*基本データ
場所:東京都台東区(上野駅から歩ける)
行った日:2017/07/22
廃墟になった日:1990年閉校
詳しく:1928年に竣工、「下谷小学校」として開校。途中で清島小学校と合併し「上野小学校」と名を改めるも上記の年に閉校。現在は職員クラブとして使われている。避難場所。
2023/7/20更新…いよいよ解体、悲しい。学校で使っていた備品等は抽選で譲渡会が行われたようです。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
上野が勤務地だったことがあるのですが、まったく知りませんでした。
(インターネットで「都内 廃墟」と打って出てきたので知りました。お恥ずかしながら‥‥)
中まで入れれば最高なのですけれどね。
上野駅から浅草まで歩く道の途中を1度曲がって、しばらく進むといきなり出てきます。
いかにもという外観ですね。
現在も使用されているとあり、管理は厳重でこの写真も柵の上に手を伸ばして撮ったものなので、外見を楽しむ廃墟になります。
ただ、都会の真ん中でビルとのツーショットができるレトロな建物――それも「レトロ風」と狙って造ったものではありません、ごく自然に朽ちていった建造物です――は、なかなかないのではないでしょうか。
現代建築にはなさそうな窓の形です。配管とツタがまたいい感じに絡まっているので思わず撮った1枚となります。
裏側がこれまためちゃくちゃで素敵でした。
昔から上野→浅草と散歩もかねて、合羽橋経由で歩いて移動することが何度かあって、今後もそのコースを辿る際には寄り道して眺めてからいこうと思います。
屋上の柵の網目、放送の流れるスピーカー、錆きったバスケットボールの枠、慣れ親しんだものたちのはずなのに自分たちの思い出よりも古く寂れていて、小学生の頃からそんなに時って経ったかなと、錯覚を起こさせてくれる場所です。
*おまけ
浅草では「東京蛍堂」という雑貨屋さんが大好きです。
一人前のモガになれるように、浅草に行ったときには必ず寄ります。
(そろそろ廃墟ストックがなくなります! 仕入れてこなければなりません。)