*基本データ
行った日:2019/04/27
廃墟になった日:不明
詳しく:スーパーマーケット跡地。すぐ近くに移転し新店舗あり。
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
「群馬県の廃墟」というカテゴリをはじめてつくりました。四万温泉、尾瀬、草津温泉などではお世話になったことがございますが、廃墟としての群馬県はこのブログ内ではお初のようです。
邑楽郡でございます。おうら、読み方と漢字ともにかっこよいです。難読地名は好きです。(cf.千葉県難読地名クイズ→その166:田代会館【真冬京都3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)
それで、なぜ邑楽郡をお散歩していたのかは下までには書こうと思うのですけれど、ひらけた公園の近くにここぞとばかりのおおきな図体を見つけてしまうわけです。近寄ってみます。
広くとった入口までのアプローチ、とってつけたような緑ゾーン――きっと季節問わず育つ植物が植わっていたはずです。現状と変わりませんね――、横に長い構造、なんだか既視感があります。
ようく目を凝らすと、Beisiaの文字が浮かびあがってくるのがお分かりになりますでしょうか(マジカルアイではありません)。廃墟としての既視感ではなく、生活下においてよくみる構図だったため、巻きおこった感覚なのでした。
安心する見た目です。以前住んでいた茨城にも実家の近くにも、このようなスーパーがたくさんあります。カート置き場やガチャガチャが、店名のあるでっぱり部分にあります。壁には特売のチラシとお客様からの声が貼ってあるのです。
もうひとつの入口です。スーパーによっては入口と出口を分けているものもありますね。
ただ、残念ながらなんらかのお目目がこちらを管理しているようでした。(cf.落書きはつきもの→その14:ブラックマンション 【茨城県笠間市】 - 廃墟ガールの廃ログやその100:店舗跡×4【板橋区】 - 廃墟ガールの廃ログエトセトラ)
脳内にカート置き場を思い浮かべますと、あら不思議、すっぽりこのシャッターの手前におさまります。
駐車場が奥手に続くようでしたが、手前の柵からの鎖そしてバリケードと、3段階になって行く手を阻まれており、装甲車などでないと駐車は難しそうでした。
「徐行」の標識がお気に入りです。
しかし、すみからすみまでこの目玉軍にサインされています。なにやら壮絶な組織の力を感じますが、たんなるグラフィティ、なのでしょう、おそらくは。
*廃墟残
残りストック:4(補充されました)
*おまけ
ブラジルにやってまいりました。読めません。(cf.こっちも大概だけどな→No168:Ruines de la maison à Ikebukuro - 廃墟ガールの廃ログ)
そもそも、ここ邑楽郡大泉村にやってきたのは、この文化を体験するためです。こちら大泉村に住まう外国人の数は全体の18%なのだそうです。
大手ホームセンターですら、下にポルトガル語の表記がございます。
スーパーはご覧の通りです。しかもこれはなんでしょうか。ひとつ100円以下、激安です。
カイピリーニャでブラジル料理をいただき、パスポートの期限が切れてしまっているわたしにとってはとてもたのしいお散歩でした。ということで何度か群馬が続きます。
ここまで読んでくださったみなさま、素敵なおやすみをお過ごしくださいませ。