*基本データ
行った日:2018/07/15
廃墟になった日:不明だが2010年には営業していたもよう
詳しく:1959年10月築の木造2階建て旅館跡地。和室7室、洋室1室。ちなみに管理会社によって管理されており、物件として賃貸に出されているよう。即日入居可。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:★☆☆☆☆
*前回までのあらすじ
空が高くて晴れて暑い→cf.その116:廃団地【灼熱長野2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ&その115:住居跡【灼熱長野1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ
*あれこれ
長野県は上田市、空きしかないテナントビルなどを横目に、
このビルには謎の三角コーナーがありました。
ローカル線の戸倉駅から歩いて歩いて(今回の旅行はレンタカーを借りておりませんで、文字通りお散歩なのです。)、橋を渡ってこの眺めです。
地方の温泉街は、最盛期を終えて民家のみの役割になってしまった元旅館やお土産屋、お食事処など、ちょっとだけ郊外へ足を伸ばしてみるとよくある事態になっていることと思います。訪れたこの日は12時から22時まで車道を封鎖し、地区ごとにお神輿を担いでパフォーマンスをする大々的なお祭りが催されておりましたが、それでもきっともっともっと、賑やかに祭りだわっしょいしていた時代もあったはずなのです。
(そういう場所cf.→その96:盤石荘 - 廃墟ガールの廃ログやその7:廃旅館【千葉県夷隅郡】 - 廃墟ガールの廃ログ)
上山田温泉、という地名があるのは面白いなと思いました。特殊な読みをする駅名や地名は知ると楽しいです。基本、漫画か小説の人名から学ぶことが多いですが‥‥。
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- メディア: コミック
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(地名ではないですが、難読代表ですね)
画像を拡大すると、2階は設計事務所としても使われていたようです。相も変わらずの炎天下、ほんとうに色鮮やかな真夏の写真が撮れます。日陰がありません。タオルが手放せなくなっています。
正面入口はこちらのようです。さきほどリンクを貼った磐石荘にエントランスが似ています。旅館然とした佇まいはこうあるべきなのでしょう。
しばらく木々の剪定もされていないと推測され、旅館のお顔は隠れてしまっていました。
すこし引いてみますと、山の斜面ぎりぎりに建っていることが分かります。平面に建つ旅館の中ではかなり奥まった位置です。夏はセミや蚊がネックかもしれませんが、駐車場も10台完備、好物件かと思われます。ちなみに調べたところこちら賃貸旅館物件、築60年弱、家賃ひと月12万でした。え? 都内のワンルームマンションの金額で8室が手に入るのですか?? 暑さで当日はまったく考え及ばずだったのでしたが、これはどんな視点からどんな考えを持ったらいいのか、衝撃な数値です。
先述したとおりで地方温泉街の現状もありますし、なかなか借り手が見つからないのかなと頷けますが、もっと首を縦に振ってしまう、今回の探検の大本命が、背後に構えていらっしゃいます――続きます。まあまあハイペース更新です。
*廃墟残
残りストック:4
*おまけ
突然のなんら関係がないらくがきがおまけされています。ここまで見てくださった方ありがとうございました。まだまだ暑いので、暑中お見舞い申し上げます。というらくがきです。ということで。