400記事突破記念本、廃墟探偵の読みもの集『廃墟探偵集』、いよいよ販売受付開始! →その388:【廃墟探偵集受付開始】万世橋船着場 - 廃墟ガールの廃ログ
*基本データ
場所:東京都練馬区上石神井1丁目(西武新宿線上石神井駅(かみしゃくじい)から歩ける)
行った日:2021/10/16
廃墟になった日:不明
詳しく:
このへん
*評価
怖さ:★☆☆☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
まずは普通の(廃墟を眺めるメモのブログなので普通というかこれで良いのです)物件を並べます。明るいです。
縦です。その206:事務所跡【港区】 - 廃墟ガールの廃ログよりは弱いまぶされ度合いの緑です。(余談ですがこの記事はiPhoneSEから8に変えたばかりの頃のもののようです。cf.iPhone8からSE2→その381:【プチ冒険×廃ログ】店舗跡【湧水天国三島】 - 廃墟ガールの廃ログ)
お住いだった方のお名前が書いてあるのかと思いきや、郵便受けは「毎日 ありがとう」でした。
見に行ったのが10月ですので季節柄もあり哀愁ただよう緑具合で廃墟的にはよい塩梅となっていました。(cf.夏のほうが良いこともある→その131:行川アイランド&行川小学校 - 廃墟ガールの廃ログ、夏は駄目→その9:猿島【探索時期注意】 - 廃墟ガールの廃ログ)
狂気ぶた――その242:【プチ冒険×廃ログ】きのした商店【板橋区散歩2/4】 - 廃墟ガールの廃ログで初めて見た、思い思いの方向をむいて寝ている狂気と愛嬌のあるぶたちゃんのことです――もしっかり、なんなら右隣の目がいっているカエルのほうに狂気全振りしているのではとツッコミを入れつつ、ゲットします。
烏山川(からすやま)
ここからは普通じゃないほうです。暗渠をはしからはしまでただ歩き通すだけの暗渠ハンターパートにまいります。
その354:【暗渠ハンター】中目黒ハイツ【谷戸前川】 - 廃墟ガールの廃ログのときに見つけた「蛇崩よりもっと長い暗渠」です。その389:【暗渠ハンター】店舗跡【玉川上水】 - 廃墟ガールの廃ログも無事狩り終わったので攻めてみた次第、例によって暗渠フェス2daysです。光るステッキには触れてはいけません。
緑道ですのでよく言えば歩きやすい悪く言えばつまらない、でした。街灯もそこここにあり明るい暗渠でした。
だーれもいないトンネルはかっこいかったです。いつでも消失点が中心にある無限通路のような構図は大好物なわけです。
烏山川の見どころのひとつです。Heart Family。このデフォルメされたお姿で名前やプロフィールが決まっているところがまず気になりますし、兄嫁・甥という絶妙な立ち位置も気になります。この像が生まれた背景は知らないのですけど、歩きながら妄想が止まらずに結果「このプロフィールの語り視点は定職につかず実家にいる兄貴の弟(独身/甥っ子とは小さい時にはよく遊んでいたが小学校高学年くらいになり甥っ子がなぜあのおじさんはいつも家にいるのだろう? と疑問を持ち距離を置かれる)で、ご両親が営んでいる商店を2代目として兄貴が継いだ時に法人化したので(今までは個人商店だった)役員として入れてもらい父親の持っていた不動産をいくつか自身の名義に変えてもらって悠々自適に暮らしていて兄嫁がもうちょっとちゃんと働いてほしいと困りながらも面倒をみてあげている」お話になりました。もちろん全部違うはずです。
封印されし井戸もありました。ちなみにハンター仲間であるバックパーマーズさん(ユニット名だそうです)のうちのひとりがいつも写真を撮ってくれています。ありがとうございます。
冒険心をくすぐる地下通路、物語性のありそうな給水塔を超え、ゴールに近い団地の公園へまいります。
この団地の縮図のような遊具です。ここの有名なランドマークのようです。俯瞰図として車や道路も描かれており、団地は立体的にそびえます。
完全に通報案件です。
最後は狂気ぶた。センスが尖りすぎていて違うベクトルの狂気が強すぎました。バックパーマーズさんのひとりさんと協議の末、我々ではどうやっても理解が追いつかなかったので「この地域では年に1回カラフルな柄にペイントされた狂気ぶたが公園を陣取り、地域の発展や安全を祈願する祭りがある」と思うことにしました。
空川(そら)
川なのに空なんて素敵! 名前で推せる! と思ってうきうきで歩き始めたのですが、私有地化が激しくほぼ辿れませんでした。残念です。