*基本データ
行った日:2020/12
廃墟になった日:不明
詳しく:大洗駅か大通りを出て舞踊稽古所の近く。何棟か住居跡が続く。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
いとしの地図子さん(id:chizuchizuko)さんとの井戸と廃墟探し散歩がまだ続いています。那珂湊駅から橋を渡りアクアワールドに到着し、茨城屈指の観光スポットを総無視――いえ、無視はしていません。前のベンチでクッキーを食べました。ピクニックです。――しながら、大洗駅に移動しました。
(cf.バックナンバー→その324:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【茨城井戸探し1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その325:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【茨城井戸探し2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その326:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【茨城井戸探し3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
なんとここからは自転車です。ママチャリをお借りしました。なんだかんだでこれで6回目? のプチ冒険×廃ログ散歩ですが、初の徒歩以外の手段で移動します。地図子さんはご移動にレンタル自転車をよく使っていらっしゃるみたいですが、わたしはチャリに乗るのもひさびさです。うきうきします。
早々に坂道に負けて別ルートを探すおば……いやガールたちはなだらかな道を爆走していましたら、右手にこちらが現れました。2人で「きゃー!!」と叫び、ブレーキも「キーーー」と叫びます。奥行のある廃墟です。いざ近づいてみましょう。ちなみに地図子さんは自転車のままこの横の道を曲がって先にいなくなってしまいました。
自然光の入りやすいデザインとなっていらっしゃいます。現役のときはお行儀よくしていた反動なのか、みんな思い思いに個性を出している骨組みです。
その185:忠治庵【群馬県太田市】 - 廃墟ガールの廃ログの天から降ってくる木を思い出しました。
よい眺めです。ちなみに地図子さんは奥の奥まで行ってしまってまだいません。
振り返ってみました。自然色、保護色がどうしても多い廃墟ですので、足元が目を引きます。そして地点的にはまだここで半分くらいでして、横長に続いています。
「すごいずっと続いていました! まだまだ廃墟ですよ! でも井戸はありませんでした……」と、先陣を切っていたチャリ地図子さんが帰ってきたので合流しました。少しだけ残念そうです。二槽式洗濯機や地デジ非対応テレビが黄色の上で眠っていらっしゃいます。(cf.家電→その132:笠間昭和館 - 廃墟ガールの廃ログ、その134:平安閣 - 廃墟ガールの廃ログ)
と、地図子さんがぽつり呟きます。「あ、井戸ありました。」2人で合流したこの地点に、洗濯機の背中に、なんと井戸があったのです! 井戸はありませんでした→ありましたの流れがあまりにもコントすぎて爆笑しました。
と当時にやはり地図子さんには井戸への偏愛がすぎて任意の場所に井戸を召喚する能力が備わっていらっしゃるのです、わたしはこのとき確信しました。
井戸もしっかり拝みつつ、残りの半分も観察します。
どこからどこまでがひと棟なのか区切りが分かりにくくなるほど解して並べて揃えて晒されていますね。(cf.この台詞にピンと来た人はこちらも→その302:【100の質問】松丸カメラ&住居跡【四ツ木4連チャン4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
歯抜けガラスです。(cf.その233:満月跡地【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
最奥はこちら、駐車場のようでした。良質な廃墟かつ井戸付き物件でした。チャリを手に入れた2人、まだ続きます。
*おまけ
大洗といえば、です。駅にありましたのでぜんぜん詳しくありませんが撮っておきました。
地図子さんに言われて気づいたのですが、茨城屈県のマンホールには茨印がついています。確かにそうかもしれません。記念に写しておきました。左上でほんの少し見切れているのはレンタサイクルの車輪です。