*基本データ
場所:東京都港区北青山3丁目4
行った日:2021/09/01
廃墟になった日:2006年以降に立ち退き開始
詳しく:
これ。1957年から1968年にかけて建設された都営住宅跡地。4階から5階建てアパート25棟、間取りは2DKから3DK。再開発工事が行われている。
*評価
怖さ:★★★★★★★★★(暗いだけではなく周りが怖い)
廃れさ:★★★★★(暗いからそう見える)
見つけやすさ:★☆☆☆☆(暗いから見つけにくい)
*あれこれ
タイトルが【暗渠ハンター】から始まるときはだいたい歩いているのが夜なので画質が限界です。暗渠を歩いて歩いてただ歩くだけのハンター活動をしております。お供はハンター仲間のバックパーマーズさん(ユニット名)のひとりです。詳しくはカテゴリ「暗渠」参照です。では本日もいざ。
吉野川(よしの)
道がなくてもDEAD ENDではないとは思うのですけど。引き返して別の道にゆけばよいのでは。
薬園坂支流(やくえんざか)
この坂もまた、全力で走りたくなる坂である。(cf.その289:店舗跡【バトンまわします】 - 廃墟ガールの廃ログ)
その353:【暗渠ハンター】住居跡【六畝川】 - 廃墟ガールの廃ログで見たAmong Usの蝶々バージョンです。蝶々がiCloudを目指す仕様。(そんなことはありません)
笄川(こうがい)
この鳥居に竹冠がついたような漢字ひと文字で「こうがい」って読むのかっくいいです。しかし暗渠はすげー広い。幅広。車道。
終わりのほうはパラダイスでとても良かったです。階段。くねる細道。高い壁。高所ドア。高い管。その374:【暗渠ハンター】廃アパート【代々木川】 - 廃墟ガールの廃ログの近くに合流して、なんと渋谷川水系踏破完了です。なんたるハイペース。
廃墟始まります。渋谷川水系を制しまして移動中、地図担当のバックパーマーズさんのひとりが「面白そうなところがある」と寄り道した場所がなんと廃墟でした。廃団地です。
バックパーマーズさんのひとりさん(?)はもしかしたら任意の場所に廃団地を召喚できるのかもしれません。
しかし近づくと「?!」となります。たくさんの顔が団地を囲っているのです。これが廃団地周りを会場とした展示会の展示物だと知るのはけっこう終盤で、怖かったです。わたしは暗い中の彫刻や大木恐怖症なのですがそれに通じるものがあり、ちゃんと怖かったです。
団地、団地、団地です。X01号室とX02号室、X03号室とX04号室というふうに、隣り合う2部屋ごとに使う階段が分かれています。まさに団地の風貌です。
しかもおびただしい号棟数あります。カーテンのかかっていない明かりのつかない窓の羅列と、モノクロ顔面の囲いが続きます。東京の中心地ではないみたいです。
16と15号棟だけフォントが違っていました。
敷地内に植わる木がアクセントです。
14号棟は踊り場のような空間つき物件でした。フォントは細長でシュッとしています。いや圧巻でした。ゆっくりじっくり上を向きながら一周しました。
団地を見終わってほくほくで歩いていたら出くわしましためちゃめちゃ怖かったです。叫びました。絶叫です。死を覚悟しました。
*おまけ
その369:【暗渠ハンター】鮨&ヘアーサロン【初台川】 - 廃墟ガールの廃ログでもその375:【暗渠ハンター】商店跡【夏休みの宿題・絵日記編】 - 廃墟ガールの廃ログでも見たカエルがまたいました。なんだか最近の公園はカエルづいています。流行っているのでしょうか?
ばいばい菌。
これはいつか別のどこかで見かけた公園の遊具です。なんのコンセプトなのかは微塵も分かりません。が、右下に注目します。
?!?! GAME TIMEとあります。これは和泉川にある最高にツッコミどころ満載のあの遊具(その368:【暗渠ハンター】社宅跡?【井草川】 - 廃墟ガールの廃ログ下部)
の仲間はないですか?! あの遊具はPHONE TIMEです。ここは東京ではありません。都道府県の境を越えてこんな絶妙に香ばしい遊具が見つかるなんて奇跡に近いです。この日は暗渠ハンター活動はしていませんでしたけど隣にバックパーマーズさんがいて、「GAME TIMEって書いてある!!!!」と叫んでらっしゃいました。たぶん近所迷惑です。
〆は狂気ぶたちゃんです。