廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その501:工場跡地【残暑京都滋賀6/6】

 

 

*基本データ

 

場所:滋賀県高島市マキノ町

行った日:2022/09/25

廃墟になった日:2018年以降か。詳細は不明

詳しく:1970年代からある湖北バイパス沿いの工場。  

 


*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★★☆

見つけやすさ:★★★☆☆

 


*あれこれ

 

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さくっと500記事突破してしまいました。何度か書いているように、401~431は記事にしているわけではないので、通常運転で引き続き進めてゆきます。(cf.その401~431:廃墟探偵集【四百記事突破】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.バックナンバー→その496:比叡山回転展望閣【残暑京都滋賀1/6】 - 廃墟ガールの廃ログその497:佐和山遊園【残暑京都滋賀2/6】 - 廃墟ガールの廃ログその498:セメント工場跡【残暑京都滋賀3/6】 - 廃墟ガールの廃ログその499:事務所跡【残暑京都滋賀4/6】 - 廃墟ガールの廃ログその500:土倉鉱山跡【残暑京都滋賀5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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こちらも有名物件のようです。今回のトリを飾るにふさわしい場所でした。まずは向かう途中にあった廃から。


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■ - 廃墟ガールの廃ログでも見た、トタンに長方形の窓です。個性が出ます。


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換気扇の形に丸くくりぬかれている箇所もあります。


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先へまいりましょう。

 

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始まりました。今回はここが1番お気に入りでした。はしっこに設置されているガソリンステーションからお送りします。


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かわいらしい並び、自身を1番盛って見せる、いや魅せる角度をご存知のようです(違います)。いまさらですがたまに出てくるフィルタの違う写真は撮ってもらったものです。ありがとうございます。掲載許可はとっています。


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もしやキリ番で終わっている……? 拍手しないとです。(cf.だからキリ番は死語だってば→その345:POP JOY【サンライズ出雲途中下車4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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その456:【プチ冒険×廃ログ】ガソリンスタンド跡地【狂気ぶた&井戸保護活動】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出します。しかし、こんなにしっかりとパネルが開け放たれているのは案件――その394:化女沼レジャーランド【画像大量1/3】 - 廃墟ガールの廃ログで感じた、撮影者側が残留物を移動したりいじったりしていい感じの被写体に仕上げていることを勝手にそう呼んでいます――の香りがしますね。


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ガソリンステーションは敷地のはしっこ、奥が見えます。


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自然と産業のコラボレーションが見えてきます。


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事務所のような位置づけの建物でしょうか。物置的になっていた可能性もあります。


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晴れていると差し込む光によって廃度かわかるわけですね。足元にはススキくんがトッピングされています。


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ジブローダーの角度です。(cf.その8:【再訪】池島【画像大量3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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そろそろジブローダー(違)の奥にあるこれに触れましょう。


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この背の低さは愛らしいに決まっています。外に沿って階段をつくるだけで意図せず螺旋になるのです。そのあざとさには分かっていてもはまらずにはいられません。


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緑がベースの中ですから、小さな差し色も際立ちます。

 

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お次。さきほどガソステーションから見えた三角屋根ですね。


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ド迫力です。写真が下手なのとなにもいじくってないので色味が変なのは置いておくとして、空と緑、人工物の廃れのバランスが素晴らしいです。


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縦向きでも堪能しましょう。嗚呼、しか出てきません。引いても、寄っても、お美しいです。


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そしてレールはまだまだ伸びます。レールで良いのかちょっと分かりませんが、なんだか分からないままにお美しいと思うだけでも良いのです。


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到着しました。廃から廃を渡しています。つまり、最高から最高が伸びて最高に渡っているということです。

 

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差し色は青もあります。


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脇道の坂を登りましょう。三角屋根、レール、緑が近くなってゆきます。


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美でしかない、ないです。いつまでもお美しいお姿。レールが交差するその間からも青空。圧倒的な退廃美。


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緑だけを抽出してくれるフィルタを発見したのでかけて撮りました。これはこれで素敵です。


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埋もれる部品たちです。


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こちら、お気に入りの1枚です。3色のバランスがとれています。


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自然か人間か、どちらの意図なのか知りませんがかわいらしくてようく画になる操作盤のまわりだけは緑が控えめでした。写しやすくなっています。かわいいので撮るに決まっています。


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こちらも日が差し込んでいます。木やトタンではなく、緑の壁の小屋。神々しいです。


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もう一度この角度をおかわりします。


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おなかいっぱい、満足です。ごちそうさまでございました。

 

 

*おまけ

 

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いわゆる「純喫茶」と呼ばれるお店に入るとき、メニューの美味しさやかかっている音楽などと同等に、照明も見どころです。お店を作るとき、席からコーヒーカップを手に息を吐きながら、見上げた客の目に止まる装飾がどんなものであるべきか、きっと悩んでお決めになるはずだからです。店主様のこだわりが詰まっていらっしゃるはずです。


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アーモンドトーストとワッフル、カフェモカでまだまだ暑かった京都と滋賀編は終了です。もうすこしカントーに近づきましょう。