*基本データ
場所:福岡県飯塚市内住(ないじゅう)
行った日:2019/10/19
廃墟になった日:不明
詳しく:県道60号線(飯塚大野城線)沿いに存在する。久保山支店と本店がある模様。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
カメラ撮影群
福岡をドライブしています。くねくね車のいない山道、廃墟にはありがちな構造なのでしょうね。東京のような多車線信号多用一通地獄は緊張します、こういう道のほうが落ち着きますね。
それで、近くに車を停めて――駐禁がない道路、嬉しいものどす――バス停に近づいてみてびっくり、このバス停廃墟なのです。時刻表もバス停の標示もありません。ただの屋根つきベンチと化しています。それとも地元民にはダイヤが分かっているため、時刻表は不要ということでしょうか? こんなことってあるんだと、素直に感動してしまいました。
隣の大型車用のカーブミラーもなくなってしまっています。
バス停跡地をひとしきり堪能したあと、バス停のむこうに注目します。あの建物が呼んでいますね。
手前は事務所か倉庫でしょうか。(cf.この倉庫よく見る→その94:【お待たせしました】クイーンシャトー【元住居から徒歩3分】 - 廃墟ガールの廃ログや■ - 廃墟ガールの廃ログなど)
恒例の空中浮遊コードくんのショットです。(cf.その99:WHITE CONG跡地【解体秒読み】 - 廃墟ガールの廃ログ、その210:住居跡【世田谷区】 - 廃墟ガールの廃ログなど)
ブルーシートの部分はベニヤ板と融合し、はじめからこんなデザインだったかのようです。そうでなくても縦割りで2色展開している壁面がアクセントになっています。
真正面はこちらです。割烹仕出しお食事お菓子日用品雑貨品、お品書き多めです。(cf.多くても読めないと意味ない→その61:フレンドショップにいはり - 廃墟ガールの廃ログ)
こんな高いところから雨水が出るのだと、豪雨の日は下のシャッタが開けられません。
自動販売機があったのでしょうか。
煙草も売っていたようで、このでこぼこからどこになにが置いてあったか、想像できる気がします。ところでこの一帯にはお店はなく、山道がくねっているのみです。コンビニ代わりのお品書きだったのでしょうか。そんなことも想像できてしまいます。
*廃墟残
残りストック:6
*おまけ
iPhone撮影群
まだまだ福岡が長いもので、おまけくらい、関東に戻ってきても、罰は当たらないかと思うのです。
お銀座のビルにやってまいりました。お銀座です。西尾維新大辞展やエドワード・ゴーリー展など、理由のないとなかなか足が伸びない場所です。ちなみに、お友達のトーキョーマスター(都内廃墟通)によると、お銀座にも廃ビルや空きテナントができることがあるらしいです。見たことはございません。
ちなみにこのビルも、トーキョーマスターに教えてもらったのです。というのも、入口を進みまして、
手動開閉のエレベータがいらっしゃるからなのです……!! なんとレトロで愛らしいお姿なのでしょう。しかも現役です。乗れます。
現世の自分にさよならしなければいけませんね。(唐突な地元ネタ)(cf.本家→その37:ホテルハイタワー跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)
実際に乗ってみます。7階建てのビル、まあ最上階へゆき、階段で降りたり短距離移動にまたエレベータを使ったりするのが定石かと思います。この外扉を引いて、黄色い柵を引いて、中に入ります。
たまりませんね……。(cf.こちらのエレベータも捨てがたい→その21:ワールド会館跡地【not 45 but 55】 - 廃墟ガールの廃ログ)
こんなエレベータを構えるビルですので、まあどこを見てもレトロでいまにはないデザインなのです。(廃墟ガールは視力がクソほど悪いので眼鏡使用のことがあります。)
申し遅れましたが、お供は中学からの仲良し紫芋ちゃんです。いつも変なところにノリノリでついてきてくれます。
姿勢が悪いです。この日はレトロお銀座ドレスコードでした。
それから有名な文豪バーにもゆきました。アリスのお茶会セットだそうです。iPhoneとの比較での大きさで分かるように、ちびっこいのです。
巨峰のカクテルに刺さっていた巨峰は完全にパックンチョでした。パックンチョ、というのは関東限定の単語なのでしょうか。折り紙のあれです。パクパクともいうと先日初めて知りました。1都3県と静岡ではパックンチョで通じるようですが……文化の違いカクテルです。