廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その676:【画像大量】青空ショッピングセンター&文化ストリート【てげ宮崎8/8】

 

 

*基本データ

 

場所:宮崎県宮崎市橘通西

行った日:2024/10/12&13

廃墟になった日:2023年時点で営業店舗は10件ほど

詳しく:戦後の露店バラックマーケットから転身しできた商店街。現役店舗も入っている。全盛期は400店舗近くが営業していた。訪問時、12/6までに所有者より連絡のない場合は宮崎市が撤去に入る旨の貼り紙あり。対象は40店舗分。

 


*評価

 

怖さ:★★★★☆

廃れさ:★★★★★

見つけやすさ:★★★☆☆

 


*そわれ

 

とうとう分子と分母が同一になりました、宮崎編最終回です。まだ半袖で過ごせていた10月半ばのことで、ヒーターつけたりヒートテック着たりしながら書くとなかなかあの温暖な気候と時期を思い出しにくくはありますが、そんなことほっぽっておいても問題ないほどのお気に入りの場所で最後は終わりたいと思います。宮崎に行こうと考えた6割くらいはここを見たかったからです。1.5割くらいは志布志市志布志を見たかったからです。(cf.バックナンバー→その667:グリーンヒルズホテル【てげ宮崎1/?】 - 廃墟ガールの廃ログその668:abcスイミングスクール【てげ宮崎2/?】 - 廃墟ガールの廃ログその669:廃ラブホロード【てげ宮崎3/?】 - 廃墟ガールの廃ログその670:地下壕第一電信室【てげ宮崎4/?】 - 廃墟ガールの廃ログその671:ダンスキャロル【てげ宮崎5/?】 - 廃墟ガールの廃ログその672:風見鶏リゾートイン【てげ宮崎6/8】 - 廃墟ガールの廃ログその673:都井岬グランドホテル【てげ宮崎7-1/8】 - 廃墟ガールの廃ログその674:入島荘【てげ宮崎7-2/8】 - 廃墟ガールの廃ログその675:都井岬荘【てげ宮崎7-3/8】 - 廃墟ガールの廃ログ)

早く行かないとほんとにほんとになくなってしまうかもしれないと常日頃考えていました。で、かけつけてみたしたら実在はしていたのですが、明らかに道路や反対側の建物に危険が及びそうな状況で、案の定行政の貼り紙がしてありました。昨今の放置空き家への対策でいろいろなところで特別措置法が作られています。ここも例外ではなく、対象の土地の所有者――いまもいらっしゃるのか、相続後のお名前なのかはわかりません――の一覧と、どんな対策をされるかが書かれていました。住所的に対象は崩れとしまっているあたり一帯かと思われます。決して広くはない道路1本分の場所に40店舗もお店があったなんて驚きです。期限は12/6。それまでにこの記事は書いておきたかったのですが間に合いませんでした。そんな、刹那度高めの場所です。

夜にも見て朝にも見ましたので2部構成でお送りいたします。(cf.味ある商店街シリーズ→その314:でこぼこ【レツゴーキューシュー1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、[【レトロキューシュー4/4】 - 廃墟ガールの廃ログ■ - 廃墟ガールの廃ログ]、その604:椿井市場 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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忘れちゃいけないのが、青空ショッピングセンターから目と鼻の先の文化ストリート。アーケード商店街――かなり賑やかです――から1本入ると味のある景色が広がっているのです。なんなら入口の看板はどの方向から見てもすべて味があります。こちらは青空ショッピングセンターよりも現役店舗が多いのですが、青空ショッピングセンター同様に廃業したままの店舗も見受けられます。より複雑で混沌としているのはこちらかもしれません。

 

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*まちね

 

おはようございます。朝になりおかわりの時間です。まずは青空ショッピングセンターから。名前の通りの晴天になりました。きのう見かけた猫ちゃんはシャッターの中にいたようです、覗いたらお姿がありました。

 

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にしてもすごい迫力です。断然明るいときに見たほうが細部が確認できますのでおかわりして良かったと感じるとともに、夜なにも知らずに近くを通ってタイミングが合って崩れてきてしまったら、たまったもんじゃありません。明るくなってまじまじと観察できるようになり、なおさらそう思ったのでした。チェーンでなくてチエン。さらに2階にも別の猫様がいらっしゃいました。朝のひなたぼっこをお邪魔し失礼しました。ゲート側には宮崎市の貼り紙があるのですが、そこに餌も置いてあったのでお住まいの猫ちゃんなのでしょう。刹那、泡沫、儚さ満点の眺めです。次わたしが宮崎県に行く頃には間違いなく形が変わっていることでしょう。


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いくつか、店舗の看板が確認できました。どれも素敵なデザインです。定休日や営業時間外ででやっていなかっだけの店舗もあったかと思います。ふと横を見たら奥行きがあり、ちいさな区画のかつての店舗たちが続いていそうでした。


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さてさて文化ストリートにもあさんぽします。アーケードも朝日がきれいでした。お店は居酒屋やバー、セレクトショップや雑貨屋などが入っていました。こういった景色になじんで営業されているこだわりのお店たち、ハイセンスでございます。文化ストリートなので他店舗展開しているお店が入ったら「文化支店」となるわけですね。かわいらしい。

 

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さらに奥へ迷いこむとますます面白い状況で、1列どうやらまるまる更地にされた区画があり、そこは新しい店舗にも通路にもなるわけでなく金網で囲われていて、またその横の列は廃業したままの状態で残っていました。不思議です。消失点が中心にある大好きな構図がたんまり撮れます。

 

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金網ゾーンのすぐ脇は照明の降りきった鮮魚店、木でできた陳列棚が味わい深い青果店、うまい安いがキャッチコピーの狭小やきとり店などが揃っていました。どこもぱったりと時間が止まっていますが、美しさもあります。通りの終わりはコーナー一角を使った商店になっていました。店内の自分をぐるりとりかこむ構造で商品を並べることができそうです。嗚呼、来れて良かったです。


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*おまけ

 

宮崎編初回にも書きましたが宮崎県は自分の予想していたより何倍も都会でした。宮崎駅のアーケードや駅前の繁華街はほんとうに煌びやかで、水属性のお店も風属性のお店もたくさん営業されていました。焼酎の銘柄の電飾ゲートはなんだか新鮮で余計に歩いて全種類コンプリートしたくなりました。ススキノのニッカみたいなものでしょうか。繁華街に名酒あり。水属性のお店ばかりが集まるビルって店名の案内看板を見ただけでなんとなくそれとわかると思うのですが、この7色ネオンに光る看板はとても可愛らしかったです。これも初回に書きましたが、宮崎県は全国で唯一、民法チャンネルが2局しかなく、チャンネルを変えることを「裏にする」と言うと聞き、それを確かめるのも楽しみのひとつだったのですが、ホテルのテレビはしっかりウラオモテでした。自分の地元よりもたいそう立派な繁華街があるのに、チャンネルはウラオモテで、1本それれば味のあるマーケットとストリートがあって、このちぐはぐな感じも味があって気に入りました。人生初宮崎、楽しかったです。マンゴー色の読みにくい文字ともしばしのお別れ。

 

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