廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その595:弁柄工場&キハ311【ハレ晴レ岡山7/7】

 

 

*基本データ

 

場所:岡山県和気郡和気町&赤磐市仁堀東

行った日:2023/09/18

廃墟になった日:2000年頃&1985年か

詳しく:1922年創業の弁柄事業の工業跡地。&1991年に廃線になった片上鉄道の車両。菊ヶ峠ドライブインに保存されている。

 


*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★☆☆

見つけやすさ:★★★☆☆

 


*あれこれ

 

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1ヶ月半前の岡山編やっと終焉でございます。(cf.バックナンバー→その589:喫茶あとむまたはヴェール&第2Hマンション【ハレ晴レオカヤマ1/7】 - 廃墟ガールの廃ログその590:常盤寮&作陽高校旧校舎【ハレ晴レ岡山2/7】 - 廃墟ガールの廃ログその591:加茂小学校【ハレ晴レ岡山3/7】 - 廃墟ガールの廃ログその592:【湯原温泉1/3】ゆばら阪神&ロープウェイ【ハレ晴レ岡山4/7】 - 廃墟ガールの廃ログその593:【湯原温泉2/3】湯原観光劇場&たねや旅館【ハレ晴レ岡山5/7】 - 廃墟ガールの廃ログその594:【湯原温泉3/3】湯原館&宝来屋【ハレ晴レ岡山6/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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廃工場はいくつか観察したことがございますが、こちらの特徴は壁も天井もレンガも赤い色をしていることです。


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なんと徐行まで赤なのです。


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続く登り坂の脇にかわるがわる大小さまざまな赤が現れます。その71:住居跡【広島県尾道市】 - 廃墟ガールの廃ログの眺めに似ていて、この一角だけでも長居してしまいました。

 

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フェンスの下、坂の下にも赤は続いているようでした。


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あらかわいい。

 

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R色だけ抽出してほかをグレースケールにさせるフィルタが富士フイルムにはありましたので、何枚か遊んでみました。


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最近見た工場の景色といえばその579:避暑失敗北海道③ - 廃墟ガールの廃ログその536:工場跡【撮りすぎ静岡7/10】 - 廃墟ガールの廃ログで、そこでもあった見慣れた「コージョー」の景色に、赤色がぶちまけられています。面白い眺めです。


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トタンだって気を抜きません。きちんと色を揃えていらっしゃいます。


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もちろん細部にまで気を配ります。


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赤は注意喚起や禁止の色ですので、メッセージ性も消さずに景観にも溶け込めて一石二鳥ですね。


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当時はなにかしらの材料がこの滑り台を降りてきていたのでしょう。とりあえず廃ログを滑らせておきました。


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人工物が赤いのか自然に赤くなっているのかわからなくなってきました。

 

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GBもある世界に戻ってまいりました。きわきわで発見したこの街灯がかわいくて立ち止まります。最後まで楽しませていただきました。ついでに、向こうに見える道路は自転車専用道路で、廃線跡を活用して作られたものだそうです。近くを車で移動中、しばらくこの道路(つまり線路)と並走する区間があって面白かったです。

 

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続きまして、輝かしいピースサインの横に鎮座する車両をみにゆきます。(このピースサインについては特に触れなかったのでなんだか学んでおりません。)


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廃線間近に廃車になった車両がこちらのドライブインに保存されたのだそう。粋な計らいです。


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宇都宮車両 昭和28年


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保存・保管されているものですから覗いてみましょう。タラップはもちろんないので覗くのにも登るのが大変でした。


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お気に入りの1枚です。通常の電車ならホームから乗るでしょうからまず撮れない角度です。小人になったようです。


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運転席の車窓から。


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相当年季が入っています。床は踏みませんでした。ただ雰囲気は抜群です。(cf.入れる路面電車その213:【画像大量】廃電車&住居跡&店舗跡&廃旅館&廃銭湯etc【江戸東京たてもの園】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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撮ってもらったお写真ですが、大好物消失点中心写真です。普通の電車内だってこんながらんどうに撮ることは滅多に叶いません。いつもありがとうございます。

 

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そして電車から身を引くと黄色のかわいいおまけがありました。というわけです。いや、前半を考えるとかもしれません。


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その587:避暑失敗北海道㉒ - 廃墟ガールの廃ログとはちょっと違うパターンの双子ソフトクリームちゃんです。(cf.ソロフトクリームちゃん→その358:店舗跡【水路天国富山3/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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扉が開いていますから、せっかくなので中を覗かせていただきました。どこに「#廃ログ」を置こうか迷うくらい雑多に散らばっていました。


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洗面台でも横になりたいときがあるようです。(cf.カセット入れ場洗面台→その274:廃民宿【カオスカミス4/9】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

 

*おまけ

 

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おまけですので多くは語りませんが、岡山県の有名な夢の国へもお邪魔いたしました。空いていてよかったです。メゾネットタイプがまずそうない上に、こんな戦闘態勢万端で迎えいられたものなら、夢か現実かわからなくなるのも至極当然です。


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それはそれは無駄に――いえ無駄なことはないでしょうね――みだりにお馬さんライドを楽しみました。その394:化女沼レジャーランド【画像大量3/3】 - 廃墟ガールの廃ログその506:遊亀公園+‪α【撮りすぎ山梨6】 - 廃墟ガールの廃ログは廃墟ですが、こちらは本物。古くて軋んで揺れました。嗚呼どうか永遠に遺してほしい宝物です。


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雲行きが怪しくなってまいりました。(cf.

その550:【お知らせがあります】住居跡【中野区】 - 廃墟ガールの廃ログ)