カードゲーム画像で出オチかつ効率よくアホほどまわった廃墟たちを更新してゆこう! のキャンペーン中です。画像を作る手間はあるのでこれが効率化に繋がっているのか疑問が残りますが置いておいて。副音声です。(cf.バックナンバ→その578:避暑失敗北海道①② - 廃墟ガールの廃ログ)
企業様が施設老朽化に伴い解体を決めたものの小樽市が猶予が欲しいと申し出て現在は解体を免れている建物だそうです、有名物件。(いやこれはカードの中に書きなさいよ)
楳図さんタッチで落下物に絶叫している少年が描かれています。
少年が絶句するように、壁が剥がれたり部品が落ちてきたりしたら危ないので、ネットが張られ対策がとられているようです。
見たことのない「缶」です。「付」の点が逆向きなのもかわゆい。看板のフォントは見ていて飽きません。
レール含めかっくいい。
ほらほら、運河が見えてきました。◯◯◯◯
でも一旦こちらへフォーカス。1990年の受賞ですって。この賞の冠を戴いてから33年、すごいことです。
準備はいいかな? ゴー!
めちゃくちゃ日焼けしましたけど、晴れていて良かった……
水辺沿いにある立地と、小樽ブランドと、なにより北の大地スケールで圧倒的見応えと、そういった要素で人気スポットになっているのでしょう。こんなのかっこいいに決まっています。さらに水面が反射して廃れた壁面がきらきらと輝くのです。チームラボですか??
「え?! なにこれ?! は?!」と怒り出す語彙力のないオタク。(cf.オタクは尊いのキャパオーバーでキレる→その364:グリーンファーム【晴れの国岡山2/3】 - 廃墟ガールの廃ログ、その389:【暗渠ハンター】店舗跡【玉川上水】 - 廃墟ガールの廃ログ、その548:国府関団地【バースデー千葉8/8】 - 廃墟ガールの廃ログ)
見たことない連絡通路? 運搬路? があった。
ろくに調べないで見たものをぎゃーぎゃー騒いで感じるタイプなのでもちろんそう調べずに現地に向かって、現物を見たときは缶詰工場なので、例えばお魚の骨や缶詰にならなかった部分を下の階へ送るときに使ったのかなあなんて予想していました。でも缶詰の保管倉庫ってことだから、缶詰の部品などをころころ螺旋から落としていたのかしら? 螺旋くんは小刻みだしこの距離でもある程度スピード出そうだけど、くの字くんは緩やかでスロープの途中で止まってしまわないか心配。とか言って全部間違った妄想かもしれない! 螺旋に見えているのすら間違いかも……(?)
まあるい折り返し地点です。両端にあるこの錆格子は貨物エレベータみたいなものでしょうか。
ナショナルジオグラフィックみたいな瞬間が撮れた。ウミネコはわりといろいろなところにいらっしゃいました。(cf.蕪島には負ける→■ - 廃墟ガールの廃ログ)
心惹かれるということはたしかに老朽化が著しいということなのだろうけど、できる限り保存して小樽の顔を務めていただきたいなの場所でした。
奥の橋とツーショット、ベストショット。ため息ものの景色です。暑さに張り合える景色。雪化粧の倉庫も拝んでみたいものです(が、雪道の運転怖い)。
もちろんぶたちゃんのことも忘れていません。北海道にもぶたちゃんはいます。(ぶたちゃんとは? 狂気ぶた。公園や団地や暗渠にいる石の象形遊具のことを勝手にそう呼んでいるよ! Twitterアカウントもあるよ。)
それから、ここは是非ともと思って行くべき場所リストに入れておいた公園です。パン工場が近いからってパンモチーフの遊具! クロワッサンの土管、食パンの滑り台、後ろにはパン釜も! センスの塊。食パンは1枚スライスされてでろーんってなったところを滑るという(あまり滑らなかった)神がかったデザイン。
いちおう(?)小樽に来たので、車を停めてぷらっともしてみました。そしたら①の旧手宮線を見つけスタンド・バイ・ミーしたり、運河沿いの古い建物が面白かったりと、なんと気づけば2時間超。もちろんあぢかったですがあっという間すぎて、車に戻って駐車料金の精算のときにわかったのです。
この並びにこの雰囲気のままにびっくりドンキーがありました。さすが北海道。
キラキラした鎌倉川越箱根京都の観光メインロードのような場所ばかりかと思いきや、1本逸れるとまだ「古き良き」といった顔を見せてくれる小樽、前者ばかりと勘違いしていました。純喫茶もちらほらありそうで、ほかのお店も入ってみたいです。お店の閉店時間が総じて早く(ここはちゃんと観光地)、次はもう少し早めに散歩します。