廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その99:WHITE CONG跡地【解体秒読み】

 

 

*基本データ

 

場所:東京都北区上十条4丁目11-8

行った日:2018/04/30

廃墟になった日:不明だが2016年8月時点では営業していなかったもよう

詳しく:上記住所で調べたところ出てくる法人名は2016年に登記場所が変更になっているが、看板にある株式会社東京スポットとは別会社のよう。物件を賃貸していたのか、管理会社なのかは不明。

解体済。(2018/08/25更新、解体時期不明)

 

 

*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆

入りやすさ:☆☆☆☆☆

 

 

*あれこれ

 

絶望の月末におりますが、そういうときはストレス解消にブログはもってこいです。(cf.尖りすぎるとこうなる→その87:店舗跡? 【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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おじゃましたのはひと月前のことです。自販機群の向こうの廃墟のような看板の向かい、大きなマンションの手前に位置する物件がターゲットとなります。


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細長の上に、電飾と看板の成れの果てが置いてあります。そして横から飛び跳ねる「安さ 爆発 遊びDS(デス)」の文字列。DEATHと書く語尾の方は見たことがありますが、これでこう読ませるパターンは初めて見ました。

 

 

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ただの会社ではなく、店舗系だったかと予想されます。遊びDSから連想される商品はなんでしょうか。レンタルビデオやゲーム屋さん、漫画など娯楽性の高いものかなと、漠然と考えつきました。


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メーターはもぎとられています。(cf.その89: - 廃墟ガールの廃ログ)


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交通量の激しい通りに面しているためあまりうまいこと写真は撮れておりませんが、店舗の入口と事務所が横に伸び、事務所側が細長く5階建てになっている形のようです。


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見あげたアングルばかりです。

 

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事務所側の一番端のドアには、ものすごく小さな標示にてテレビドアホン録画中とあります。ひみつ道具のような名称、セキュリティ高めの廃墟です。


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そしてひろがるベニヤ板養生テープの世界が目に入ります。廃墟と養生テープの組み合わせはよくありますね。


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面白がってどんどん近づいてみたものの、さほど面白くない写真たちです。こんなに「とりあえず」の様相で、意外と何ヶ月何年も固まり、真新しいテープたちも晴れて廃墟の一部分として馴染んでいく姿は、よく見受けられます。(cf.養生テープたち→その48:住居跡【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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そしてはびこる外的要因からの落書き、見慣れた光景です。どこにでもスプレーのサインは参上します。

工事予定の貼り紙によると、5月18日から解体作業が始まるとのことですので、今ごろはすでに少しずつ、崩れゆく最中なのでしょうか。


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縦横無尽に走る電線、電柱の黒線が良いアクセントとなった、喧騒の中ひっそりと解体を待つ物件でした。

 

*おまけ


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