*基本データ
行った日:2018/05/05
廃墟になった日:不明
詳しく:
日交バス「中湯山」停留所上。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
ナポリの太陽のあとは、お馴染みの緑多き住居跡を見つけました。(cf.その97:ナポリの太陽【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)
バス停を目印に坂道をのぼるのですが、上から見たって下から見たって緑ばかりが目立ち、全貌が掴みにくいです。
入口はおそらく下3枚なのですが、疑問符が感嘆符に変わることはなく、この場をあとにしました――
画面左よりにある灰色が塀なのか、なにかしら建物の一部でありそうでして、しばらく周りをくるくるしましたが、長閑な田舎の風が吹くだけでございました。
*砂丘モード
そもそも、今回僻地鳥取に旅立った目的は、植田正治写真美術館にて植田調を存分に吸収し、
(やはり植田さんといえばこのボーラーハットです。このコーナーでは据え置きのお帽子があり、構造的に絶対逆光=人物がシルエットで撮れるという粋なもの。わたしは持ち込み帽子がありましたので不要な演出でしたが、現代人の――もちろん当ブログを含めたところの
――SNSに支配された心をくすぐる試み、憎いです。)
砂丘にて砂丘モードごっこもしくは砂の女ごっこをするためなのでした。
相棒しあちゃんが彼氏目線並の素敵な瞬間をたくさん切り取ってくれました。感謝してもしきれません。
自分は吹き荒れる砂と潮をふんだんにとりこんだ風に髪の毛をいくら持っていかれようと、洋服やカバンが砂にまみれようと、自身の靴の中に小さな砂山を2つ作ろうと、柔らかな砂粒の斜面を這いつくばって、わたしを撮ってくれました。
また行きたい、鳥取県です。
*おまけ
普段ブログは夜寝る前に書くことが多いのですが、いまここに来ておりまして、波乱の予感満載である決勝の始まるのを待っております。ここに来るのは今年で3度目です。場所をとってからの待ち時間でフェス気分を味わいつつ、廃墟にも思いを馳せております。脳内が忙しいです。が、もう始まりますので、目の前の幕張の海へ戻ってこようと思います。