*基本データ
場所:東京都豊島区南池袋4丁目11-1(都電荒川線「雑司が谷駅」から歩ける)
行った日:2018/10/27
廃墟になった日:不明
詳しく:
ココ
※追記‥‥解体済。(2019/01/14更新)
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
都電荒川線は東京を走る路面電車です。沿線には怖くないアトラクションばかりが揃う平和な遊園地や、山に面した大きな公園などもございます。ここ最近さくらトラムという名前に変わったようですが、アーバンパークライン同様一向になじみません。東武野田線のほうがしっくりきます。
路面電車ですので駅と線路と踏切の距離がともかく別の交通手段のルートと近いです。踏切のすぐ脇が家だったり、駅(といっても無人駅ですので数脚の椅子と屋根と薄明かりのなだらかな段差です。こういった時間の進みが遅い場所で待つひとびと、そんなシチュエーションが好みです。いつか短いお話を書きたいなと思う場面のひとつです。)のすぐ傍がお墓だったりと、します。
こちらも踏切を渡ってすぐの場所です。
この子のお顔です。ドア横のガラス反射は向かいの街灯となります。
2階へのアプローチは禁じられているようです。その101:住居跡&アパート【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログなどを思い出しますね。人間は不思議なもので、良心と常識さえあれば、こんな黄色と黒の紐たった1本あるだけで、どんな強力な錠前にも負けず劣らずの結界を張ることができるのです。
1階は大家さんの住まうフロア、2階が賃貸物件、といった格好でしょうか。室外機とポスト、その上に小さな窓の3兄弟がポイントです。
トーキョーマスター(都内の廃墟をよく見つけてはわたしに情報を流してくれつつも最近限界を感じ引退をちらつかせているシティボーイ)によると、都電荒川線沿いはいま再開発対象で、線路まわりの整備をしているため立ち退きが多く、廃墟が頻発しているとのことでした。前はここで歩道かなにかが途切れ、注意を促す反射帽が役目を果たしておりましたが、晴れてトマソンとなったようでした。
側面に移ります。カーブした道路に合わせて歩くと、正面からぐるりと2面、眺められる流れです。
Googleマップでいま現在この物件を確認してみると、こちらの物置はまだ凛としたお姿で直立していらっしゃいました。もしつぎここにおとずれることがあれば、また違った顔の物件になっているのだろうなと、諸行無常を感じるばかりでございます。
*廃墟残
残りストック:2
*おまけ
廃墟へのお散歩のほかに、継続して好きこのんで自らやっていることのひとつとして、ガチャガチャ(オンラインゲームではなくて物理的なほう)があります。
うーん、かわいいです。