*基本データ
行った日:2023/06/17
廃墟になった日:不明
詳しく:水上駅近くの廃吊り橋。1970年代からある模様。
*評価
怖さ:★★★★★
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
梅雨真っ只中なのにピーカンの群馬は水上におります。この空模様をご覧いただければ、その暑さがわかるかと思います。(cf.バックナンバー→その567:【写真大量】ホテル大宮【みなかみぐんま1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
画面中心にターゲットです。縮尺から巨大さが窺えます。
見えてまいりました。かっこいい予感しかありません。
圧倒的スケールです! 前日の雨の影響かもともとの性質か川の流れが速く、迫力を増す演出になっていました。さらにお気に入りポイントとしては橋の暗い色合いと、砂・川の明るさのコントラスト、仕上げは晴天と時間帯のおかげで橋の影が川にかかっているところです。この廃墟を見るにあたり、最高のロケーションだったのではないでしょうか。
橋へ向かう階段は途切れていてトマソンと化していました。遺跡のようです。
かっこよさしかありません。叫んだり黙ったりため息をついたり、この景色の前にひとは忙しくなります。
ベストショットは消失点が真ん中にあるいつもの構図です。美しきシンメトリィ。といいつつ、水面にかかる2本目の黒い橋が右下に、今にもばらけそうな橋の木材が左上に配置され、良い仕事をしています。(cf.その391:【暗渠ハンター】住居跡【烏山川じゃない】 - 廃墟ガールの廃ログ、その400:旧福島県尋常中学校本館【400記事】 - 廃墟ガールの廃ログ、その536:工場跡【撮りすぎ静岡7/10】 - 廃墟ガールの廃ログ、その564:【昭和レトロ2/2】豊後森機関庫【鶏肉大分8/8】 - 廃墟ガールの廃ログ)
この2枚は同行者さんが撮りました。かっくいさが全面に押し出されています。
宙に揺れる危うい部品くんもいました。あと少し気を抜くと一巻の終わりです。
反対から眺めても良いものです。息を飲む圧巻の美しさはどの角度から見ても楽しいものですね。(cf.その239:コンクリート桟橋【異世界能古島③】 - 廃墟ガールの廃ログ)
大満足でございました。
*基本データ②
行った日:2023/06/17
廃墟になった日:不明
詳しく:国道291号線からホテル湯の陣に架かる橋。
このへん
*評価
怖さ:★★★★☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
とかいって、大満足しただけでは終わりません(なんて我儘な)。もういっちょ、今度は吊られてない橋の廃です。こんなピンポイントで2箇所も廃橋があるのはなんの因果なのでしょう。
こちらも消失点中心縦写真を。そそりますね。
ぼろぼろ具合は負けていません。そして実はここは1枚目の宣伝文句の通り旅館への歩行者用の橋だった模様。川を挟んで道と旅館を繋いでいるのです。渡ってみてわかりましたがいまはこの橋が使用不可のため、車が行き交う細い道のみがアクセスとなっています。わりと危険でした。
その車道と橋はこんな具合に縛られていました。
すぐ近くに宿泊したのですけど、この辺は湯檜曽温泉(ゆびそ)というそうで、水上ではないみたいです。このあたりはちいさく区切られたエリアで○○温泉が多く、群馬の山間の温泉地、を体感いたしました。
続きます。