*基本データ
場所:東京都目黒区目黒3丁目(谷戸前川から歩ける)
行った日:2021/06/13
廃墟になった日:2009年時点ですでに誰も住んでいない
詳しく:敷地内に建つ7棟全部廃墟。団地のような佇まい。
*評価
怖さ:★★★★☆(夜だからそう見える)
廃れさ:★★★★☆(夜だからそう見える)
見つけやすさ:☆☆☆☆☆(夜だから見つけにくい)
*あれこれ
羅漢寺川(らかんじ)
前回(その353:【暗渠ハンター】住居跡【六畝川】 - 廃墟ガールの廃ログ)に引き続き、最近デビューした暗渠ハンターについてです。夜通し暗渠を徘徊しております。右は前回メモした六畝川(ろくせ)、左がメインの羅漢寺川です。羅漢寺ってかっこいいです。羅生門、我愛羅、新羅、基本的に「羅」って入ってるのはだいたいかっこいいのです。
これまた前回メモした谷端川(やばた)と蛇崩川(じゃくずれ)は緑道途中に遊具がありました。羅漢寺川は遊具はありませんが、途中に大きな公園があります。
それとこれまでの暗渠にはなかった、暗渠ならではの縦列マンホールを拝むことができました。大興奮です。
羅漢寺川で1番好きな1枚です。街灯がうっすらと緑と道路とマンホールを照らし、配管から水が静かに流れています。道路幅は狭く、くねくねしていて先が見えず、秘密基地のようです。夜ならではの眺めです。わくわくします。
谷戸前川(やどまえ)
深夜の散歩は危険なので1人はよくありません。カメラでかっくいい写真を撮ってくださる、あと一緒に一心不乱に遊具で遊んでくださる同行者さんがいます。谷戸前川は当初目的地に挙がっていませんでしたが、「面白そうな道がある」と偶然歩いていて見つけて進んでみたら見事暗渠だったというわけです。この橋の名残みたいなので確信いたしました。暗渠ハンターの嗅覚が育ってきている証拠でしょう。(そうでしょうか)
撮ってもらいました。暗渠には消化器がよくある気がします。
暗渠ハンターとしての活動はあくまでも暗渠をハント――ちゃんと踏破すべく、脇道に逸れたら逸れたところまで戻って歩き始めます。とにかく全部歩きます――することですので、おまけ的に近所の廃墟を調べるのですけど、中目黒ハイツは調べてみたもののちょっと離れていて行く場所には入れていませんでした。予想外の谷戸前川を歩いたのち、「あれ? この景色見たことあります」となり、近寄ってみたら中目黒ハイツだったのです。知らずのうちに廃墟にたどり着くスキルも腕を上げています。
撮ってるところを撮ってもらいました。
たぶんこの辺を撮っていたのだと思われます。
こちら側からはこの1棟しか見えません。同じ敷地内に7棟あるそうです。周りをうろちょろしてみましたが違う空き家に行き着いてしまったりしてうまくいかず、ひとまずはここを出ました。
そのあとまた適当に歩いていたらなんと別角度にありつけました。地図を見ていないのに、です。素晴らしいです。ちょっと空が明るいのは朝になってきているからです。
今気づきましたが、全部で7棟らしいのですけどHは8番目のアルファベットではないでしょうか。数字だと4を飛ばすように、A~Gのどれかがスキップされているのでしょうか。
標識の注意喚起もむなしく画質が滑りまくっています。
そのほかにも各公園の遊具や遊具や遊具で遊びながら、最終的にこの狂気ぶた(さまざまな公園にいる狂気を感じるぶたちゃんのこと) をゴールとしました。
ちなみに左手に注目ください。
この日は暗渠フェスでした。今回の記事に貼っつけた写真の撮影時間は深夜、日付変わっていますので2daysです。正直なところ正気の沙汰ではありません。今後深夜の暗渠で光る腕輪をつけてげらげら笑っている奴がいたら(迷惑)(しかもやっぱり素面)たぶんわたしですので、よろしくお願い申し上げます。
*おまけ
制作期間は6/7~13あたりの通勤時間です。(cf.いとこ→その236:【お知らせがあります】製塩所跡【気まぐれ福岡/糸島市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
たいして面白くもないおまけのせいで長い記事になってしまいました、ここまで見てくださった方がもしいらっしゃいましたら、ありがとうございます。