見えない遊園地。国内最大級のエスカレーター目当てで行ったけどなんと入園料と別料金だったので断念。いっちょまえにアトラクション乗って楽しんでしまいお財布との会議の末。

それと忘れちゃいけない、大好きな坂出人工土地へその471:【4年越し】スカイレストニュー室戸【爆走四国アゲイン7/7】 - 廃墟ガールの廃ログの再訪。時期なのか時間帯なのか前回よりもひっそりとしていて、より哀愁を感じてしまった。

前回、ここに住んで廊下？ にぶたちゃんを置くんだと妄想して遊んだエリアには行けなくなっていた。老朽化かしら。カントーにもう少し近ければ住みたいくらいお気に入りなのに。なくならないでほしいな。

その522:萬翠荘【爆走海道3-2/3】

*基本データ

場所:愛媛県松山市一番町3-3-7

廃墟になった日:1945年よりも前か

詳しく:1922年に松山藩主の子孫、久松伯爵が別邸として建てたフランス風洋館。2011年に国重要文化財に指定された。入館料300円。

*評価

怖さ:☆☆☆☆☆

廃れさ:★☆☆☆☆

見つけやすさ:★★★★★

*あれこれ

あーだこーだ言う用の副音声。まだまだ続くのでどんどこ更新してゆきます。(cf.バックナンバー→その519:みはらし温泉【爆走海道1-4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その520:ゴミ焼却場【爆走海道2】 - 廃墟ガールの廃ログ、その521:社宅跡【爆走海道3-1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

お散歩ライト廃墟観察ブログにここをカウントするのは違うかもしれない。起雲閣(その146:遊技場跡地【お散歩熱海2/7.5】 - 廃墟ガールの廃ログ)はノーカウントだし。でもその507: 【画像大量】杉浦醫院【撮りすぎ山梨7】 - 廃墟ガールの廃ログはカウントしているのでまあいいか。ルールはないのです。

萬翠荘の印象は、光と灯り、てな具合。窓から入る光と室内の灯りが素晴らしい。意匠を凝らした照明がわんさか。

上のの蕾バージョンがあるわけ！ わざわざ蕾バージョンを？！ そのセンスに脱帽！！

枝垂れているタイプも。

堂々たるフロアの主役。目立ちます。

この窓はただの芸術作品。なんて繊細なのか。もしここに住んだとしたらなんて妄想するならば、毎回踊り場で立ち止まっていまいそう。

2階。とあるお部屋。イスが珍しい真っ青でよい差し色。

生クリームのデコレーションケーキのような天井。おいしそう。

スイッチくんがみっつ！ なんだろうか。かわゆい！

どこを撮っても画になる。はしっこまで気を抜かない憎いデザインたち。

300円でおなかいっぱい。ごちそうさまでございました。

そして。各種ドアの上にステンドグラスの装飾があったのだけど、なんと全部違うパターンだった。なんて手前のかかっていること！ 夢中でバシャバシャしてどの模様がどこにあったなんてさっぱり覚えていないから、最後にまとめて貼っておく。かわゆい。

すこしシャープなフィルタの写真は撮ってもらったもの。ここを見ているかわからないけれど使わせていただいています、ありがとうございます。

これが1番お気に入りかも。なんだかほかのと違ってレースが施されているし、特別扱いされている(ただのガーデンです)。ソウルジェムみたいだし(？)。

*おまけ

おまけギャラリー。おもしろ自販機と、

屋上遊園地。その449:住居跡群【バースデー長崎2/7】 - 廃墟ガールの廃ログやその506:遊亀公園＋‪α【撮りすぎ山梨6】 - 廃墟ガールの廃ログで見た色合い。最高。なくならないでほしい文化だ。

そして。誕生日まで1ヶ月を切ったので今年も置いておきます。