*基本データ
行った日:2020/03/20
廃墟になった日:不明
詳しく:国道124号線沿いの無人精米所。なお他の場所にも鹿行シバウラ無人精米所はあり、他は営業中の模様。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
もはやひと月前となってしまった茨城の最果て神栖市シリーズ、ついに今回で最後です。長引かせてしまいもうかなり前のことのように思えてしまいます。(cf.バックナンバーが長い→その271:事務所跡【カオスカミス1/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その272:住居跡【カオスカミス2/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その273:土合SS【カオスカミス3/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その274:廃民宿【カオスカミス4/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その275:店舗跡×3【カオスカミス5/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その276:Hotel four season【カオスカミス6/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その277:Hotel Imagine【カオスカミス7/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その278:エビス水産【カオスカミス8/9】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.割り込み→その280:【プチ冒険×廃ログ】ヴコヴァルの給水塔&ゴリオトック刑務所&ジェリャバ空軍基地【妄想散歩】 - 廃墟ガールの廃ログ)
お昼ごろに到着し、だんだんと暗くなってまいりました。黄昏時の精米所へまいりましょう。
よく晴れてからんとした青空のしたでは上着はいりませんでしたが、そろそろ肌寒くなってきました。
こちらは黄昏れる同行者、ポケモンマスターです。改めて遠くまでありがとうございました。
電線と街灯の位置関係が素晴らしいですね。空のグラデーションも高評価です。
近づいてまいりましょう。鹿行、はロッコウと読み、神栖市をはじめとする茨城県の右下? の地域を指します。鹿島と行方(なめがた)の頭文字をとっていると思われます。(cf.読めない→その232:コンクリート遺構【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
日本庭園は窓の外を窓枠で区切って絵画のように楽しみますが、この精米所は逆で、外から四角く区切って楽しめます。とりあえず手頃な人間を置いてみました。
側面です。こちらのフォントはまだ褪せていません。
残念ながら廃墟ガールは精米所を使用したことはございません。が、茨城にかつて住んでいたときには無人精米所はかなりの頻度で見かけておりました。
もみは使用できません
全体的に茶色い色合いの中身でした。
*廃墟残
残りストック:5
*魅惑の神栖情報
ひとしきり廃墟を摂取し、それこそ目が飽和するくらい摂取し、もうここまででも来てよかったな~とにんまりしてしまうのですが、日が暮れるにつれてそわそわ落ち着かなくなってきました。
ええ、実は廃墟と同じくらい、大きな目的があり神栖へドライブしに向かったのです。ポケモンマスターはもうひとつの目的がなければおそらく来なかったでしょう。
青から藍へ、煙から光へ、骨ばったシルエット、走る光線、はるか遠くで響く稼働音、横たわる巨大機構――
神栖市は茨城きっての工場地帯です。むかしわたしは茨城県全域を仕事で這いずりま……駆けまわっており、業務時間が夜遅くまでだったため、廃墟ももちろんそうですがこの景色をプライベートで見たことはありませんでした。それで、神栖の工場地帯夜景を見に行こう、となったのです。
iPhoneではなくてカメラで撮りましたが、3脚もなければ写真を撮る人の腕もないので、きっと大きくしたらザラザラの画像だと思いますけど、スマホで見る分には十分夢みたいにきれいです。
ちなみに、わたしが神栖へ行くきっかけのひとつとなったのがせいぶつへいきさん(id:seibutuheiki)のこちらの記事です。現代日本を回す心臓部のような場所 ~神栖工場夜景撮影~ - せいぶつへいきと写真お写真のクオリティも高くお腹いっぱいになれますのでぜひぜひぜひ見てみてくださいませ。
工場夜景は川崎その102:中華料理 東洋軒 - 廃墟ガールの廃ログ、周南その195:ドライブイン深谷/周南工場夜景【詰込山口6/7】 - 廃墟ガールの廃ログときて3箇所目です。もっといろいろなところを探検してみたいなと思います。
ため息しかありません。
川崎は港をクルーズで進むその至近距離の迫力に、周南は川沿いを横一直線に展開し川へ反射した鏡合わせの構造にはっとしました。こちらは山の上から一望できること、歩いて近くまで行けることがポイントでしょうか。
すぐ近くを歩けます。
途中、鉄塔撮影チャレンジが始まりました。その261:ガソリンスタンド跡地【宇都宮市】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出します。
ごちそうさまでございました。
地べたに貝殻が落ちていたり、国道70キロ走行がデフォルトだったり、洗面台の上にゲームのカセットが捨てられていたり、冷蔵庫を軽自動車で運んだりするカオスな神栖ですが、素敵な景色もたくさんあります。また行きたいです。