(cf.バックナンバー→その502:山中湖周遊【撮りすぎ山梨1】 - 廃墟ガールの廃ログ、その503:大正館+α【撮りすぎ山梨2】 - 廃墟ガールの廃ログその504:ニューローヤル+α【撮りすぎ山梨3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
その223:the Hotel Cadillac House【清里遠足レポート⑩】 - 廃墟ガールの廃ログ以来の清里への再訪! ということで副音声です。まさかこのレポート用紙をまた書くことになるとは(真面目にやれや)。車を停めて適当にお散歩していたら廃ホテルを見つけ、向かう途中に「なんか面白いタイルの床がある、お風呂跡とかかな」って話していたら、事前調査でのお目当てのひとつだった旅館の跡地だった。こちらは解体済。ほかに新規で見つけたものをメモ!
⑪KIND HOTEL
まずは上のタイル床の奥にあったこちら。ノーマークだったのでプラマイゼロで結果オーライとした物件。
早速配電盤が危険です。近寄ってはいけません。
この外階段もきっと力の入れ方によっては千と千尋の神隠しの配管みたいにベリベリっと剥がれてゆきそう。
四隅のまんまるさ、謎の傘の柄のようなでっぱり、かわゆいです。なんでしょうこれ。
火気厳禁と温度計。
秘密の扉もはしっこに隠れていました。
危なっかしいばかりです。今回のペースで清里にまた再訪するとしたら次はまた3年目となるでしょうけど、そのときまではこのコードはもたないでしょうね。
「FEEEA……??」「freeeじゃなくてね」のpiton。どう考えてもcoffee tea。
先程からガラスのデザインがお美しく、壁やほかの窓はわりとビジネスホテルの様相なので目立ちます。
やっと来ました正面。インバウンド向けにも見える看板。
非常ハシゴ自身が非常事態。
1泊おいくらだったのかしら。
最後にこの角度から。かなりの部屋数を携えてそうなホテルです。
⑫COLLECTION HOUSE
続いて、シンメトリィがお美しいこちら。格子の中ひとつにアルファベットひとつのルールがあるようです。
断崖絶壁! 絶対危険です。
そして、ななんと廃井戸を発見! すかさず井戸子さん(地図子さん)(id:chizuchizuko)に報告してしまいました。井戸子さんはこの布に包まれているシルエットを遠出に見ても井戸と識別できる機能を搭載されていらっしゃいますが、わたしはまだまだなもので、看板があって助かったばかり。
左隣にもう1件。看板のバンパーを横目に進みます。こちらも地形を利用して建てられています。道路もひび割れていて危なかった。絶対に近寄っては駄目。
こちらが本体(?)でしょうか。やはりシンメトリィ。ちょっと神殿ちっくで技ありデザインです。
開店した年号ですかね。
なだらかな鈍角三角屋根もかわいらしい――と見上げてはてとします。これは?
蜂の巣がありました。もう使われていないようです。ので、「廃蜂の巣」「蜂の住居跡」「 もう1件廃墟見つけた」などと大興奮でした。しかもこの一家はどうやらこの建物のどこに巣作ればよいかがわかっていたようなのです。線対称を崩さずにシンメトリィの1部となる蜂の巣。審美眼がありますね(そうでしょうか)。
⑭店舗跡
最後は清里駅周辺からはちよっと離れたこちら。たまたま車を走らせていたら見つけました。高所ドア?? と思ったわけです。
正面側からの全貌はこちら。3階建てくらいの建物、ガラス張りで曲線の部分もあり、デザイン性があります。
なにに使われていた建物なのでしょう。駐車場スペースが近くにはないのでパチンコ屋さんではなさそうです。ゲーセンの気もします。(cf.少し似ている→その333:【色塗り感謝】parlor MIYAKO【ふらり古河2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ)
草の向こうへ目をこらすと、アイスの冷凍庫が見えます。(cf.愛すべきアイス→その375:【暗渠ハンター】商店跡【夏休みの宿題・絵日記編】 - 廃墟ガールの廃ログ、その375:【暗渠ハンター】商店跡【夏休みの宿題・絵日記編】 - 廃墟ガールの廃ログ)
それとお向さんに事業用と居住用を兼ね備えたアパートのような物件も廃と化していました。
現役当時はもっとパステルカラーだったのでしょう。
トイレがたくさん並んでいました。ど、どういうことでしょう????? (cf.主役のトイレ→その186:【画像大量】アドベンチャーランド跡地【ジャパンスネークセンター】 - 廃墟ガールの廃ログ)(cf.露天トイレ→■ - 廃墟ガールの廃ログ)
太めのぐねぐねの細枝が階段に絡み合っていました。さてさて、いつまで続くのやら。