*基本データ
場所:奈良県奈良市栄町西大寺(大和西大寺駅(やまとさいだいじ)駅から歩ける)
行った日:2021
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん
※2022/03/22追記……03/19時点で解体済。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
自主的夏休み――別にしばらく有給をいただいていたわけでもなく、ちゃんと平日は社畜をしている上で、無理くり時空をこじ開けて、気の向くままに過ごしている、という意味です――をしていたら、ブログの優先順位が下がってしまっていました。夏は暑いです。空が高いです。またぼちぼちメモしてゆこうと思います。
どういうわけか奈良県の物件です。その223:【再訪じゃない】the Hotel Cadillac House【清里遠足レポート⑩'】 - 廃墟ガールの廃ログのように、もしかしたら代理廃墟かもしれませんね。それか夢で訪れた写真かもしれません。
最近は暗渠ハンターしすぎて、明るい廃墟は久しぶりです。(cf.カテゴリ:暗渠)
1階のこちらの部分は店舗になっていた可能性もあります。シャッターやトタンの部分が店舗の顔なわけです。
メータのカバーだけが取り残されています。
ここはどうやらセカンドライフとしてフラペチーノ置き場の人生を歩んでいるようです。(違います)(しかも飲みかけ)(だからぜんぜん写真映えしていない)(ゴミにも見える)(ちゃんとこのあと美味しく完食しています)
フラペチーノ置き場の隣は管となにかの基盤のような四角の跡がくっきり残っていました。原爆型、に分類してよいのでしょうか。
危ういです。これぞ刹那です。
2階建て横長の賃貸物件です。「○○荘」の名前であったとしても驚きません、むしろ頷きます。
せめてやるなら飲み始める前にやったほうがいいです。暑さと湿気ででろんでろんに溶けた、しかも中途半端な量しか残っていないフラペチーノと撮っても、バエとは程遠い仕上がりです。
屋上の骨組みはおそらく広告の看板が建てられていたと予想されます。駅近物件なので宣伝にはもってこいの立地です。ホームで電車を待つ人からもよく見えそうです。
その154:廃アパート【練馬区】 - 廃墟ガールの廃ログやその237:廃アパート【気まぐれ福岡/糸島市】 - 廃墟ガールの廃ログの眺めを思い出します。小さく区切られたひと世帯ごとに、経年劣化や残留品が異なる、かつての生活の地の展示会です。
反対側からはこう見えます。やはり看板は目立っていらっしゃいます。
周りをぐるりとすると、相当かっくいい電線とレールのひしめき合いも観察することができました。超絶萌えです。
このどこから数えてこの数字なのかさっぱり分からない第46号も誰も住んでいませんでした。周りに団地はこれだけでした。やはり妄想内の廃墟かもしれません。
*おまけ
おまけは細い小路です。明るくて活気のあるメインの通りからふと横に顔を向けるとある、誰かが気づいてくれるのをそっと待っているような細い道は歩くと楽しいです。そんな情緒や風情などゼロに、生活している方々が生活のために当たり前に通るのを見るのも、その土地の文化を感じられて好きです。この鳥ちゃんは和風のTwitterBirdだそうです。どゆこっちゃ。
撮られていました。るんるんで探検しているところです。いつになったら年相応のおば……レディーになれるのでしょう。