*基本データ
行った日:2023/06/18
ん廃墟になった日:2012年時点で半壊状態だった模様
詳しく:県道63号線沿いに位置する飲食店。少なくとも1976年10月時点で存在している。お隣の飲食店も廃業している。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★★
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
もう八月になってしまいましたが、まだまだ水上温泉です。道路の向こうの峠の向こうの緑の向こうにロックオンします。(cf.バックナンバー→その567:【写真大量】ホテル大宮【みなかみぐんま1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その568:廃橋&廃橋【みなかみぐんま2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その569:本家旅館【みなかみぐんま3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その570:奥利根館【みなかみぐんま4/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その571:【モグラ駅】土合ハウス【みなかみぐんま5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
峠よりのくねくね山道のすぐ脇にあります。まずはこちらから観察です。湖畔亭ではありませんが、隣接する飲食店です。
同じステップを撮ったものですが、角度以外にも歴然の差があります。2枚目が撮ってもらったものです。いつもありがとうございます。まあつまり、経年劣化でステップ自体が歪み、道路とも離れてバリアフリーアイテムとしては心もとなくなってしまっている、ということなのです。
お店への入り口は板の並ぶタイプの階段で、立地的にスリル満点となっております。
ツーリングやドライブを楽しむみなさまの憩いの場だったのでしょうね。
下を覗いたらポストちゃんがいました。
山、であることがよく分かる眺めです。地下? 地上? このガラス格子の部分からの眺めはなかなか不思議な気分を味わえそうです。
湖畔亭に移動しましょう。
ここだけ見て建物だとは思えませんね。前回の食堂(の成れの果て)も数ヶ月前はこんな角度だったのでしょう。
圧巻の景色です。多分格子状の部分に壁紙のように板かなにかが張ってあったのかと思われます。大枠がこんなにも歪んでしまうなんて、もう救いようがないです。その合間を競うように配置されている椅子たち。椅子は足を下に、背もたれを上に、地に足をつけて、という概念が存在しない空間のようです。(cf.イスイロイロ→その528:とらふく【爆走海道4-5/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その531:五十嵐医院【撮りすぎ静岡2/10】 - 廃墟ガールの廃ログ、その547:真名団地【バースデー千葉7/8】 - 廃墟ガールの廃ログ、その559:リフト&ロープウェイ【鶏肉大分2/8】 - 廃墟ガールの廃ログ)
飛び出す絵本かもしれません。たくさん撮りましたので、サーカス中の椅子ちゃんたちをとくとご覧あれ。
この縦型がベストショットです。ブログ外のSNSにも投稿しても良い気がします。にしても危ないです。近寄ってはいけません。演目中なのであれば余計に、邪魔をしてはいけませんし。
元々斜めに坂となっている場所に建っており、かつカーブもしていて、さらに建物が手前に傾いているので、もうこれはトリックアートの世界です。
オロナミンCとフジカラーのステッカーがどちらもそそります。令和の時代であれば復刻版かと見まがうことでしょうが、この建物としては現役のもののはずです。
その272:住居跡【カオスカミス2/9】 - 廃墟ガールの廃ログやその329:【プチ冒険×廃ログ】横山釣具店【茨城井戸探し6/6】 - 廃墟ガールの廃ログを思い出す青空です。
別角度からだと骨組み具合がチェックできます。等間隔に伸びる影までもがデザインのようです。
お美しい。ごちそうさまでございました。
*基本データ
行った日:2023/06/18
廃墟になった日:2007/10/18
詳しく:県道63号線沿いに位置する2階建てのホテル。水上温泉の温泉偽装問題が発覚後に事業停止となった。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
もうひとつメモしておきます。さすが温泉街です、進めば廃墟にあたります。落人料理「ざるめし」というのが有名だったそうです。おちんど?
「原」の小部分がいかしていますね。下の赤は上程は劣化していません。(cf.蔦まみれ看板→その258:健康ランドカサマ遊楽園ジャブ - 廃墟ガールの廃ログ)
全貌は横に幅広く、緑がまとわりついています。
絶妙な立地に建っています。
先程見た赤看板と同じ達筆です。
足立区でも足立さんでもありません。
パステルカラーの電話が落ちています、かわゆいです。(cf.電話→その394:化女沼レジャーランド【画像大量1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その448:きっちんせいじ【バースデー長崎1/7】 - 廃墟ガールの廃ログ、その511:小野浦駅【交通安全愛知3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ、その531:五十嵐医院【撮りすぎ静岡2/10】 - 廃墟ガールの廃ログ)
暗がりにも負けない鮮やかな緑がどうしても目を引きますが、割れたガラス、力なき立ち入り禁止ロープ、壁に慣れた手つきで描かれたであろうグラフィックも避けては通れません。諸々危険です。
回して、ではないところがミソです。何度も赤いペンでなぞったのでしょうね。赤インクは褪せやすいですから。
中も少しだけのぞき見えました。もちろん入ってはいけません。このホテルではぶら下げ収納術がはやっていたようです。
奥まったところにガチャガチャがお休みされていらっしゃいました。その170:ホテルなか安【廃墟じゃない】 - 廃墟ガールの廃ログにもある通り、ガチャガチャの機械本体も好きですので、テンションがより一段と上がりました。
よい眺めをおかわりしておしまいです。……と思いきや、まさかの載せ残しが発覚したため、仮分数でいきます。