廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その241:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【板橋区散歩1/4】

 

 

*基本データ

 

場所:東京都板橋区徳丸1丁目(東武練馬駅から歩ける)

行った日:2019/11/09

廃墟になった日:不明

詳しく:

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このへん

 


*評価

 

怖さ:★☆☆☆☆

廃れさ:★★☆☆☆

見つけやすさ:★★★☆☆

 

 

*あれこれ

 

長い長い福岡を終えて、カントーに戻ってきた廃墟ガールです。福岡では気のむくままに車を走らせ、ろくに飯も食わずにあちこちお散歩を堪能しました。(cf.ここが1番お気に入り→その239:コンクリート桟橋【異世界能古島③】 - 廃墟ガールの廃ログ)

とここで、「夢中に歩きすぎてご飯食べるの忘れちゃいますよね、分かります!」と声をかける美女が現れます。

 

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そうです、ふと思い立って、プチ冒険」の地図子さん(id:chizuchizuko)さんとの再会、そして散策、そして探検をしてまいりました!

 

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前回は北千住をお散歩しました。そして今回の集合は東武練馬駅です。ちなみに集合前に地図子さんは美容院に行かれたようで、スタイリストさんに今後のご予定を聞かれ、はじめはお散歩……とぼやかしていたところ核心に迫られ廃墟散歩をすると答えたところ、スタイリストさんから引きつった笑いとともに「じゃあ廃墟仕様にしておきますね」と精一杯のフォローをされた廃墟巻き(なにそれ)でいらっしゃいました。そして着くなり「東武練馬じゃなくて、練馬駅に行っちゃったらどうしようかと思いました」「そしたら東武練馬と練馬の中間目指してソロ活動ですね」「会うまでの過程をそれぞれブログにしましょうか」「それかあたかも2人で歩いたかのように偽装します?」と始まります。

ぜんぜん意味がわかりません。ifと妄想のないまぜになった会話、大好きです。

(cf.前回→その226:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【北千住さんぽ1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ&地図子さん目線→廃墟ガール&地図子がお散歩すると・・・? ー1 激ムズスタンプラリー編ー - ふと思い立って、プチ冒険)


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東武練馬駅自体も川がもともと近かったとのことで、このへんはかなり高低差がある地域でした。尾道のようなのです。(cf.尾道その73:うずしお観光ビル - 廃墟ガールの廃ログ)


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細くくねった道が山あり谷あり続くので、狭い場所なんかは再開発もできず、空き家になったらそのままになるのではないか、との地図子さんの読みがあったのです。さあ集合して10分、住宅街で早速、でございます。


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門はぐるぐる封印されています。


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かつてポストだったところは風通しの良い空間になっていました。向こう側まで意見が通りやすそうです。番地は欠け落ちてしまっていたので「#廃ログ」を置いておきました。(cf.落ちたらこうなるよ→その228:【プチ冒険×廃ログ】店舗跡【北千住さんぽ3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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それと、長い年月をかけてできた洞窟には、悲しいかなコップが押しこめられていました。ゴミ箱ではありません。


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さてひとしきり門を堪能しましたので建物へ移ってゆきます。2階部分を少し削ってベランダにしたシルエット、その202:住居跡【豊島区南大塚】 - 廃墟ガールの廃ログに似ております。


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ひとつずつ木枠で区切られ独立し、丸くなる者、斜めに傾く者、折れ曲がる者、多種多様です。


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家の脇にはチューブが宙に浮いていました。これはなんなのでしょう。地図子さんと議題にしましたが答えは出ませんでした。


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正面です。ここまでのお写真、カーテンが1枚もありませんことにお気づきになられましたでしょうか。雨戸も開いたままなのにプライバシィを守る布は存在しないのです。守るべきプライバシィがそもそも存在しませんからね。


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門灯は角度がちょっときつめで、仕事帰りのお父さんをうまく照らしてくれるか疑問が残りつつ、練馬板橋散歩が始まります!

 

 

*廃墟残

 

残りストック:5

 

 

*ちずについて

 

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おまけではなく、地図子さんに教えていただいた地形についてのまなびをメモしておきます。

 

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東武練馬の周辺は本当に高低差のある地区でした。上から見たらとても面白い図になっているのでしょう。


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この自転車は白い手すりの間にすっぽりはまって微動だにしませんでした。たぶん自身も手すりだと思っているのでしょうね。

ここはかなり高い地点からの写真です。下り坂や下り階段で折り返しとなります。


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逆に低い地点から階段を見上げます。お猫様もいらっしゃいました。ほんとうに尾道のようです。


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そして階段を登りきり振り返りますと――下がって底がつき折り返し、の構造がようく分かりました。こういうところをスリバチ、というのだそうです! 都内にはたくさんスリバチスポットがあるらしく、スリバチをひたすら狩る愛好家様もいらっしゃるのだとか。喋りながら階段を登ったため激しく息切れした状態のまま、身をもって学びを得たのでした。