*基本データ
行った日:2021/07
廃墟になった日:1997年11月
詳しく:1988年開設のホテルと回転式展望塔跡地。瀬戸大橋開通による増客を見込んでドライブインを改装して作られたが、バブル崩壊後に廃業。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★☆☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
写真ばかりの岡山、副音声的メモも今回が最後です。ちゃんとしたところにも行きました。(cf.バックナンバー→その363:犬島精錬所【晴れの国岡山1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その364:グリーンファーム【晴れの国岡山2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
倉敷の廃墟の前にしっかりした倉敷を。タイトルにもあるように基本的に岡山くそあっちかった。きれいな写真がたくさん撮れました。わたしは雨女ですが同行者様の中にやや晴男と曇男がいらっしゃった結果、なんだかんだ差し引きしてこうなったみたい。ありがてえ。(cf.前回→■ - 廃墟ガールの廃ログ)
こういうところすぐ行っちゃう。
そこからの眺め。川に乗るやつ(舟ね)やりたかったけど予約殺到で無理だった。つぎは乗りたい。
沈みゆく階段が見える……!! 千と千尋の路面電車のよう。浪漫。汗だくになりながらザリガニや大きな鳥など生き物観察したり大はしゃぎ。上の左の方は同行者様のひとり。
撮ってもらった。階段をずんずん進む写真。(人間はここまで)
そんできれいな岡山を終えブラジリアンパークの近くへゴー。さっきは横画面、こっちは縦画面の壮観な眺め。
塔がそのまま廃墟になって放置されている。ド迫力!
撮られていた。
いまは降りている下の円盤がまわりながら上まで行ったんだろうなあ。茨城には牛連合があったけど(その333:【色塗り感謝】parlor MIYAKO【ふらり古河2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)岡山には猫邪羅死っていうのがあるみたい。ネコジャラシ。隣のcatが伝統あるチームでそこから派生した少数精鋭チームが猫邪羅死で敵対しているなど妄想して爆笑。
ゆるやかな曲線の客室群! ちなみに入ったら罰金5万円だった。その335:【土浦版】ブラックマンション【お知らせがあります】 - 廃墟ガールの廃ログに比べたら安い。 けど入ってはいけません。
落書きが目立つ。まあきっと外ですらこんな最高なんだから中も圧巻なのでしょうね。
良い眺め! 雨って嫌いじゃない(雨女の僻みではない)けれど、ここは晴れの日に見たほうがいいと思う。
帰路の帰路までからりとした晴天ばかりだった激暑岡山でした。最終日は日差しが寝不足の眼球に刺さりすぎて借り物のサングラスにかなり生かされた。これをMVS(most valuable sunglasses)といいます。以下当事者でないとまったく文字にしても面白くないシリーズですが、やっぱりベッドではねたり置いてあった扇風機争奪戦をしたり冬の枯山水を作ったり(日本庭園を作る知育菓子で途中まで完璧だったのにつまみのナッツやさきいかを生やし始め無事終了)ウインナーばっかり朝ごはんにしたり岡山でなくてもどこでもできるようなことで泣くほど笑っていました。年甲斐もなくこんなことを一生していたいなと常々思っているしょうもないおばさんですが、これに全力でつきあってくださる方が身近にいるのってすごいこと。ほんとーにありがとうございました!
*おまけ
では終わらない。おまけも超重要。4年振りかなんかに、尾道の活版印刷体験ができる「活版カムパネルラ」さんにお邪魔してまいりました。尾道行くなら絶対再訪したかった場所。こんかいはわたしは体験せずに、同行者様が活版印刷でカードを作っているのを写真に撮ったりちゃちゃ入れしたり邪魔したりする係。お店に置いてある見本集の中に、わたしが4年前に作ったカードを発見!! お店のお姉さんにこれ作ったのわたしですと伝えたら、なんと前回行ったときの記事
(cf.→その70:店舗跡【広島県尾道市】+廃墟探検願カードをつくりました - 廃墟ガールの廃ログ)を知っていてくださった!!! そんなことがある?! 嬉しさの極みでひとりだけちょっと違うところでテンション上がってしまっていた。
社会を表しているかのようなおびただしい情報量だ、と思って撮った写真。実際はただの活字たち。ラブ。
活字を拾って版を組んで、印刷機がしゃこんしてカードに刷ってゆきます。
こういう手間ひましかないアナログレトロな空間大好き。
前回わたしが使った印刷機くんはおやすみだった。かなり小ぶりな印刷機らしく、難易度もちょっと高いんだそう。
撮影ブースができていたので持参した前回の作品を飾って撮る。ブログを見てくださっていたお店のお姉さんに、「まだ活動はされているんですか?」と聞かれる。尾道も諸行無常な部分があって、4年の間に新たな空き店舗ができたり、逆に新しいお店がオープンしたりしているんだって。
岡山編はこれで終わりだけど、次の記事はそのおまけ。