*基本データ
行った日:2022/02
廃墟になった日:2012年か
詳しく:1690年代頃開業の2つの建物からなる全61室のホテル。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
長崎編最後です。6/7から雲仙市にいますが、ともかく霧です。人類は突如として地球を包み出した謎の霧にやられ滅亡したあとのようです。先がまったく見えません。あのナンバリングされた袋はなにか怖いものが入っているのではないでしょうか(いいえ)?(cf.バックナンバー→その448:きっちんせいじ【バースデー長崎1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その449:住居跡群【バースデー長崎2/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その450:針尾送信所【バースデー長崎3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その452: 佐世保要塞 石原岳堡塁【バースデー長崎4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その453: 崎戸島特設見張所聴音所【バースデー長崎5/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その454:リゾートホテル跡地【バースデー長崎6/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
事前調査でわかっていたホテルへ行こうとしたら、霧すぎて別の廃墟にたどりつきました。まずこちらを観察します。アパートの様相です。
車はナンバープレートがありませんでした。
青かオレンジ、どっちかをひっぱると当たりまたははずれかもしれません。裏手は室外機置き場がさみしそうに擦れたコンクリの色を霧の中から覗かせていました。
そして本来調べていたほうへ。霧が絶好調です。ただこんな中でも見える青の標示には畏敬の念を抱かずにはいられません。
横顔が見えます。上の階の手すりが危険です。霧のせいで余計に危険に見えます。
ローマ字でSANSUIと読めます。ささやかな大きさのホテル名です。
入口はアーチ型の自動ドアで可愛らしいです。ロープが貼ってありますので立ち入ってはいけません。
かつては温泉に療養しに来ているお客さんで賑わっていたのでしょう。終末感溢れる場所――廃墟のみならず周りも含めて――でございました。とても貴重な体験のできたお散歩でした。
*おまけ
廃墟ガールは千葉県出身です。千葉県大好きです。父親が島根県出身です。島根県も好きです。自身のルーツにゆかりのない場所でいうと、長崎県はとても好きです。おしゃれでハイカラ。袴に帽子、気ままな性格に一人称「僕」はずるいわけです(四十七大戦の話)。あと数年したらまた池島にも行きたいです。