*基本データ
場所:東京都八王子市高月町(たかつきちょう)1250(西東京バス「高月」または「高月集会所」下車)
行った日:2019/03/09
廃墟になった日:不明
詳しく:高月城前のラブホテル跡地。高月城自体は戦国時代初期の山城で1590年廃城。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*あれこれ
※ちょっと今回は情報過多で長めです。もし、読んでくださっている方がいらっしゃいましたら、さーっとスクロールして写真だけご覧になっても問題ないかと思います。
こちらも有名物件のひとつ、ホテル高月城です。ラブホ跡地のようです。バスを降りると、このへんにお住まいの方しか使わないようなローカルな香りが即座に漂います。
(cf.お仲間→その97:ナポリの太陽【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログやその130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログ)
そのまま住宅街とくねくねした原住民の方がわりとスピードを出して通っていたメイン道路を歩きますと、横道へ逸れるよう指し示す看板が見えました。空と同じ色をしています。
横へ曲がると坂道になっていて、さらにその横がこの眺めです。
高月城のフォントは格式高い旅館をイメージします。(cf.達筆→その96:盤石荘 - 廃墟ガールの廃ログ)
すこし学校にも似た正面です。
入れません。この格子の横引きタイプの門が学校を思わせるアイテムのような気もしています。奥はホテルの名前のイルミネーションの残骸やファンシーな壁のデザインなどが見えました。
そしてすぐお向いには高月城跡がございます。本物です。廃城は1590年とのことですからここも廃墟、と広くくくったとすると大先輩、集落であれば長老レベルです。
バスの関係でこちらは上まで行けませんでしたけれど、検索するに素人目では城跡を感じるのが難しそうな土地が広がっているようでした。
春らしい木漏れ日に揺れる静かな空間です。
看板の裏は空ではなくって、横断歩道ありの標識と同じ色でした。デザインではなくて、日の昇る関係であちらだけ褪せてしまっているのだとしたら、面白いなと脳内でにやけつつ、バス停ひとつ分歩いてしまったため、時間を確認します。
そして、はたと気づくのです。別のバス停のはずなのですが、同じ空間にいるのか、この区間だけ歪んでいるのか、単なるバグか、気のせいか、不思議なこともあるものです。
お分かりいただけましたでしょうか‥‥?
*廃墟残
残りストック:5
*おまけじゃない
うしろが反射しておりますがことしも『変わる廃墟展』へ足を運んでまいりました。(cf.2018→[http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2018/03/18/220114:title])
もともと、昨年この展示に行ったことを書いた記事がきっかけで出展者のid:toshiharu-hiraiさんに声をかけていただき、ことしはなんと現地ガイドとしてほかの出展者さんのお話や展示のお話まで聞かせていただき、しかもその105:住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログでお会いしたid:drone_skyfishさんと一緒に展示をみにゆき、さらに堪能後別の廃墟探検家の方々と晩ご飯をご一緒させていただきまし、た! (id飛ばしてすみません)
スペシャルすぎて息継ぎのタイミングが分かりません。これもこのブログをやっていたおかげです、出会いに感謝☆ みたいなキャラでは毛頭ございませんが、それでも縁というのは凄まじい力で人と人とを引き合せるのだなと感嘆せざるをえません。こんなカメラも持っていないうえ元写真部を疑う写真の下手さ加えて廃墟を見つけても中まで入りませんしおえかきも文章も漫画も中途半端な自己満ブログの(卑屈がすごい)わたしがこんな関わって良いのかいつまでも疑問を持ってしまいますけれど、この場を借りて改めて、ほんとうにありがとうありがとうございます。