*基本データ
場所:埼玉県東松山市(東松山駅より徒歩30分ほど)
行った日:2018/03/31
廃墟になった日:1970年開園、数年で閉園
詳しく:閉園理由は不明。浴場やゴーカート、北極体験施設などがあった。園長は神秘珍々ニコニコ園の園長でもあったらしい。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★☆☆
入りやすさ:★☆☆☆☆
*あれこれ
東松山遊園地を目指してお散歩シリーズは今回でファイナルです。
(cf.東松山遊園地を目指して→その82:店舗跡【東松山遊園地を目指して1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ&その83:住居跡? 【東松山遊園地を目指して2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
駅前の通りと打って変わって、高低差のある山道になってゆきます。ピンの場所はすぐそこです――
まず、柱を発見します。穴の開き具合やブロックの崩れ具合など、今後が期待できます。幸先良いスタートといえるでしょう。
そしてカーブの坂を越えたところにコンクリートのみの基盤を見つけます。浴場跡地だったりしたら面白いです。
緑との共存がうまくいっているようです。不規則なでっぱり、段差、なにかの建物に使われていたのは間違いありません。
さらに舗装された道路をはずれ、まだ落ち葉の重なる山奥へ入ります。ふやついた地面を踏みつけて進むと何かがあるようです。ここまで来るには細いうねった枝、蜘蛛の巣、蚊柱など様々なトラップがあり、
それらをかいくぐったのちのご褒美として、こちらに行き着きました。巷ではやりのシースルー廃墟です。(cf.シースルー→その68:弁天横丁【川越浪漫散策3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
どこの職人さんが手作業でやすりをかけたのか、と見まごうほどの湾曲な格子の奥には、ガラス戸だったものたちが集まって立てかかっていました。ほか落ちている小物など、生活の香りが少し残る、森の奥とは思えない配置です。遊園地内の倉庫や用具入れなどの跡地でしょうか。
これは、つぎに現れる場所への期待が高まります。どんどん進むことにしま
おや? なにやら文化祭の出し物の飾りつけのような文字が目に入ってきます。BULLET? 人の手が加えられている証に、一抹の不安を覚え、進む足を速めると――
青い網が、昼下がりの長閑な地に突如現れます。
サバイバルゲームフィールド バレット
なるほど‥‥‥‥
平和で良いですね‥‥ほんとうに‥‥
*おまけ
ということで、残念ながら遊園地跡地はサバゲー会場になっておりましたが、きっぷ売り場の跡などを見つけ、お散歩は終了です。(cf.サバゲー会場→その14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
神秘珍々ニコニコ園なんて絶対見たかったですし、ちょっと拍子抜けなところもありましたが、廃墟よりもなによりも桜が見応え抜群でしたので、大成功の探検でございました。
狭山茶梅酒と鳥串と豚串でおひらきです。狭山茶梅酒、最高に美味でした。お茶ののどごしでかなり爽やか、後味にほんのり梅酒のすっぱさと甘さが出、味の濃い食べ物にかなりよく合う代物でした。