*基本データ
場所:東京都豊島区南池袋2丁目46付近(池袋駅から歩ける)
行った日:2019/12/30
廃墟になった日:2019年2月時点で廃墟
詳しく:サンシャインシティ近く。区画整理のため一帯が立ち退きとなっている。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★★★
*あれこれ
前回から進み、池袋で買い物といえば、のサンシャインシティに近づいてきました。ガイドは前回同様都内廃墟創造主のトーキョーマスターです。(cf.前回→その251:【廃ログができるまで】住居跡【豊島区】 - 廃墟ガールの廃ログ)(トーキョーマスターの他物件はカテゴリ参照)(創造してません)
区画整理といえば、その224:虎ノ門5丁目【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログが都内代表かもしれませんが、都電荒川線沿いの豊島区も、長いことかけて変わっていく狙いのようでした。(cf.都電荒川線沿い→その102:中華料理 東洋軒 - 廃墟ガールの廃ログやその140:住居跡【都電荒川線】 - 廃墟ガールの廃ログ)
この貼り紙には一体なんと書いてあったのか気になるところですが、こうした「途中」の跡も見つけられる一帯となっていました。
鉄のドア分だけが不自然で、それ以外を覗けばごく普通の一般住宅そのものです。そんなことないと思いますが突然この突貫部分が建てられ、住む人は出ていくことを強要され、あたかも住んでいたことが間違いかのように、そしてがらんどうであることが正しいかのように、そこにはなにかの陰謀が、なにかの謎が――?? みたいなSFではございません。
こんな人間が寄ってくることもありませんでした。(余談ですが廃墟ガールは帽子が本体です、予想外の雨が降ってきたらタオルで覆うのは頭ではなく帽子です。かれこれかぶり始めて干支1周はしていると思うのですが、アホほど浅く被って、というか頭に載せてしまう癖があるようで、ほんとうに一瞬、一度しか会ったことのないようなひとにも角度浅いねとよく言われます。別に頭上を見さえしなければ落ちませんよ。)
カメラロールを見返して、なんだろうこの住宅街? と錯覚するほどです。
廃墟を映す監視カメラを撮る廃墟ガールを撮るトーキョーマスター(エッシャー的構造)
住んでいた方々にはいつ告知されいつ立ち退いたのか詳しいことは知る由もないため想像でしかないものの、生活の香りはわりと残っているような気がします。
カーテンもそのままです。1階部分をくるむ銀の板だけが、非日常なのです。
ステンドグラスにはおさるさんがいらっしゃいました。
いつしか大きなマンションか、広い道路にでもなってしまうのでしょうか。最後に裏手と一目見て、去りましょう――
これは……昨年2月にお散歩した、その169:中華料理 玉竜 - 廃墟ガールの廃ログです! あらびっくり、思わぬところと繋がっていました。同時に1年近く、ここはこのままということになります。整理され整地され整備されるのはいつになるのでしょう。定点観測しても面白いかもしれません。
*廃墟残
残りストック:3
*おまけ
おいしいおさけのおまけです。