廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その632:【2時間目】鉢地峠道

 

 

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はっちどうげみち。バックナンバー→その631:【1時間目】USA【パピロ】 - 廃墟ガールの廃ログ

 

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あいり、じゃなくてあいりん。紫色のガレージにピンクの看板。

 

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右にミラーボールが。


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切り抜くとこんなに外からでも画になると思うのですが、誰かが被写体として色鮮やかなビンを置き、液体を注いだままにしているみたいです。液体というかさしみ醤油です。いろいろだめです。


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配線がうにょうにょでした。かなり遊び心とともに一致団結して走っています。

 

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隠しカメラ。

 

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よく消化器が落ちていることが多いですが、ここは窒素でした。

 

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窓ガラスは基本シースルーになっていました。グラフィティの多さからも諸々想像ができます。


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うにょうにょの次はばりばり。

 

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けろっぴがいました。

 

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お隣の建物ですが、高身長植物が多くて全貌が掴めませんでした。さらにこの奥、下には公園があったのでしょうか?


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サイコロテレビ。(cf.その231:住居跡×2【気まぐれ福岡/飯塚市】 - 廃墟ガールの廃ログ【レトロキューシュー2/4】 - 廃墟ガールの廃ログその527:高見リゾートホテル【爆走海道4-4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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この道、ラブホ街道として雑誌に掲載されたこともあり、そのいくつかが廃墟になっているわけです。三ヶ根山スカイライン(その40:パールセンター跡地【三ヶ根山スカイライン前編】 - 廃墟ガールの廃ログその41:プチホテル跡地【三ヶ根山スカイライン後編】 - 廃墟ガールの廃ログ)や国道32号線(その130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログその129:CarPoint・Selectionあるいは白雪姫と七人の小人 - 廃墟ガールの廃ログ)と同じです。

 

 

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こんな塩梅でラブホテルの看板が乱立します。まさに。


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次は水月。エレガントな流れる曲線の筆記体が素敵です。こんな日本酒のラベルがあってもいいと思います。縦型のほうはたぶん文字のかたちに電飾が光っていたのでしょうね。


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看板ではなさそうな3色のもありました。運転手側に見えてきます。なにかを伝えるものでしょうか。


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立派な門。


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トイレもおやすみ中でした。(cf.公衆トイレ→その577:海楽荘【のとはんとー3/3】 - 廃墟ガールの廃ログその622:岬荘【バースデーオーサカ4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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またサイコロテレビ。落書きと不法投棄がひどいです。


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中には入れませんが外側は峠道から見えました。大きそうです。


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おまけで、この看板は現役ホテルのものです。水月よりも手前に建っているホテル。やはり立地がものを言うのか……

 

 

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スナックにありそうなお名前ですがここもラブホテル。店名はどこに出てこようと達筆なフォントである必要があるみたいです。


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凄まじい不法投棄。あと、なんだか焼けてそうでした。


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室内灯の残骸でしょうか。


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つぎ、確認できたなかでは1番上、山奥にあったホテルスワン。水月とは対照的なぽってりとしたフォント、愛らしいオレンジ色。かわゆいです。


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きらくなちゃんと宿くんが相合傘の中にいます。この看板もスワンのものですが、どこか別のホテルが廃業後にもらった? と思えるほどのテイストの違いが溢れ出ています。


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峠を登っているときは「矢印の上は吹き出しだったのかな?」と思っていましたが帰りに首が折れた白鳥だと気づきました。スワン。


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ここまで登ってきて満室だったら次はどこへ行くのかな。


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部屋数は少なめ。でもガレージタイプではないようです。


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倉庫のようなガレージスペースは木材メインで詰めこまれていらっしゃいました。ベンチの背か中に蛍光灯が入っていて光るタイプの横長看板かと思ったら段ボールだった。長年の経験から固そうな素材に擬態している!


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水月前にあるオレンジ色のスワンの看板が帰りも見えました。「峠」です。お忍びには良いのかもしれませんが、集客は当然都心とは比べものにならない難易度なのでしょう。そして廃業後もお忍びで家具や家電を住みこみさせるかたが多いのか、廃墟を見にきたのか不法投棄を見にきたのかよくわからないくらいでしたとさ。

 

 

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最後。改装ため休業されているそう。1段下層に建物はあって、坂を下って入るスタイルでした。いつか改装されてオープンすることを祈っております。