200記事と2周年の自己満記事→百も二百も好きのうち【その200突破&廃ログ2周年なりました】 - 廃墟ガールの廃ログ
*基本データ
場所:東京都葛飾区宝町(京成本線「堀切菖蒲園」駅(ほりきりしょうぶえん)から歩いて15分)
行った日:2019/07/18
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
菖蒲が有名であろう「堀切菖蒲園」という駅に降りたちました。この駅があるのは京成本線という路線でして、むかしむかしのそのむかし、隣駅に高校受験をしに行ったことがあります。あくまでも「受験」のみですので、それくらいの縁しかない地なのです。
この駅の構造がすごく面白く思わず撮ってしまいました。ホームだけが宙に浮いているようにも見えてしまいます。
さて、今回の物件はというと、どこかで見かけた画像を元に、トーキョーマスター(都内の廃墟情報屋)というお友達に特定してもらいました。写真をLINEしたら次にGoogle mapの地点データが返信されてきました。特定厨怖いです。いつもありがとうございます。
麻雀荘アポロのレトロな看板も被写体としてはもってこいです。iPhoneを構えてぱしゃぱしゃしているうちに、アポロの向こうにお目当てがいらっしゃることが分かります。
ちなみにお隣もけばだたしい木材を抱えこんでいらっしゃいました。愛らしく撫ででも駄目なのです、きっと手のひらも指も傷だらけになります。愛情は届きません。メータのコードはお馴染み、外れています。(cf.最近のメータ→その184:事務所跡?【太田市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その194:店舗跡/元乃隅稲荷【詰込山口5/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その200:住居跡【渋谷区千駄ヶ谷】 - 廃墟ガールの廃ログ)
けばけばに後ろ髪を引かれながら先を進みました。スバルの販売店だそうです。運転は好きですが車種には全く詳しくない廃墟ガール、スバルは丈夫な車のイメージです。
見上げたオレンジのアオトモータースも良いですけれど、こちらも捨てがたいフォントです。職人様の手書きなのでしょうか。鮮やかな青地だったのでしょうね。しかし宛名がなにも書いていないポストが上から打ちつけられていることから、何段階か前にお知らせとしての木板ではなくなっているようです。
全面ガラスの木戸を何枚か続けます。
この一面ガラスの奥に、なんともう1枚扉があるのです。写真では見にくいですが、この戸をまず横に音を立ててスライドさせたあとに、横丁のような構造で小ぢんまりときた商店が並んでいるような、そんな錯覚を起こします。
そう思ったひとつの手がかりがこちらです。「アオト整体」とあります。整体院も中に入っていたのかな、と想像したわけです。色々な色のアオトを見ることができますね。
そして裏手にまわり、ここでfinでございます。葛飾区の廃墟をお散歩したのははじめてです。また遊びにゆき、少しずつ様々なところとの縁を濃くしていきたいです。
ス/
*廃墟残
残りストック:3
*おまけ
*基本データ
場所:東京都葛飾区堀切7丁目(京成本線「堀切菖蒲園」から徒歩17分)
行った日:2019/07/18
詳しく:2階建て、4連からなるアパート。賃貸は現在してないようだが廃墟ではない。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
廃墟ではないのでおまけに陣取らせていただきましたが、とても乙な物件も併せて眺めにゆきました。レトロでクラシカル、可愛らしいシルエットなのです。
段々になった2階建てのアパートです。窓はひとつずつ個性を持っています。お美しい‥‥。
中には当然いつも以上に入れませんけれど、この外身を恍惚と眺めるだけでも充分です。
そこかしこに老朽化というか、古めかしさというか、が見つかります。まだお住まいの方はいらっしゃるのでしょうか。新しくすることのバランスをうまくとって、このレトロさを残していってほしいものです。