*基本データ
行った日:2020/03/20
廃墟になった日:2006年頃
詳しく:住宅街にあるラブホテル。1990年代に開業されたとみられる。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★☆☆☆
見つけやすさ:★★★☆☆
*あれこれ
字面は那珂市くらいかわいい、神栖市におります。まだおります。(cf.バックナンバー→その271:事務所跡【カオスカミス1/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その272:住居跡【カオスカミス2/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その273:土合SS【カオスカミス3/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その274:廃民宿【カオスカミス4/9】 - 廃墟ガールの廃ログ、その275:店舗跡×3【カオスカミス5/9】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.那珂市→その156:住居跡【茨城県那珂市】 - 廃墟ガールの廃ログ、その157:ホワイトハウス【茨城県ひたちなか市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
桜の木が1本あり、咲き誇っていらっしゃいました。そろそろ日も暮れ始めています。しかし見るべきポイントは手前でも奥でもなく、その間の横長の建物です。
ここは碁盤の目のような地形の住宅街です。周りは一軒家7割、アパート2割、個人商店が1割くらいの比率でしょうか。車道の幅がわりかし広く、それでいて駐禁区域ではないため、堂々と路肩に車を寄せることができます。
何度も書いているのでもし別のメモ。見てくださってご存じでしたらくどくて申し訳ありませんが、廃墟ガールは以前茨城県全域をメインに空き家かそうでないかを社用車飛ばして見まくっていた現場叩き上げの職人でしたので(違いますよ)、その当時神栖市もまわりまくっておりました。そのとき、「えっ住宅街なのに突然旅館……? これは誰向け……???」と疑問を持った覚えがあります。(そのときは釣りに来た方やマリンスポーツをしに来た方向けなのかな、と結論づけました。)
そんな配置のホテルです。ですのでもしかしたら昔ここも通り過ぎていた可能性があります。
板で入口を塞いでいたのが、潮風を多く含んでしなって倒れたのでしょう。中には入れません。
これは良い朽ち具合です。中に電飾が仕込まれていて、夜はさぞかし目立ったことでしょう。
ドラム式洗濯機というのがあります。あれは取り出し口が斜めまたは横になっていますね。これはドラム式でないのに取り出し口が横になっています。使おうと仕掛けた途端、あたりは湖と化すでしょう。(cf.洗濯機→その62:住居跡【茨城県小美玉市】 - 廃墟ガールの廃ログ)
駐車場の数からして、10部屋くらいでしょうか。
ベストショットです。こんな建物が近くにある暮らしは如何ほどなものでしょうか。やはり無意識にないものとして認識からグレーアウトするのでしょうか。
ホテル自体の外観は思ったよりビジネスライクです。どちらかというとその245:HOTEL Ruby - 廃墟ガールの廃ログのような都心部にある見た目です。
反対側も確認しました。こちら側が正規の入り口でしょうか。ホテル名が達筆に記してあります。
ラブホテルの廃墟をお散歩することがあったら、空室/満室の表示は是非とも押さえておきたいポイントです。(cf.こんな風に→その130:ファッションホテル パステル - 廃墟ガールの廃ログ、その172:ホテル高月城 - 廃墟ガールの廃ログ)
構造上、駐車してからチェックインまでは1度外に出ないといけません。住宅街のど真ん中に構えますため、お知り合いに会わないかひやひやしそうです。そもそも住宅街からこちらへ向かう方は徒歩の気もしますが……。
*廃墟残
残りストック:6
*魅惑の神栖情報
このあともう1ヶ所ラブホテルを攻めますが、なんだか貝殻が落ちているタイプのラブホが多いのです。洗面台、ゲームカセット、ぽたぽた焼、お風呂、色々なものが落ちている神栖ですが、貝殻も落ちています。これを神栖のお土産にしたらどうか、という提案がありましたが、「神栖のお土産にラブホテルの廃墟で拾った貝殻を渡す」人間はほうぼうから縁を切られると思いますので、辞めておきました。わたしなら縁切ります。