*基本データ
行った日:2020/06/18
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
本物の立入禁止とコラボした写真を地図子さん(id:chizuchizuko)に撮っていただきながら、ゴールの小河内ダムを目指して引き続きずんずんしています。奥多摩むかしみちお散歩です。(cf.バックナンバー→その293:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【奥多摩むかしみち1/5】 - 廃墟ガールの廃ログ、その294:【プチ冒険×廃ログ】東京都水道局小河内線【奥多摩むかしみち2/5】 - 廃墟ガールの廃ログ、その295:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【奥多摩むかしみち3/5】 - 廃墟ガールの廃ログ、その296:【プチ冒険×廃ログ】奥多摩寮【奥多摩むかしみち4/5】 - 廃墟ガールの廃ログ)
またしてもちんたら書いているためほぼひと月前の出来事になってしまいました。最後の記事です。もう後半戦も後半戦、ゴールは近いです。ここは西久保の切り返し、記念に建てられたであろう木の棒ががっつりお休みになっていらっしゃるのを横目に、いざゆかんです。雨が降っています。
西久保の切り返しからは2キロも歩いていないと思うのですけど、ここが奥多摩むかしみちの8割かと勘違いしそうになるほどの難路でした。未舗装急勾配を進みます。土砂崩れ発生かと思いきや刹那的な配置をして止まっている中を仮設のような橋で進みます。傘が手放せないほどの雨の中進みます。迷わないようにところどころに案内板が建っているのですが、「あと○○km」の数字が一向に減らないのです。「地図上では近いんですが……」と地図子さん、奥多摩にだけ普及している独自の単位があり、切り返し以降はそちらが適用され我々の知る距離感覚は通用しない説を立てつつ、汗と雨で顔面をどろどろに溶かしながら息も絶え絶えに進む運動不足の女子(女子ですよええ)2人組がここに、確かにここにおりました。現場はカオスでした。
長野の温泉地をレンタカーなしで猛暑の中歩いたときもわりとつらかったですが、今回もこのときばかりはひーこら言いながら、やっと反対側の入口にたどり着きました。あとでiPhoneを見るとこの日は約2.2万歩、ビルでいうと70階分の高低差を歩いていたようです。(cf.あっちい長野→その119:【画像大量】日本歴史館+α【灼熱長野5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
むかしみちグランドフィナーレのち、すぐに見つけます。ご褒美でしょうか。
車庫は雑多です。屋根がおりてきています。
ポスターが何枚も貼ってあったのでとりあえず隠しておきました。
時の止まった植木鉢です。
そして雨が降っているのもおかまいなしに見上げると、なにかの絵の看板が掲げられていました。わさび? 山菜? イラストのモチーフが特定できませんが、元店舗だった可能性も浮上します。
時の止まった新聞紙です。
生活に必要な諸々が繋がっていたのでしょう。
ご褒美を堪能し、むかしみち終了です。なかなかハードなコースでございました。
そして、本来はもう2時間くらい早く着いている予定だった小河内ダムを最後に目指します。かすみのかかった奥多摩湖は妖艶で神秘の雰囲気があります。
お美しいダムです。廃墟ガールはレインボーブリッジ(その225:第三台場跡地【台場公園】 - 廃墟ガールの廃ログ)や鳴門の渦潮(cf.その129:CarPoint・Selectionあるいは白雪姫と七人の小人 - 廃墟ガールの廃ログ)、東京モノレール(cf.その246:ニッコーカメラ【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログ)など、巨大なコンクリ機構がうねうねしているのが大好物なので、こちらもおいしくいただきました。しかしお目当てのダムカレーはたどり着いたのが遅すぎてありつけませんでした。今回のお散歩もちょーぜつ楽しかったです。地図子さんありがとうございました。次はどちらへお散歩しましょうか?? ♡
*廃墟残
残りストック:1
*おまけ
昨日をもちまして、廃墟ガールの廃ログは3周年をむかえました。適当に日々暮らしていたらなんと当日を過ぎてしまいました。ほんとうはこの記事を昨日更新する予定だったのですが、まあこんなものなのでしょう。この子たちは今でいう――オリキャラ? うちの子? なのですが、どへたくそもいいところですし、あけっぴろげに披露するのがこっぱずかしくできないので、たまにひっそり出てきます。(cf.カテゴリ→なぜか廃ログに投下される漫画のようなもの)
あと3記事で300です。そちらで大々的に自己満祭りが開催されますので、もうすこし通常運転でゆきます。いつも読んでくださっている方がいらっしゃいましたら、ほんとうにありがとうございます。