廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その360:【暗渠ハンター】住居跡【神田川支流】

 

 

*基本データ

 

場所:新宿区高田馬場3丁目(高田馬場駅から歩ける)

行った日:2021/07/03

廃墟になった日:不明

詳しく:1979年に建てられた木造の集合住宅。小学校の近く。

 


*評価

 

怖さ:★★★★☆(暗いからそう見える)

廃れさ:★★★★☆(暗いからそう見える)

見つけやすさ:☆☆☆☆☆(暗いから見つけにくい)

 

 

*あれこれ

 

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1回の入店人数制限、予約制、土曜のみ、貸切、90分制、で先日大好きなよく行くバーが復活しておりましたので、即予約して行ってまいりました。ミスティアマティーニ(MISTIAはマスカットのリキュール)が超絶おいしいのです。この指は都内廃墟情報通のトーキョーマスターのものです、指出しの許可はいただいています。まあ、実際にトーキョーマスターと呼んだことは1度たりともないのですけど、そのトーキョーマスターから高田馬場にあるよと教えてもらいます。幸いにもすぐに行けそうでしたのですぐ行ってまいりました。どのくらいすぐかというと、このバーを出てすぐです。しかも暗渠ハンターとして近くの暗渠と抱き合わせです

(cf.カテゴリ:トーキョーマスター)(cf.暗渠ハンター→その353:【暗渠ハンター】住居跡【六畝川】 - 廃墟ガールの廃ログその354:【暗渠ハンター】中目黒ハイツ【谷戸前川】 - 廃墟ガールの廃ログその359:【暗渠ハンター】上井草社宅【桃園川】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

馬尿川(ばにょう)


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暗渠ハンターは夜な夜なただ暗渠をはしからはしまで、すみからすみまで歩き倒すだけのお仕事です。誰でもなれるのです(なりたいかは別として)。ここの暗渠はあまり好きな名前ではありません。が、高田馬場らしい名前ではあります。


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途中に廃墟らしい荘が佇んでいらっしゃいました。

 

神田川からの支流

 

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名もなき暗渠です。しかしかなりお気に入りです。


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細くてくねくねしているからです。それとちょいちょい出てくるきりっとしてかっこいい色味のお写真はわたしのiPhoneで撮ったものではありません。


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カーブも高低差もあります。探検している気分になれて面白いです。少年心(いえ、少年だったことはこの人生で1度もないのですけど)をくすぐられます。


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途中に解体をじっと待つおうちを見つけました。これは敷地内にあった、手書きの有刺鉄線だそうです。

 

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そうこうしているうちに見つけました。暗いと余計にものものしく見えますね。


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ヘボiPhone撮影だと見えません。


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養生テープにて封印されしポストです。(cf.白ポストその342:ジャンボクラブ淡路島【サンライズ出雲途中下車1/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.入れられないポスト→その298:こだま荘 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.オサレポスト→その281:COFFEE SHOP Demian【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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暗い上に建築物の構造を理解する能力に乏しいのでなにがなにやらですけど、予想するに、おそらく2世帯以上で住めるようなアパート的な物件だったのかなという印象を受けました。入口の門のような部分が2箇所あったからです。


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近くの電線を巻き込んで良い味を出していらっしゃいます。


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みどりみどりしています。


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こちらが2箇所目の門です。


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実物を眺めているときもいまこうして写真を見返していても本来どんな構造をしているのか、全貌を把握するのが難しかったです。分からないほうが迷宮物件のようで面白いのでよしとします。(cf.迷宮旅館→その118:信州観光ホテル【灼熱長野4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

谷端川(やばた)(season2)

 

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正確に言うとその286:住居跡【西池袋】 - 廃墟ガールの廃ログで歩いていますので3度目です。大好きか


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夜の暗渠フェスは危険を伴う場合がありますので、おともがいらっしゃいます。バックパーマーズさん(ユニット名)です。ハンター仲間です。まあ、実際にバックパーマーズさんと呼んだことは1度たりともないのですけど、好き勝手くっちゃべりながら遊具でわいわいしながら歩いてくださっています。上の支流の「手書き有刺鉄線」を見つけたのもバックパーマーズさんです。なんだよ手書きの有刺鉄線って

 

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谷端川緑道の最大の魅力はなんといっても緑道内にある数々の遊具でしょう。わたしの1番好きなのはこちらです。コの字型の取っ手を持って、反対側にスライドできるやつです。ちょっと謎ですけどスムーズに動けて楽しいです。スピード取っ手と命名してもらいました。なんだよスピード取っ手って


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*深夜暗渠散歩撮影へたくそ選手権

 

暗渠ハンターにはいろいろとやることがあります。深夜暗渠の踏破、各種公園で各種遊具との戯れ、狂気ぶた(暗渠や公園にいる思い思いの方向を向いて寝ている石のぶたのこと)の収集、もちろん廃墟があれば観察、そしてへたくそ写真選手権に向けての作品づくりです。iPhoneのシャッター音は夜だと実際に撮影しているタイミングとはずれている事があるのです。珠玉の作品たちを置いておきます。

 

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白金の井戸です。現代アートでしょうか。

 

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梅里公園の遊具です。心の綺麗な人(または暗いところ)であればなにかが確認できます。

 

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桃園川のはずです。


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谷端川のフェス現場のはずです。