*基本データ
場所:愛知県刈谷市新栄町6-6
行った日:2022/11/6
廃墟になった日:2011年
詳しく:1923年開業の公衆浴場跡。閉業の2011年には刈谷市唯一の銭湯となっていた。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
なんだかんだで交通系、インフラ系スポットを訪れに訪れた愛知編、最後は高速道路や鉄道や信号や駅、ではありません。愛犬家のエチケットを強化する犬警官の看板はありました。(cf.その509: 桃花台新交通桃花台線【交通安全愛知1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その510:信号機【交通安全愛知2/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その511:小野浦駅【交通安全愛知3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
こんなにオシャレな床屋さんのランプは見たことがありません。素敵です。
トリコロールカラーのオシャランプを過ぎ、すぐに見えてまいりました。
負けてないかわいらしさです。絶妙なカラーリング、小ぶりなサイズ、銭湯とは思えないデザイン性。
たぶん、上部の温泉マークをじっと見つめ、湯気3本部分が2本に見えてきたら目線を下に移すと、緑塗りの四角形に文字が浮かび上がってくるはずです(違います。刈谷浴場です。寄り目しなくても見えます。1日5分やっても視力は上がりません)。(cf.凝視すると浮かび上がる四角形→その465:畑田変電所【爆走四国アゲイン1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ガラスを区切る木枠がまさかの温泉マーク。建物にぴったりな繊細な芸術が施されています。こんなの初めて見ました。
なにかのマークも同じ色で塗装されています。
現役時はもう少し鮮やかだったとは予想されるものの、このお色味をチョイスするセンスが素敵です。青系ですがちょっとおいしそうです。食べられません。
ガラスがはまっていたであろう虚無空間。
見上げても見下ろしても危ないです。もうそろそろ近づくことすら禁止されそうな勢いがあります。
中は倉庫然としているみたいです。江戸東京たてもの園にあってもおかしくない建物だと思います。このままだと解体ルート確定なので、どうにか残していってほしいものです。(cf.その213:【画像大量】廃電車&住居跡&店舗跡&廃旅館&廃銭湯etc【江戸東京たてもの園】 - 廃墟ガールの廃ログ)
*おまけ
その482:魚又楼【海辺和歌山4/10?】 - 廃墟ガールの廃ログでも鬼のいるけど公園を見ました。ずいぶんと威厳のある入口です。和歌山は遊具も豊富な鬼こうえんでしたけれど、ここはブランコと滑り台――青鬼の寝そべる斜面を滑るぶっとびデザインです――しかありません。
そして忘れてはいけない狂気ぶた。
愛知県はぶたちゃんパラダイスでした。各地の公園で思い思いの方向を向いて安らかに眠るぶたの象形遊具のことを勝手に狂気ぶたと呼んで騒いでいるのですが、たくさんのぶたちゃんをゲットできました。少しづつTwitterに流しますので、みなみなさまぜひフォローくださいませ。さて、カントーに戻ります。