*基本データ
場所:岡山県瀬戸内市牛窓町鹿忍830(せとうちしうしまどちょうかしの)
行った日:2021/07
廃墟になった日:2000年頃にはすでに朽ちていた模様
詳しく:塩田跡地を使ったペンション。2010年頃に一帯が水没し始め、2014年頃までに水没ペンションに。
*評価
怖さ:★★★☆☆
廃れさ:★★★★☆
見つけやすさ:★★★★☆
*あれこれ
あっちい岡山におります。写真多めなので副音声的メモのみで。さあさあ、超有名物件へ！(cf.バックナンバー→その363:犬島精錬所【晴れの国岡山1/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
電線や街灯がこんなところに見える。どれだけ沈んでいるのかがよく分かる。あとこのお向かいに水路があってサワガニが死ぬほどいた。もうはじっこは歩けなかった。集合体恐怖症には見るに堪えない(2回目)。
は？？
は？？？？？ いやずるいでしょうこんなの。お噂はかねがね聞いていた物件だったけれど噂以上。車も肩までしっかり浸かっている。
その334:ウェディングプラザオータニ【ふらり古河3/3】 - 廃墟ガールの廃ログは照明、こちらは灯台分。かわいい。
この状態のままで残っているというのはきっとこの湖(違う)と大枠の地形や地質や生態系やが関係しているはずで、おそらく奇跡に近いはず。普通なら即沈んでいるでしょう。そしてたぶん少しずつ沈んでいっていると思われ、次ここを訪れたらもうないかもしれない。
一生同じような写真を量産していられる。
大きな鳥がたくさんいた。枯れ木の各ブロックにバランスよく止まっていた。
防波堤？ というかただの柵というか壁というか、普通の良い大人なら登らないところを登って進む。登るのに両膝をアザにした。楽しいから許す。
スイカの皮となんか計算機みたいのがたゆたっている。
管理棟？ 食堂？ 特別に個性を与えられているやつにたどり着いた。向こうはテニスコートとかかなあ。
管理棟(推定)もぽてっとした曲線三角の屋根なのかわゆい。
シンクが見える。食堂だったかも……
左端に写っているのが歩いてきた高いところ。
少し画角を間違えると山の向こうにはメガソーラー。まじのまじでわかる人にしかわからないと思うけど、節税の香りがする。現場は大ウケでした。
去り際におかわり。いや最高でしかなかった。オタクは最高すぎると怒りだすよ。まじでなんなの？ 尊すぎるんですが？？？？？？
ごちそうさまでした。
*おまけ
犬島で汗だくで遊んでグリーンファームを汗だくで散歩していたらマジックアワーに。グリーンファームは奥まで行って帰ってして30~40分くらいかかった。普通の人ならブチ切れている。虫と湿気と廃墟とサワガニしかないんだもの。お付き合いいただきほんとうにありがとうございます。これは鉄塔と電線地獄、いや天国の場所。わたしは運転席にいたので撮ってもらった。たぶん近い将来画像付きの電子辞書(もう出てるだろうけど)で｢エモい｣って引くとこの画像が出てくる。
向かうは水島展望台。岡山屈指の工場夜景スポットです。(cf.前回→■ - 廃墟ガールの廃ログ)
カメラではうまく撮れなかったけど圧巻の眺め。見えた瞬間叫んでしまった。きゃーじゃなくてぎゃーって(黄色い声とかではなくてただの悲鳴)。それと公式の駐車場は4台分しかなくて路駐覚悟で行ったら運良く空いていてしかも1発でバック駐車できた(茨城仕込みの運転スキルなので駐車が一向にうまくならない)。神。
まあまあ、そりゃ工場夜景なんて綺麗に決まってんじゃん？ みんな好きでしょう。あの綺麗な夜空を思い出しながら、お宿で図画工作。ドライバーがなくてわたしの持っていた裁縫セットの糸切りばさみを無理くり使ってネジまわす。わたしならできない。器用か？
スイッチ
オン！ ｢大人の科学｣様の手作りプラネタリウム！ 点灯した瞬間叫んでしまった。もちろんきゃーじゃなくてぎゃーだったけど、これは女子が好きそうなやつだった。こちらはタピオカiPhoneで撮っていただいたお写真をお借りしました。不器用にも作れた！ 圧倒的クオリティ！ あんなに晴れてたのに夜空に星は見えなかったので、ちょうど良かった。天体観測と君の知らない物語を流して仰向けにみんなで寝転んだらそこはもう外(畳だよ)。最高なことしかしていない激暑岡山、まだ続きます。
