*基本データ
場所:東京都渋谷区初台2丁目(はつだい)
行った日:2021/08/18
廃墟になった日:不明
詳しく:
初台川沿い。
*評価
怖さ:★★★★★(夜だからそう見える)
廃れさ:★★★★★(夜だからそう見える)
見つけやすさ:★☆☆☆☆(夜だから見つけにくい)
*あれこれ
暗渠ハンターは続くよどこまでも、です。もう20本以上暗渠を狩ってきてるのですけど(cf.カテゴリ:暗渠)、まだまだまだ未踏の暗渠はたくさんございます。夜に(素面なのに酔ってるかのごとく爆笑しながら)暗渠を歩いているひとがいたらだいたいわたしです。暗渠近くの公園の遊具に(素面なのに酔ってるかのごとく爆笑しながら)へばりついている大人がいたらだいたいわたしです。
初台川(はつだい)
とはいえ平日はどうしようもない社畜なので、さくっと暗渠です。これは部活です。そう暗渠部です。
橋を模した箇所も発見しました。隣の影は暗渠ハンター仲間のバックパーマーズさんのひとりのものです。最近出てきすぎですね。
かっこいいパイプや野生の扇風機を撮ってほくほくしたのち、ふと横を見ます。
という具合に、横長の建物がありました。トタンと木材の異素材ミックス、つぎはぎコーデの表面で、なんとドアがこの近距離に4つもあるのです。2階のドアはどうやって入るのでしょうか? 3連のドアの1,2個目はドアの向こうの空間が狭すぎそうではありませんか?? ドア付近の木材が寸足らずで上部が郵便受けみたいになっています。3連ドアの3個目は絶妙に浮いています。
4つのドアは「かわいそう大会」中なのだそうです。どのドアが1番かわいそうでしょうか。確かに入れなかったり狭かったり隙間あいてたりわりとどれもかわいそうです。4ドアのエントリー情報をそれぞれバックパーマーズさんが紹介してくれましたけど、正直くそ面白くてずっと泣いてました。下の真ん中の子が優勝でしょうね。
L字型の長いほう、裏のほうは増築改築ドアパラダイスでした。表が気になって、暗渠を離れてまわりこみます。
すると表はお店でした。鮨、とあります。
それとヘアーサロンです。ミが三並の鈍い角度なのと、シの3画目が気持ち短めなのが気になります。
その100:店舗跡×4【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログは資生堂でしたが、こちらはカネボウです。
美容室の中はこのような塩梅でした。鏡や洗面台が見えます。(cf.鏡→その92:住居跡&店舗跡【水戸市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
そして、暗渠の終わりは「田端橋」という文字で示されていました。橋の形の車止めじゃなくて、文字です。右から左に読みます。文字で橋を表しているのは初めて見ました。
神田川南台支流
その360:【暗渠ハンター】住居跡【神田川支流】 - 廃墟ガールの廃ログやその367:【暗渠ハンター】住居跡【和泉川】 - 廃墟ガールの廃ログと同じ神田川水系です。だんだん分かってきました。すごく駐輪場にされていました。
面白いデザインのおうちを見つつ、あしたも仕事か……とため息を深くついて、散歩は終わりです。
*おまけ
渋谷の横長い公園の敷地内にはスーパースタイリッシュトイレがありました。しかも個室が3つ、すべて男女兼用です。そんなトイレは初めてみました。多様性トイレです。
別の公園には狂気を感じるカエルがいました。しかも3匹も。いやぜんぜん怖いです。近寄れませんでした。ので遠目の写真しかありません。バックパーマーズさんは近寄って1番大きな親分ガエルの背中に貼られたステッカーを読みに行ってましたが、近づいたら絶対攻撃を仕掛けられるか呪われます。
……その後別の公園で(公園行きすぎじゃね??)、よく下を見ずにいつも通りちんたら歩いていたらなにか石を蹴ってしまって躓きました。石だと思ってみたら拳より大きな茶色いカエルでした。呪われたのはわたしのほうでした。なぜ。蹴られたカエルは微動だにせずさながらノーダメージのようでした。体幹の鍛えられたカエルなんだそうです。知りませんけど。おそらく人生でカエルを蹴ってしまうことはこの先一生ないでしょう。
これは子供用のおもちゃにあるやつですね。手前にある丸いのたちは、写真を撮る前は奥にありましたが、全部はしからはしに移してやりました。
*深夜暗渠散歩撮影へたくそ選手権