*基本データ
場所:神奈川県藤沢市江の島2丁目
行った日:2020/11/21
廃墟になった日:不明
詳しく:海沿い・崖沿いに建つ店舗跡2軒。奥側はホテル跡だそう。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
こんばんは、廃墟ガールと申します。お散歩の結果を好き勝手自己満にメモする廃ログをやっています。
普通に書くのが久々すぎて、とりあえず自己紹介をしておきました。生きています。私事ですけれど住む場所が変わりましてその退去や入居に関わるあれこれに追われております。WiFiが欲しいです。とりあえず寝る場所とあったかいお風呂はあります。生きています。
で、先月のことですがあの有名な江の島へなんと初上陸いたしました。鎌倉は何度も足を運んでいますけれど江の島は未踏だったわけです。数年前にとある情報局の方――かわいいガチャガチャのことやわたしの好きそうな置物飾り、廃墟情報をくれる組織(語弊あり)があるのです――が江の島にも廃墟あるよ、と教えてくれていて、やっと訪問することができました。(cf.鎌倉→その248:住居跡【鎌倉市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
江の島、すげー山でした。狭いのですね。坂道くねくねの地形を利用してお土産屋さんやお宿が建ち並んでいて、このぎゅうぎゅう具合が好きでした。かつては水が流れていたであろう、ちゃんと橋として機能していたであろう斜面と地続きの場所を通り、山を登ります。
これは別の場所が本家ではないでしょうか。
山ふたつ、この名称もかわゆいです。江の島を二分する地点だそうです。ここが江の島のフォッサマグナってことでよろしいのでしょうか。
フォッサマグナ(違いますよ)をすこし過ぎたところに、もう見えています。
えんじ色のトタン風のほうが手前、コンクリ風が奥で2軒並んでいらっしゃいます。幅や階数や屋根の形や窓の大きさ、全部が全部異なるデザインですけれど、肩を寄せあっていて統一感すら覚えます。
鳥さんがいました。ここは山ふたつの由来通りかなり開けている空間で、海辺と崖と夕焼けを一度に拝むことができます。
みなさんとちょおっとだけ角度の違う方向でiPhoneをカシャカシャやる廃墟ガールです。夕焼けを撮っている人に擬態できませんでした。
手前に栄える蔦、錆びたえんじ、しなびたカーテン、カーテンのない窓、マジックアワー、これらが一直線です。ため息が出ます。
ところで手前の建物はまだ坂道とくっついているので侵入経路が分かりますけれど、奥のホテルは当時どうやって入ったのでしょうか。てんでわかりませんでした。
なんだか神栖を思い出しました。(cf.このへん→その272:住居跡【カオスカミス2/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その276:Hotel four season【カオスカミス6/9】 - 廃墟ガールの廃ログ)
緑色のケチャップがありました。
そして道沿いの、手前建物入口(裏口かもしれませんが)を別辺から見てフィニッシュです。
奥の建物は年々削れて崩れていっているかもしれません。もう少ししたらこの夫婦のようなシルエットも、長くは見られない景色なのかもしれません。情報を教えてもらってから数年経っていましたけれど、見に行けてよかったです。
そして廃墟を眺めたあと、井戸の記念碑がありました。
鎌倉駅近くでは別の井戸も発見しました。すかさず井戸子さん、いえ地図子(id:chizuchizuko)さんに報告しました。(cf.地図子さんは井戸にお熱→その303:【プチ冒険×廃ログ】事務所跡【月島夏休み1/2】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*おまけ
おまけはおいしいものやたのしいことを貼っておきます。イワタコーヒーは大人気なので実は2回しか入れたことがありません。
大きさが分かりやすいように手ピカジェルを脇に置いておきました。台無しです。
これは江の島の神社内にいくつかあったおみくじのなかで一緒にいたもるちゃん(妹です)とノン打ち合わせで「やりたいやりたいやりたい!!!」と一目散に選んだ水みくじです。濡らすと結果が出てきます。
最近お出かけできていないので、またお散歩しにゆきたいです。