*基本データ
場所:東京都新宿区西早稲田3丁目(高田馬場駅から徒歩15分ちょっと)
行った日:2018/10/06
廃墟になった日:2016年には閉店していた模様
詳しく:
このへん
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★☆☆☆☆
入りやすさ:☆☆☆☆☆
*あれこれ
最寄り駅は東京メトロ東西線の早稲田駅、もっと最寄り駅でいえば都電荒川線の西早稲田駅だと思うのですが、高田馬場駅から歩いてお邪魔いたしました。学生御用達の居酒屋や喫茶店などの賑やかなラインナップを抜けてマンションが増えてきたころにふっと見つかります。(ちなみに最近の都内の廃墟はいつにもまして『東京散策(トーキョーウォーカー)』の名のスキルを持つといわれるトーキョーマスターからの提供です。詳しくはカテゴリをご覧ください。てかなんだよトーキョーウォーカーって。)
当時はもっと赤地にはっとするような白抜きの「ABC」であったのでしょう。今では彩度をいじってレトロにわざと加工したかのような落ちつきっぷりです。ゲームセンターというと、思い出されるのは川崎九龍城のその24:ウェアハウス川崎【ついに九龍城】 - 廃墟ガールの廃ログ、センターではありませんがその99:WHITE CONG跡地【解体秒読み】 - 廃墟ガールの廃ログやその106:東京スポット北池袋店 - 廃墟ガールの廃ログあたりでしょうか。
左右どちらも階数のある歴としたマンションです。このマンションが建った点とこの施設が現役だった点が交わっていたとしたら、コンビニよりスーパーより100均よりゲーセンが最寄りというか隣の物件って凄いですよね。真の遊び人の住む地です。
正面にまいりました。当時は看板の周りはきらびやかだったに違いありません。
今では夜になればきっと自動販売機のイルミネーションにしか目はいきませんね。
左側です。看板がそこここにあるのが分かりますし、すべて違うデザインで細かな芸を感じます。
この書体はなんというものでしょうか。筆記体とも違いますし、すべてが小文字でもありません。加えて文字は緑、囲みが紺と紫、センスが光っています。わたし好みです。(ガラスに反射したスカートと足は廃墟ガールのものですのでご安心ください)
2階へのアクセスは1階からはできず、この一般家屋のような入口を開けるようです。1階はぷよぷよやテトリスやストリートファイター、2階は‥‥ダーツ? 卓球? 麻雀? 想像でしかありませんが、学生をはじめ多くの人の憩いの場であったと思われます。
群馬のどこかの商店街にも廃撞球場があるらしく、そこもひと目見てみたいと焦がれるばかりです。
*廃墟残
残りストック:3
*おまけ
さいきん思い出したかのように奈須きのこ祭りが開催されがちな土日です。ゲームインABCへお散歩したこの日は、きちんとハーゲンダッツのストロベリー味を用意して臨んだものでした。
(cf.その30:社会保険庁跡地 - 廃墟ガールの廃ログやその38:TSUTAYA市川大野店跡地 - 廃墟ガールの廃ログ)