*基本データ
行った日:2021/04
廃墟になった日:2009年頃には廃墟だった模様
詳しく:1970年開業の宿泊施設。3階建てで高台に位置する。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★☆☆☆
*はじめに
「記念写真!」
「すごい!!」
「どこもこんな風景が続いていてもしかして自分はループしているのでは? ってなる」
(ループしていません)
「2階が吊り下げられている!」
「シートベルトの素材!」
「この紐でシルクドソレイユできそう」
(できないですぶら下がってはいけません)
「帽子やカメラを置いてそれっぽい写真を」
「上の階は窓から星が見えるよ!」
「下の階!」
「1階建て1人用の部屋!」
「2階がない分天井高めだね」
「シャワーカードは数に限りがあるから東京から乗ってる人が有利!」
「そしてこの空間めっちゃ広い(左がけっこう空いていてスペースがある)」
「シャワーカード自販機とツーショット撮るための空間(そしてキメ顔でツーショット)」
(たぶん違います)
「車内の自販機は5択だね」
「エネルギーチャージしたい人、炭酸が飲みたい人、カフェインとりたい人にはぴったり」
(cf.1択→その22:分田煙草店+α【中野ブロードウェイ】 - 廃墟ガールの廃ログ)
「せっかくだからシャワー室も!」
「シャワールーム洗浄ボタンってなんだ……?」
「タイマーついてる! 怖い!」
「タイムオーバーするとバラエティみたいに白い粉出てくる」
「そのための洗浄ボタンか!」
(すべて違います)
こんかいの記事はなぜこんなに色も台詞もうるさいのかといいますと、廃墟ガールだけでなくおともがいるからです。おともらちのクリーチャーグリーンちゃんです。その126:ひばりヶ丘ドライブイン【with富士山】 - 廃墟ガールの廃ログに一緒に行ったり、わたしのいつもの調子で書いた語順がはちゃめちゃな日本語を翻訳してその223:the Hotel Cadillac House【清里遠足レポート⑩】 - 廃墟ガールの廃ログのレポートを作ってくれたりしています。
2人でおしいれのぼうけんごっこをしてみたり、
マスク星人になってみたりとろくな人物写真がありません。
ここまでの文章ではなんの魅力も伝わっていないかもしれませんが、サンライズ出雲は最高です。ほかにラウンジ(机と椅子が並んだ拓けた車両)もあり、談笑や飲食をするのにもってこいです。アメニティとして歯磨きするときのコップや出歩くときのスリッパなど最低限ではありますがあると助かるラインナップが揃っており、かゆいところに手が届きます。はしゃぎすぎて2時間くらいしか寝ませんでしたけど電車特有の揺れに身を任せて目を閉じている時間も含め大満足でした。
*あれこれ
サンライズ出雲に乗れただけでもう目的は半分以上果たされたといって過言ではないのですが、降り立ったのは出雲ではなく姫路でした。朝5時半です。ちなみにサンライズ出雲では緊急時以外は車内放送を控える深夜時間帯があり、姫路の次の岡山でそれが解除されるため、姫路はアナウンスがありません。自力で起きる必要があります。少し前に身支度を終えてラウンジにいましたら、車掌さんが「アナウンスがないのでお気をつけください」とわざわざお伝えに来てくださって、ほっこりしました。
さておともらちを巻き込んで通常運転です。坂の上にやってきました。緑に紛れて建物を発見します。
当然ながら周りは柵です。
L字型の建物だそうですが、周りだけ観察する分にはそこまでL字を感じることはできませんでした。
正面入口はここでしょうか。
恒例の冷蔵庫チェックです。(cf.冷蔵庫→その192:中国オニマル/にちはら天文台【詰込山口3/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その134:平安閣 - 廃墟ガールの廃ログ)
おそらくですが中を探索されたいかたはここから入るのでしょうか。
これですとあまり最優先にされている印象は受けませんでした。
何かしらの虫の柱ができていました。ちゃんとお散歩するにはしっかりした装備で行くのが確実そうです。
こちらにも階段です。
濃い緑と柵に取り囲まれた建物をぐるりしました。そんなわけでひっそりと兵庫初上陸、続きます。
*おまけ
姫路に降りてすぐの朝5時半、駅近に井戸のお化けを発見いたしました。すかさず井戸子さん(地図子さん)(id:chizuchizuko)に報告します。眺めてたら自転車に乗ったおじちゃんが「何撮ってるの??(関西弁)」と話しかけてくださいました。この辺は1世帯1井戸が当たり前だったそうです、戦前の昭和10年頃にできた井戸だそうです。
からの高所ドア(高所ではなくても入れる自信がない)も発見です。
そしてたたみかけるようにその324:【プチ冒険×廃ログ】住居跡【茨城井戸探し1/6】 - 廃墟ガールの廃ログに続き姫路にも白ポストがございました。少し駅を出ただけでこれです、兵庫県すごいです。いろいろなかたの影響で、街を歩いていると蒐集できるものが増えてきました。