*基本データ
場所:京都市右京区(京福電気鉄道嵐山本線(嵐電らんでん)鹿王院駅ろくおういんから歩ける)
行った日:2017/11/10
廃墟になった日:2000年よりも前か
詳しく:ホラーものをかじったことのある人ならご存知「新耳袋」にも出てくる。かつてこのマンションの屋上から飛び降り自殺をした人がおり、夜中に飛び降りる音が聞こえる、自殺志願者が吸い寄せられる等の現象が起きた。
このへん。
*評価
怖さ:★★★★☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
廃墟が心霊スポットとニアリーイコールであることを顕著に示した場所です。
少し調べると「新耳袋」に出てくるようですね。当方中学生の頃一時期はまっておりました。ほぼ覚えていませんが‥‥。
2016年かなんかにリノベーションされ、外装も塗り直し、今はメタボ広沢から物件名を変えている様子でした。8階建て2LDK、家賃5.3万円らしいです。駅近、小学校とコンビニありです。まあ、条件面だけでいえばわたしの住んでいるとこより好物件なわけです。
1階これですけどね。
とんでもなく原始的な閉ざされ方をしています。どうやらここ、半地下になってる1階はテナントが入るようなのですが、見事にからっぽです。
SoftBankユーザーには嬉しいお店だったようです。うっすら写る人影は廃墟ガールのものですのでご安心を。
がらんどうです。2店舗くらい入れるみたいでした。
メーターが止まっていると廃墟説(cf廃墟の条件→その39:http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2017/11/09/090847)を唱えようにも、メーター自体がありません。
そして。
最上階8階でございます。
屋上へと続く最上階もこれです。
襖、いつから変えてないのでしょう‥‥。住まないから関係ないのでしょうか。なんにせよ、屋上へは行けないので、もう飛び降りられません。
ここ、世にも珍しい、サンドイッチ廃墟なのです。1階と8階が立ち入り禁止、他は普通の居住用物件なのです。
5.3万の2LDK、駅近‥‥いかがでしょうか。
夜、意識してしまいそうです。
*おまけ
かなり有名な心霊スポットのようでしたので、お口直しに色づいてきた木々の写真を貼っつけ浄化を試みます。メタボ広沢、調べるとほんとうにいろいろ出てきます。
北野天満宮の「もみじ苑」です。手元がなんだか何してるんだか分からない写真でお開きといたします。