廃墟ガールの廃ログ

廃墟散歩の備忘録

その593:【湯原温泉2/3】湯原観光劇場&たねや旅館【ハレ晴レ岡山5/7】

 

 

*基本データ

 

場所:岡山県真庭市湯原温泉

行った日:2023/09/17

廃墟になった日:2002年時点ではすでに廃墟&2013年頃か

詳しく:1970年前後に開業したストリップ劇場。&大浴場や宴会場を備えた旅館。

 


*評価

 

怖さ:★★★☆☆

廃れさ:★★★☆☆

見つけやすさ:★★★☆☆

 


*あれこれ

 

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岡山県湯原温泉のお散歩です。何度も言いますがうしろがつかえているのでなんとか駆け足でいきたいものです。実際はなかなか時間が取れず停滞ばかりですが……。(cf.バックナンバー→その589:喫茶あとむまたはヴェール&第2Hマンション【ハレ晴レオカヤマ1/7】 - 廃墟ガールの廃ログその590:常盤寮&作陽高校旧校舎【ハレ晴レ岡山2/7】 - 廃墟ガールの廃ログその591:加茂小学校【ハレ晴レ岡山3/7】 - 廃墟ガールの廃ログその592:【湯原温泉1/3】ゆばら阪神&ロープウェイ【ハレ晴レ岡山4/7】 - 廃墟ガールの廃ログ)

 

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山の斜面を利用して造られたへんてこな構造の建物です。道路に面した下部ではなく、山の頂上よりの上部をベースとして建てられていますので、空間へのアクセスがまず長めになっているようです。


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こんな高いところで娯楽を味わえるというのが面白いです。基本地下のイメージがあります。かつてはこういった劇場が湯原温泉には12ヶ所もあったそうです。全て廃業となり、廃墟として残っているのはここだけとか。


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床下を見上げて(文字にすると変な感じですね)びっくり、廃蜂の巣があります。その505:【清里遠足レポート⑪~⑬】KIND HOTEL、COLLECTION HOUSE、店舗跡【撮りすぎ山梨4】 - 廃墟ガールの廃ログ以来です。廃劇場入れ子の住居跡です。


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例の入口はこちらです。お楽しみには対価がつきもの、を体現しているのかもしれません(違います)


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異世界の、非日常の、娯楽の入口にふさわしい雰囲気です。

 

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2本立てで効率よくまいります。横長の一帯が営業していらっしゃいませんでした。


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まずは住居跡なのか、こちらも旅館なのか、施設系なのか不明ですがひと区画ごとに区切られたスタイリッシュな空間を持つこちらから。コンクリと煉瓦のコントラストかポイントです。


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お向かいを振り向けばこちらは飲食店。


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おなじみの緑縁どりの丸です。漢字がややこしいですね。型板ガラスはよぞら。いい加減型板ガラスのカテゴリを作ったほうが良いのですが一向にやっていません。


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なると柄もありました。

 

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ガラスへ盛大に写りこんでしまったので青くなっています。


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いろいろな配置のたねや旅館を堪能できます。全7部屋だそうなので旅館にしては小規模ですけど、岩風呂が売りだったようです。こじんまりとした旅館の中に岩風呂、どんな構造か興味があります。


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この看板はずいぶんとポップですね。


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隣接する中華料理屋さんです。(cf.WiFi使えます→その228:【プチ冒険×廃ログ】店舗跡【北千住さんぽ3/4】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.WiFiじゃありません→丸ノ内線散歩企画【28駅全制覇】 - 廃墟ガールの廃ログ)


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電光掲示板の廃。


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中はまあなんというか、中華料理屋然としていらっしゃいます。


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最後に全体を裏側からです。細長の構造がよくわかります。コンパクトな温泉街、コンスタントに廃墟、しかもそれも観光材料にしている湯原温泉、たいそうすてきです。

 

 

*おまけ

 

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おまけは純喫茶コレクションから。湯原温泉にはおじいちゃまがやっている喫茶店があり、昔ながらのパンケーキとバラン付きのたまごサンドを嗜みました。雰囲気もバランもパンケーキのこげもすべて好みでゆったりできました。


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それからこちらは別エリアですが、手前がゲーム筐体の席、奥がこのように水槽の席になっている喫茶店。手前が空いていたので席について1枚目のオレンジライトを撮ってほくほくしていましたら、「空きましたのでどうぞ」と奥の席へ移らせてくださったのです。ので2度美味しい思いができました。お腹がすいていてお食事をしまして、お米系のお食事メニューが非常に美味でした。


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きっと開業当初はこんなシステムではなかったのだとお察しするのですが、どうやら水槽席が人気すぎて、公平性を持たせるために手前に案内された順で水槽席が空いたら移動させてくれる流れのようでした。手前しか空いていないと案内されると諦めて帰っていく10代の女の子のお客さんの多いこと……ほか「空いたので移ってもいいですか?」と店員さんに質問して「順番にご案内していますので」と回答をもらっているかた、やっと案内された水槽席の主が金魚ではなく亀さんだったので写真を1枚も撮らずに帰っていくかたなど、SNSの闇を見てすこし怖かったです。本来ならそんな魂胆が渦巻く店内ではなくて、思い思いの空間と時間を過ごす場所なのだと思うのですけど。なにはともあれ、なにも知らずゲーム筐体の席で喜んでいたら水槽にも行けて嬉しい限りでした。

続きます! あと2つ!

 

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