*基本データ
場所:長野県千曲(ちくま)市上山田温泉
行った日:2018/07/15
廃墟になった日:不明
詳しく:オススメはカキフライ定食の飲食店。また建物の上は普通の賃貸物件になっている。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*前回までのあらすじ
空が高くて晴れてお祭り騒ぎでiPhoneも人間も暑くて暑い→その115:住居跡【灼熱長野1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ&その116:廃団地【灼熱長野2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ&その117:深山荘【灼熱長野3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ&その118:信州観光ホテル【灼熱長野4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ&その119:【画像大量】日本歴史館+α【灼熱長野5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ
*あれこれ
お盆休みのためハイペース更新となり失礼しております。その119の登山部を辞め、花火の現場を去り、お祭り会場まで帰ってまいりました。さっきまでオアシスだったお寺はすでに森の上です。
お神輿のかけ声やこどものはしゃぐ声、的屋の呼びこみなど、ずいぶんともとの世界に帰ってきた気分になりました。それでもお祭りのすぐそばで、じっと止まって暑さを耐え忍んでいる建物たちがあるのです。
その一端に近づいてみました。このまま長い間変わらない外観なのでしょうけれど、歯抜けの提灯や朱色の飾りなど、お祭りをイメージしているように思えてしまいます。
無断駐車に敏感なガラスたちが待ち構えております。
(ガラスに写るシルエットは廃墟ガールのものですのでご安心ください。cf.反射案件→
その88:山手荘 - 廃墟ガールの廃ログやその91:舟付販売所跡地 - 廃墟ガールの廃ログなど)
角をまわりますと、室外機と電飾、そしてまた趣の違った提灯ゾーンに移りました。雑多です。たまりません。
看板の「喫茶」、「スナック」は消えかかっています。
石畳のような壁、赤提灯、メニューの額縁、丸みを帯びたドア、お食事処よりもスナック要素を多く持ち合わせているように思います。
おなじみの所在なさげな管たちもこのとおりばっちりです。
裏手にきました。どんどん引いてゆきます。正面の駐禁撲滅運動ガラス、スナック然とした丸ドア、配管たちをクリアし、「信州ロック座」という新たなジャンルの出現と、従業員用なのかまったく無関係の賃貸なのか、居住用エリアが脇から出てきました。
さらに引きますと、居住用2階部分へのひさしつき階段と、大家さんのスペースかもしくは信州ロック座またはスナックイーストのいずれかと思われる、平屋が登場しました。やはり管は引っこ抜かれています。
長野編を締めくくるべく、エンドロールのような引き具合です。左下に置くのは「#廃ログ」でなく「fin.」のほうが良かったかもしれません。
すべてのミッションをクリアし、エンドロールのあと少しだけ流れる映像の廃墟ガールブランコが続きます。音声はなくストップモーションアニメになっています(なっていません)。
おつかれさまでございました。
*廃墟残
残りストック:5
*おまけ
今回で長野編は終了です。ある温泉地帯を徒歩圏内(坂道30分をそう記していい場合に限る)のみで探検し、こんなにも廃墟がぽろぽろ出てくるとは思いませんでしたが、6回分すべて遊びにきてくださった方いらっしゃいましたら、誠にありがとうございました。上山田温泉、をもっと細かく番地で区切り、年に1度日の目を見るために細やかに手入れされたお神輿の晴れ舞台に運良くお邪魔できたことも併せ、「地域に根ざす」という点では、極論でいえばお祭りも廃墟も共通項があるといえる、かもしれません(どうでしょうか)。
ちなみに長野編は1日の出来事で、この日の総歩数と歩行距離はこちらとなります。
最近おとなしくしておりますので、そろそろ出オチ欲が疼きますね…。