*基本データ
場所:神奈川県横浜市
行った日:2017/12/10
廃墟になった日:不明
詳しく:中華食材・食品の老舗店舗源豊行(げんほうこう)と関係がある模様だが詳細は不明。近くにはこれまた歴史のある広東料理店同發(どうはつ)の菓子製造工場もある。
*評価
怖さ:★★☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
入りやすさ:★☆☆☆☆
*あれこれ
中華街や赤レンガ倉庫を周回してくれる「あかいくつ」バスの「中華街」という停留所の近くにある建物です。
いまいち情報が集められず、Googleマップで調べたら卸部って書いてありましてタイトルに起用させていただきました。
(日曜の中華街は大人気で、人気のない引きの写真撮れませんでした‥‥念のためぼかしかけております。)
そこまで古い建物ではなさそうですが、錆の具合がぐっと雰囲気出しています。
きれいに、それこそ現役の建物のように整えられている部分と、放置された部分が混在していました。
反射が著しいガラス張りの向こうです。
給湯機、冷蔵庫、観葉植物が見えます。
※左に見えるボーラーハットは廃墟ガールのものですので悪しからずでございます。
わりと雑多な机上です。
店内が透けるガラスには、壁の容量でお知らせが貼り紙してあります。拡大すると分かりますが、関東学院のクリスマスコンサートのご案内です。今年の12月15日開催だったそうです。
が。この貼り紙、内側から貼られています。日付も最近のものです。
この店内の様子、かなり前から変わらないのかなと予想しますが、ならばこの様子の建物に宣伝の貼り紙を貼る流れになるかなと疑問と浮かぶところです。ミステリのトリックでなければ、内側から貼るタイプなので必ず店内に入りますよね。この雑多な空間を管理する<クリスマスコンサートのお知らせということですよね。なかなか興味深い謎であります。(cf.廃墟の不思議→その48:住居跡【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログ)
ただでさえ文化の入り交じるカオスな地域、建物の新旧もあって、想定外のディープさを味わうことができました。
*おまけ
(小籠包も肉まんも食べるのに夢中で写真がないなんて口が裂けても言えないためアルコールランプでお茶を濁すおまけです。美味でした。)