*基本データ
行った日:2023/06/17
廃墟になった日:2011/03
詳しく:国道291号線、みなかみ温泉にある巨大老舗旅館。1925年開業。9階建て、客室数84室。施設の老朽化などの理由で民事再生法適用の申請後に廃業。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
なかなか時間が空いてしまっていますがまだ先月のみなかみ温泉におります。有名物件、超巨大旅館です。(cf.バックナンバー→その567:【写真大量】ホテル大宮【みなかみぐんま1/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その568:廃橋&廃橋【みなかみぐんま2/6】 - 廃墟ガールの廃ログ、その569:本家旅館【みなかみぐんま3/6】 - 廃墟ガールの廃ログ)
緑色の合間に見えるピンク色は褪せてしまっています。
緑まみれの立方体を発見しました。かわいいデザインです。当時は旅館への入り口を照らし、非現実を楽しみにしてくる方のわくわくを受け止めていたのでしょう。
遠目から見ていたときは給水タンクかと思いましたが違いました。小さなアンテナの置いてあるスペースです。屋上に天体望遠鏡を置いたら星がきれいに見えそうです。
そういえばこの建物の向かい側は坂になっていて、その上からの眺めはこちらとなります。坂の上には少年自然の家のような建物がありまして、かなり現代的、スタイリッシュなデザインで、余計に目の前との対比が面白い構図となっていました。
左側に写っている人影は廃墟ガールのものですのでご安心くださいませ。
撮ってもらったものです。かっこいいフィルタがかかっているので、ガラスの反射が目立ちます。
残留物パラダイスでした。洗濯機ってこんなに曲線の目立つフォルムになることができるのですね。(cf,洗濯機コレクション→その276:Hotel four season【カオスカミス6/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その483:七洋園&太公望【海辺和歌山5/10?】 - 廃墟ガールの廃ログ、その515:【暗渠ハンター】住居跡【水窪川】 - 廃墟ガールの廃ログ)
さくらい・伊勢崎・さくらいさんの署名。(cf,グラフィティ→その365:【活版印刷あり】ホテル・ラ・レインボー【晴れの国岡山3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
団体客の来訪が後を絶たず、人気の温泉旅館だったそうです。廃業時の負債は数億規模だったとか。その118:信州観光ホテル【灼熱長野4/6】 - 廃墟ガールの廃ログのように、いつかここも解体されてしまうことでしょう。
*おまけ
おまけにもいくつか載せておきます。さすが地方の温泉街、といったところです。こちらは社員寮でした。
自然のモザイクがホテル名をカモフラージュしています。足元にはパイロンとくたびれた傘。良い画です。
次いきます。テンポが大事です。裏から見た廃団地。
近づいてみました。その4:県営釜神町アパート跡 - 廃墟ガールの廃ログのような、いかにも団地らしい団地です。
晴天にも関わらず、鄙びた雰囲気がよく出ているお写真です。撮ってもらいました。
表側はこちら。立派な4階建てです。
さらには廃バスも見つけました。盛りだくさんです。
最近の関心事として「街路灯」があります。