*基本データ
行った日:2021/02/20
廃墟になった日:~2012年までには
詳しく:国道125合線沿いにある結婚式場。1985年頃開業らしい。2014年に火事があり現在は焼けた状態で残る。すぐそばにその333:【色塗り感謝】parlor MIYAKO【ふらり古賀2/3】 - 廃墟ガールの廃ログあり。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
ふらっとドライブした古河も最後のメモとなります。空が高いです。晴れているから、という比喩ではなくて、遮る建物がないのでほんとうに高くに広がっているのです。
その333でも書きましたが国道125(ワンツーファイブ)沿線です。古河市(照明)の文字が気になります。(cf.蛇センタ→その184:事務所跡?【太田市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
広い敷地のまず端が見えてまいりました。看板のフォントの具合がたまりません。
フォントはかわいらしいのですが、どちらかというとその74:太陽家具呉店 - 廃墟ガールの廃ログのような商業施設を彷彿とさせます。(cf.ほかの結婚式場は「式場」カテゴリへ)
このアーチの両脇に参加者が並んで、フラワーシャワーをするのでしょうか。
カタカナのフォントから一変、金色のお上品なアルファベットがアーチに合わせて配置されています。そこからまっすぐに伸びる通路、豪華な装飾の鳩、かつての栄華と哀愁が混ざって見えて好きな構図です。
かつては立派な式場の顔だったのでしょう。
右端でも少し見えていた火事の爪痕が、こちらの螺旋階段でよりよく分かります。
その315:山小屋会館【レツゴーキューシュー2/7】 - 廃墟ガールの廃ログの朽ちたエレベーターを思い出しました。危うさがあります。絶妙に窓枠のまわりに残っているガラスが格子の各正方形によって違っていて、どんな設計士でもデザインできない味を出していらっしゃいます。
それと、建物とは裏腹にたわわに実る柑橘系の大樹が立っていらっしゃいました。こちらが今ではこの敷地内の主役かもしれません。
左側は完全に壁の色味からのイメージですがオフィスや役所のような施設にも見えます。
中に入れる仕様なのであれば、もっと廃れた景色が見れるのかもな、と思いました。管理物件ですので絶対入れませんし、螺旋階段辺りなんか危なそうですので、絶対入れません(2回目)。外からぐるりと眺めるだけでも見る場所によってさまざまな側面があり楽しめる物件でございました。
そして嘘みたいに豪華なサービスエリアのトイレの写真(刈谷ハイウェイオアシスのようで思わず撮ってしまいました)を貼ってふらり古河ドライブは終了です。
*おまけ
数年買う買う詐欺をしていた大きな買い物、ついにしてしまいました。心持ちとしては冬のボーナスと自分への誕生日プレゼント(1ヶ月時差)ということにしてあります。ここしばらくは書いたり描いたりにうつつを抜かし、こんなご時世もあってそこまで頻繁にはお出かけしておらず、更新は滞りがちですが、別に更新のために買ったのでもないので、楽しく使いこんでゆきたいと思います。
余談ですがこの子の名前をなににしようかな、とぼんやり考え中です。昔カブ乗りだったのですがそのときは「あおいくん」って名前をつけていました。(cf.その90:【ホラー】鈴木家跡【茨城県水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ)