*基本データ
場所:東京都足立区新田2丁目
行った日:2019/03/10
廃墟になった日:不明
詳しく:環七通り沿い、社員寮のもよう。解体が決定している。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
通称環七通り、都道318号の坂を登ったり降りたりしながら、サイクリングしました。ゆくさきは前回からすこしずつお世話になっている足立区です。(cf.足立区→その174:住居跡【足立区】 - 廃墟ガールの廃ログ&その176:ワールプールランドレット【▽】 - 廃墟ガールの廃ログ)
お散歩日和のあたたかい時間帯にお邪魔できた3角度からお送りします。
ひだり
低めの位置に電線があるようで、うまいこと写りこんでいます。壁の色は前回その178:神宮前隠田区民会館 - 廃墟ガールの廃ログに似たくすみピンクです。ことしのトレンドなのかもしれません。
前回のメモでは螺旋階段が美しかったですけれど、折り返しの階段も捨てがたいです。というか外階段には問答無用の形式美がありますね。
もうすぐそこに解体の手が迫ってきております。(cf.解体なう→その163:大丸屋【解体中】 - 廃墟ガールの廃ログ)
こちら、今回のメモでのベストショットです。ああもう、標識と電柱、なんならこの角度ですと廃墟要素はほぼゼロなのですが、たまりませんね‥‥ため息が出ます。廃墟ガールは廃墟でなくとも標識や電線や電柱も大好物なので、こんな眺めは萌です。わたしが男で零崎一賊だったらまっさきに零崎標識と名乗っています。
まえ
おかおです。左下にご注目ください。寄りますと――
このガラスはどこのなに用でしょうか。若草荘の付属品なのか不法投棄なのかすら不明です。(cf.イスの背もたれが落ちてる→その128:ホテルニュー鳴門【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ)
若草荘の名札もきちんと左胸につけていらっしゃいます。ガラスのむこうはイスや棚などが雑多に詰んでありましたが、素敵な昼下がりの晴れ間にiPhoneを構えて閉まっている社員寮を覗きこむ不審者になる勇気はありませんでした。
みぎ
圧巻です。室外機、物干し竿、洗濯機用の蛇口、窓、薄ら写るカーテン、朽ちる床、降り注ぐ電線、文句のつけようがございません。
解体のお知らせが貼ってありますので、こちらもそう長くはありません。またひとつ刹那をとらえることができ、大満足の週末でした。
(cf.横型アパートその154:廃アパート【練馬区】 - 廃墟ガールの廃ログやその171:炭火焼鳥くら蔵どん呑 - 廃墟ガールの廃ログ)
*廃墟残
残りストック:2(‥‥)
*おまけ
おめかしをしたお年頃のポールです。(おまけが思いつかず唐突な写真を貼り逃げ)